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他人が分かる地図を描くということ

おはようございます。水野です。
メルマガの前に、セミナーのお知らせを。
今度の12月23日に、今年最後のライブセミナー、
  「人の心を動かすメールセミナー メルマガ事例編」
を開催いたします。
個人ブランディングをしていくにあたり、重要なスキルの
ひとつとなる、
  「人に喜ばれる情報を継続的に発信できる力」
を身につけるための考え方、方法をお話ししますので、
ご興味のある方は、是非いらして下さいね。
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さて今日は、昨日に引き続き、スタジオジプリの鈴木さん
のお話をご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 実習:地図を描いて下さい
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昨日のブログで、鈴木さんが母校の小学校で、正確に伝えること
についての受業をやった時のお話を取り上げました。
読み書きソロバンの本当の意味
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1031967.html 
そのメルマガを読んだ読者の方から、
「鈴木さんは、小学生達に対して、具体的にどんなことを
 教えたのか」
という質問をいくつか頂きました。
私も、これについて、後のメルマガで取り上げようと
思っていましたのですが、せっかくですので、ネタが
新鮮なうちに、書いておこうと思います。
ただ、その前に、せっかくですから、皆さんも
手近にある紙に、地図を描いてみて下さい。
そんなに難しい地図でなくても結構です。
自分の自宅から、歩いていける範囲の場所までの地図を、
知らない人似も分かるように書いてみて下さい。
その地図を描いたら、次の章へと読み進めて下さいね。
 


━━━━━
  ● 他人が分かる地図を描くということ
─────
……さて、地図は書けたでしょうか。
その地図を見ながら、次の質問に対して、YESと答えられるか
どうか、チェックしてみて下さい。
1.目的地がわかりやすく書かれているか
どこにたどり着けばいいかが分からないと、地図の役目は
果たせません。
パッと見て、すぐにここに行けばいいと分かるように、
目的地をはっきりとわかりやすく書いているでしょうか?
2.現在地がわかりやすく書かれているか
どこに行けばいいかが分かっても、今自分がどこにいるのかが
分かっていないと、目的地までのルートを見つけることが
出来ません。
今自分がいる場所が、明確に分かるように書かれているでしょうか?
3.目的地までのルートが、きちんと描かれているか
現在地から目的地までが一本道なら、わざわざルートを
書かなくても良いかもしれませんが、何本もの道が
あるのでしたら、どこを通っていけばたどり着けるかを
わかりやすく明示しておく必要があるでしょう。
4.途中でルートを確認できる目印は書かれているか
曲がり角など、ポイントポイントでは、そこで曲がっても
間違いないと分かるように、目印となるお店などを書き込むと
良いでしょう。
また、一本道が続く場合でも、今自分が間違った道を
歩いていないかという事を分かって安心してもらうためにも、
途中の目印を書き込んでおくと良いでしょう。
5.縮尺が書かれているか
勝手知ったるあなたならいざ知らず、まったく知らない人が
あなたの地図を見た場合、現在地から目的地まで、果たして
どれくらいの距離があるのかが分からないと不安になります。
また、手書きの地図のように、正確な地図が書けない場合は、
ここからここまで何分と言ったように、時間の手がかりを
提供することも出来るでしょう。
次の曲がり角まで、何メートル、または何分歩けば良いのか、
そういっ情報を地図を見る人に伝えるのは、とても重要です。
6.方位が書かれているか
実は、ちまたにある地図の中でも、この方位を書いていないものが
結構存在するんですよね。
でも、実際の町中に出てしまうと、どちらの方向に向かえばいいか
地図があっても分からなくなることが、方向音痴の私にはよくあります。
その時、方位が乗っていると、コンパスを見て、おおよそ向かうべき
方向が分かるので助かります。
相対的な位置関係ではなく、絶対的な位置関係も分かるように、
東西南北を示す方位を書くことは、重要な事でしょう。
……いかがでしたでしょうか。
実際に鈴木さんは、講義ではなく、子供達一人一人の地図を見て、
個別にアドバイスをしていました。
そして、そのアドバイスのなかで、なぜこう言ったことが必要なのか、
その考えを教えていたんですよね。
皆さんの地図はどうでしたか?
必要なことが書き込まれていましたか?
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
  あなたの地図は、見知らぬ他人にも分かるように書けていましたか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ところで、この地図の書き方、仕事をしていくにあたっての、
コミュニケーションにも、まったく同じことが言えるのに
気づいたでしょうか?
 1.ゴールを示さないと、どこに向かって仕事をするのか分からない
 2.現在地が分からないと、何から始めればいいか分からない
 3.ゴールへのルートが分からなければ、仕事の段取りがとれない
 4.途中途中のマイルストーンがないと、正しく仕事が進んでいるか
   分からず混乱してしまう
 5.仕事のボリュームや期間がはっきりしないと、どこまでやれば
   良いのか分からず、不安になってしまう
 6.方針、理念、ビジョンがないと、ときとして、あらぬ方向へと
   向かってしまうことにもなりかねない
……ね、上手く仕事をやっていくために必要なことと、
ほとんど一緒でしょ?
特に、リーダーと名のつく立場にある人にとっては、
この考え方はとても重要になります。
大金を預かり、大量の人を動かす、ジプリのリーダーである
鈴木さんからこそ、
 ★ 自分の仕事を地図を描くことになぞらえて
子供達に伝えたのでしょうね。
私も、この6項目に、自分の仕事を照らし合わせて
見直してみたいと思います。
 
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  ● 編集後記
─────
街中でコンパスを取り出すというのも、大げさのように
思うかも知れませんが、重度の方向音痴をなめてもらっちゃ
困ります。
もう、本当に分からないんだから。
半べそ書いて泣きながら道に迷うことなどしょっちゅうですからね。
だから、前にも書きましたが、GPSナビにコンパス機能のついた
iPhoneは、本当に重宝しています。
これがあったら、もう迷わないです。地上では。
地下は、ダメ。電波が届かないから。
ですので、地下鉄は相変わらずよく迷います。
残念。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
これ系のおもちゃは、案外当たりがおおいんですよ。ええ。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20091215.html
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