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聞き手の心を惹きつける「間」の取り方

おはようございます。水野です。
本編の前に、お知らせです。
出版記念講演を、いよいよ今週の土曜日に開催します。
9月に「一流の部下力」と言う本を出された上村さん。
そして、10月に「結果を出す人の勉強法」を出した
水野が、本には書ききれなかった話を、半日かけて
させて頂きます。
私のメルマガをお読みになっている方なら、絶対聞く価値ありの、
このW講演会に、是非皆さんいらして下さいね。
講演会の詳しい内容はこちらです。
 → http://www.bestseminar.jp/event/w_publication.html
 ※ お支払いは、当日現金で受け付けています。
   お振り込みの必要はありませんので、お気軽に
   お申し込み下さい。
さて今日は、biz.IDでも書きました、人を惹きつける
間の取り方についてお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● マイケル・ジャクソンの究極の「間」
─────
先日、世界中に衝撃が走った、マイケル・ジャクソンの急逝。
その彼が、死に際まで取り組んでいたロンドン公演の
リハーサル映像を元にしたドキュメンタリー映画
「THIS IS IT」
が、先日全世界同時ロードショーとなりました。
上映期間が2週間しかないということで、私もさっそく
見に行きましたが、やはり世界的エンタティナーのすごさに
圧巻されました。
とにかく、すごいところ、素晴らしいところはたくさんあるのですが、
今回特に取り上げたいのは、マイケルの「間」へのこだわりでした。
歌い出しのきっかけ、曲中での「間」の時間、エンディングの
終わり際など、とにかく、一つ一つの「間」に対して、徹底的に
こだわるんです。
「ここはぼくがきっかけを出すからそれを合図に」
といった感じで、とにかく、観客を惹きつけるための「間」を、
非常に重要視していました。
彼が重視していた「間」、その究極ともえるものが、少々時間を
遡りますが、1992年にルーマニアのブカレストで行われた
「デンジャラス・ツアー」のオープニング。
このとき、マイケルは、オープニングでステージに登場してから、
なんと1分39秒、立ったまま微動だにしませんでした。
さらに首だけ舞台下手に振って7秒。そして、たっぷり11秒も
時間をかけてサングラスを取り、その直後、ターンを決めて
一曲目の「Jam」を歌い始めたのは、ステージ登場から、
2分も経ってからのことでした。
この間によって、歌い出す前から、観客は大興奮状態。
そして、歌が始まる前から何人も失神者が続出し、
スタッフに運び出されていました。
これを見ると、彼のステージの魅力は、ダンスや歌も
さることながら、この観客を熱狂させる「間」にあり、
マイケルは、その重要性を十二分に理解していたのだと、
映画を見ていて思い知らされたのでありました。
 
 


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  ● 聞き手の心を惹きつける「間」の取り方
─────
研修やセミナーなどでスピーチなどのやり方を教え、
その際に「間」の取り方の重要性をお話しすると、
時々、受講生から
「何秒くらい『間』を取れば良いんですか」
と質問されます。
しかし、この質問は、とても答えにくいものなんですよね。
その理由を説明する前に、そもそも、なぜ「間」を取る必要が
あるのかを考えてみましょう。
「間」を取る必要性の理由、私自身は、
 ★ 聞き手の「話を聞きたい」という欲求を増幅させるため
に取るものだと考えています。
 「次にこの人は何を言うんだろう」
と言う気持ちにさせ、その言葉を聞きたいと思わせる気持ちを
ぎりぎりまで高めさせること。
これが、トークにおいての「間」の役割なんですよね。
そういう意味で考えると、「間」の秒数よりも、もっと重要なことは、
 ★ どこで間を取るか
ということなんです。
だから、間を取ることが苦手だという人は、間の秒数よりも、
こちらの方をきちんと意識しましょう。
 
 
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           今日のトーク術・質問
  「間」は、何秒とるかより、どこで取るかの方が重要
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
講師業の方ならともかく、ごく普通のビジネスパーソンならば、
プレゼンやスピーチなどで人前で話す時間は、せいぜい5分程度、
長くても10分くらいですよね。
それくらいの時間ならば、
 ★ きちんと「間」を取るのは1回だけ
に制限しておきましょう。
その代わり、たった一回の「間」を効果的に使うのです。
では、どこでその間を取ればいいか。それは、
 ★ 一番伝えたいことを言う直前
です。
そのためにも、スピーチの全体を考え、一番相手に伝えたいことは
何かをひとつだけ選び出して欲しいのです。
じっくり考え抜いた、たったひとつの伝えたいこと。
これをきちんと選び抜いた上で、それを伝える直前に
「間」をしっかり取る。
そうすれば、あなたの話は聞き手の心に届き、あなたの話は、
聞き手の気持ちを惹きつけることでしょう。
マイケルも、観客を惹きつけ、自分の音楽に観客を引き込むために、
どのタイミングで「間」を取ればいいかを考え抜いていました。
私たちは彼のようなエンタティナーではありませんが、
ぜひ彼に習って、聞き手を自分の話に引き込み、
効果的に自分のメッセージを相手に伝えるために、
 ★ たった1回だけ使える「間」を、どこで取ればいいか
を、考え抜いてみて下さいね。
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  ● 編集後記
─────
最近、au携帯でネットのチェックをするようになってきたのですが、
かなり頻繁に使っていたせいか、携帯電話の利用料が5千円以上
増えてきてしまいました。
で、どうしたもんかと思っていたんですが、どうやら、iPhoneが
月々6千円ちょっとで使えるとの情報が入ってきました。
iPhoneは、利用者も多いし、話題も高いうえ、携帯サイトだけ
ではなく、PCサイトも、定額で閲覧できるとのことでしたので、
どうせだったら、通信環境はiPhoneに乗り換えることにしました。
で、早速手に入れて使ってみたところ、想像以上に使い勝手が
良くてびっくりしました。
指先で画面をコントロールできるというのは、CMとかでも
見ていましたが、これほどまでに快適で便利なものとは思いま
せんでしたし、画面の解像度が低いのに、とっても見やすく、
大きなサイズのwebサイトも、思った以上に快適に
ブラウジングできました。
ちょっとはまりそうですね。これ。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
これ、直すの結構大変だったんですよ。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20091116.html
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