おはようございます。水野です。
メルマガの前に、セミナーのお知らせを。
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さて今日は、映画「おくりびと」を見て、
思った事をお話したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 汚らわしい仕事
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遅まきながら、昨日ようやく、映画「おくりびと」を観ました。
今年のアカデミー賞を取ったこの映画、おそらく、
知らない方はいないでしょう。
ようやく掴んだ、オーケストラのチェロ奏者としてのポジション。
しかし、すぐにそのオーケストラが解散してしまうことに。
自らの才能にも限界を感じ、チェロ奏者としての道をあきらめ、
国に帰って新しい仕事に就こうと、奥さんと一緒に山形へ帰る
主人公。
そこで、求人広告にだまされ、亡くなった方を棺に納めるという
納棺師の仕事に就いてしまいました。
そこから始まる、悲喜こもごもの物語、という展開で、
映画は進んで行きます。
まあ、あまりネタ晴らしをするのもアレなので、ほどほどに
しておきますが、ひとつだけ、そうだよなあ、と思った
エピソードをご紹介したいと思います。
それは、主人公が納棺師という仕事に対して、手応えを
感じ始めた時のこと。
その時、彼は、自分の仕事が、他人から偏見に満ちた
目で見られていることに気づきました。
幼なじみの友人からは
「もっとましな仕事さ付けや」
といわれ、奥さんからは、仕事を辞めることを強要され、
辞めないと実家に帰ると言う彼女を引き留めようとすがりついた時
「触らないで! 汚らわしい!」
といわれてしまいます。
呆然とする主人公。一度は仕事を辞めようとします。
しかし、最終的に彼は、納棺師の仕事を続け、
友人や奥さんは、それを認めることになりました。
果たして、主人公は、どうやって友人や奥さんを
説得したのでしょうか?
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● 自分の仕事を友人や家族に認めて欲しい人へ
─────
納棺師とは、人の死に接していく仕事であります。
毎日毎日、死体と触れ合う仕事です。
人の死をネタに、お金儲けをする仕事です。
そういう視点で見てしまうと、この仕事はとても
人様に胸を張ってやっているとは言えない仕事ですよね。
主人公の友人や奥さんも、納棺師という仕事に、
そういったイメージを持っていたようです。
また、納棺師に限らず、偏見の目で見られる仕事、
また、友人や家族の価値観と照らし合わせてみると、
認めがたいという仕事は、世の中にたくさんあります。
そういった仕事をやっていきたいと思い、その思いを
反対する人に認めてもらおうとする場合、多くの人は
■ 言葉によって相手を説得しようとする
ことに、エネルギーを費やします。
しかし、こういった、相手の価値観からずれたものを認めて
もらうには、言葉で相手を説得しようと思っても、まず無理
なんですよね。
こう言う時に、反対する人に認めてもらう、おそらく
唯一の方法は、
★ 自分の仕事をする様を、その人に見てもらう
でしょう。
「おくりびと」の主人公も、友人や奥さんから、
自分の仕事を認めてもらうのですが、それは、
幾万弁もの言葉を費やした結果ではありません。
納棺師としての仕事に取り組む姿を、しっかりと見せた
ことによって、自らの仕事の意義や素晴らしさを伝えたのです。
だから、もしあなたが、家族や友人から、自分が取り組もうと
している仕事に反対されているとしたら、その人達に納得
してもらえるように、自らの取り組み姿勢を、その人達に
しっかりと見せてみましょう。
ひょっとしたら、理解を示してくれるようになるかも知れませんよ。
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今日のトーク術・まとめ
言葉ではなく、自らの仕事への取り組み姿勢を見せて説得しよう
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こう言うと、
「いやあ、いくら自分の仕事を見せても、
あの人は頑固だから、納得してもらえないよ」
と言い出す人も出てくることでしょう。l
しかし、果たして、あなたが認められていないのは、
本当にその人が頑固だからなのでしょうか。
個人的には、その人が頑固だと言うよりも、
■ あなたの仕事が低い水準にとどまっている
ということが、大きな理由になっていることを、
まず真っ先に疑った方が良いと思います。
たいしてお客様を喜ばせないような仕事をしている、とか。
自分が満足するだけのためにやっているだけ、とか。
そういった、あなたの仕事ぶりに、
★ あなたの仕事に取り組む本気さ
が現れ、そしてそれが社会の役に立つものと認められない
のであれば、きっと反対する人はずっと認めることはないでしょう。
しかし、自分自身が本気であり、その本気に取り組む行動が、
お客さんに対して、十分な価値や喜びを与えていることが
見て取れるのであれば、ほとんどの場合、認められることでしょう。
認められない理由を相手の生にする前に、
★ 反対する人ですら、思わず応援したくなるような仕事
ということを念頭に置いて、自分の仕事に取り組んでみては
いかがでしょうか。
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● 編集後記
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しかし、主人公の納棺師を演じた本木雅弘さん、
男の私から見ても、メチャクチャかっこよかったです。
死体と接する立ち振る舞いの全てが、とっても優雅で、
繊細で、さすが、プロの納棺師の方から、
「俳優がダメでも、こちらの仕事で十分食べていける」
とのお墨付きをもらっただけのことはあります。
何より、映画全編から、
「この映画を作りたい!!」
という気持ちに充ち満ちていたんだろうな、と思えるほど、
本木さんの情熱が伝わってくる映画でした。
やっぱり、人並み外れた本気さは、周りの人を動かすんですね。
素晴らしい役者さんですよね。
見習わせて頂きます。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
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