サイトアイコン よむ注射 ~水野浩志のメルマガバックナンバー~

人を大切にするということ

おはようございます。
水野です。
さて今日は、アルバイトを雇っている経営者や店長さんに向けて
とあるマンガで読んだお話をしたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● アニメイトの社長の訓示
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昨日に続き、オタク界で有名な人の登場であります。
私の好きで敬愛してやまない漫画家の一人であり、このメルマガにも
ちょくちょくご登場していただいております、島本和彦さん。
この方が、もう丸10年連載しているマンガがあります。
それは、「アニメ店長」。
おそらく、ご存じの方はそう多くないでしょうが、アニメ好きの
方たちには有名なはず。
このマンガは、国内でも最大手である、アニメ・コミック・ゲーム
グッズの販売チェーン店「アニメイト」が発行している情報誌
「きゃらぴぃ」で、2000年の6月から月1回8ページで連載されて
いるものです。
このマンガのおもしろいところは、実在する「アニメイト」
というアニメグッズ販売チェーン店の裏側を、かなりきわどい
所まで暴露してしまうところ。
登場人物も、主役やレギュラーキャラクターは架空のものですが、
アニメイトの社長や社員など、実在の人物はしょっちゅう登場
しますし、マンガの中で語られるエピソードも実際にあった
事をベースに作られている模様。
ということで、業界の裏事情好きの人にとっては、非常に
興味深いマンガであると言えましょう。
このマンガ、先日、2年半ぶりに第4巻が発売されました。
早速購入して読んでみましたが、今回の話も、企業論理と
顧客満足との対立など、かなり立ち入った話を、ギャグマンガ
に仕立てて展開して、さすが島本さん、といったものでした。
そんなエピソードの中のひとつに、2008年新年の時に
行われた、高橋社長の訓辞の話がありました。
社長は、こう言いました。
  「人を、大切に!」
  「お客様を、大切に!」
  「バイトも……バイトも、特に大切に!!!」
この言葉を聞き、このマンガの主人公である、池袋本店の店長、
兄沢は驚きました。
  「おおっ! 大切にしなくなりがちなバイトを特に!!」
さて、高橋社長のこの発言の意図とは、何だったのでしょうか?
 
 


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  ● 人を大切にするということ
─────
多くの人は、今という一時点しか見ていません。
今このときの状況や立場だけで物事を判断したり、
行動したり発言するわけです。
しかし、今の状況というのは
 ■ 所詮、今だけの話
でしかないわけで、この先に状況や立場が変わったら、
今までとってきた判断や行動、発言が問題を起こすことも
ままあるわけです。
高橋社長は、話をこう続けました。
 「バイトには無限の可能性があり、いろいろなものに変化する。
  お客さんになってくれる人、
  社員になる人、
  そして、我々が気を遣うべき会社側の偉い人になる可能性!
  さらに、声優さまになる可能性!!」
訓辞を聞き、衝撃を受ける社員に向けて、こんな話をしました。
 それは、ある人気声優が、アニメイト主催のイベントに
 来てくれたときのこと。
 イベント終了後、とある社員とばったりあったその声優さんは、
 その人の顔を見るなり、泣き出してしまったそうです。
 訳を聞くと、以前彼女はアニメイトでアルバイトをしていた
 ことがあり、そのときに、その社員の自家用車を、毎日
 洗わされ続けたことを思い出してしまったとのこと。
 その話を聞いた社員たちは、口々に
  「人を大切にしよう」
 と誓い合ったのでありました。
今の状況や立場だけでものを考え、人をないがしろにする
という人というのは、想像力が足りないとしか思えません。
もしあなたがアルバイトを使う立場で、彼らをぞんざいに
扱っていたとしたら、是非彼らを大切に扱ってあげて下さいね。
なぜなら、それはつまり、
 ★ これからの自分を大切にする
事にも繋がるのですから。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
 人を大切にするということは、未来の自分をも大切にするということ
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私自身も、企業研修などにいくと、時々、露骨に不快そうな顔を
して、その悪感情を私に示す人がいます。
まあ、仕事柄そういう態度には慣れていますので、こちらは
さほど不快には感じないのですが、そういう人を見ていて
いつも思うのは、
 「この人は、研修が終われば私が客になることを想像しないのか?」
ということ。
特に、営業マン向けの研修をやっていて、こういう人に出会うと、
よくそれで営業マンがつとまるなあ、と思ってしまうんですよね。
こういう仕事をしているわけですから、ある程度の発言力は
あるわけですし、メルマガや書籍などを通じて多くの人に
自分の考えを伝える事も、私は出来る訳です。
そういう人に対して、信念のぶつかり合いといったような正当な
理由が無く、相手に敵意を見せて、不快な思いをさせてしまう
ことの恐ろしさを、どうして想像しないのだろう、と思って
しまうんです。
念のためにいっておきますが、私は研修で態度の悪い人が
いたからといってその企業をメルマガや本で叩いたりなんかは
しませんよ。
でも私が逆の立場だったら、下手をしたら、そういうことを
される可能性もあることを想像して対処するのは、当たり前
なんじゃないかと思うんですよね。
「情けは人のためならず、巡り巡って己がため」
立場が上の人ほど、この言葉をしっかりと胸に刻んでおいた方が
良いでしょうね。
お互い気をつけましょう。
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  ● 編集後記
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今年は、2冊出版する予定なんですが、難航を極めた1冊目の
本の章立てとサンプル原稿、何とか昨日仕上がりました。
もう一冊の本も、6月の企画会議に向けて章立て作りを
しているところであります。
本作りって、すっごく大変なんですけど、でも出せること自体は
とっても嬉しくてありがたいことなんですよね。
ということで、またこれから頑張って書きます!
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介が、エスパー伊藤になっています(笑)。
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