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勝ち組でも負け組でもなく

おはようございます。
水野です。
いつものメルマガの前に、お知らせを。
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さて今日は、昨日読んだ本の中で出会った一言について
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● フィクショナル・ホリエモン
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昨日の午前中、朝デニーズをしていたんですが、パソコンを
開かず、この本を読んでおりました。
堀江貴文・著「拝金」
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元ライブドアの堀江さんが、ご自身の経験した、ゼロから
成り上がって、そして破綻するまでの物語を、小説という
フィクションにして描いた本です。
とはいえ、ここのエピソードには、本当のことも書かれている、
とのことで、どこまでが本当でどこまでがウソか、虚々実々の
混じり合いが、また想像をふくらませてくれるんですよね。
ヒルズ族の夜の狂騒や、球団・マスコミとの攻防戦などは、
おぞましいほど実にリアルで、良い意味で反吐が出るような
読後感すらあります。
きっと、世代や生活背景によって、感想や評価が大きく分かれると
思いますが、良くも悪くも、ひとつの時代を作った堀江さんの
半自叙伝は、一度読んでおくと良いと思います。
さて、その本の中で、非常におもしろい表現がありました。
主人公の藤田優作が、田舎から東京に出てきたものの
役者谷ミュージシャンを目指すものの、すぐに諦めて、
腐っていた頃。
場末のゲームセンターで、無駄に時間を費やしていたとき、
そこに集まる人を見た優作のモノローグです。
  よそは知らないけれど、少なくとも、そこに集まっているのは
  不良ではなかった。
  大体、この町に不良と呼ばれるタイプは存在しない。
  じゃあ、そこに集まっていたのはどんな八束といえば、
  今どきの言い方をすれば「負け組」と言うのが世間的に
  しっくりくるかもしれないが、正確ではない。
  負け組の「負け」が、戦って負けたと定義すれば、
  そこにいた連中は、戦うこと自体諦めていた。
  戦ってもいないのに、勝ちも負けもない。
これを読んで、考え込んでしまったんですよね。
 
 


━━━━━
  ● 勝ち組でも負け組でもなく
─────
そもそも、勝ち組とか、負け組というのは、何をさして言うんでしょう。
収入の格差なのか?
社会的地位の差なのか?
一般的には、そのどちらも指しているようですが、
そこに明確な基準はありません。
ただ、私個人的に思うのは、勝ち組だの負け組だのという言葉を
好んで使っているのは、
 ■ 自分が「負け組」に属している・またはいた人間
だけのように見えるんですよね。
そして、一部の人が、自分が負け組であることを否定し、
奮起して成り上がっていきます。
そして、ほとんどの人が負け組にいることを嘆きながらも、
さしたる努力はせずに、負け組のまま甘んじて生きます。
まさに、藤田優作のいうところの
「戦ってもいないのに、勝ちも負けもない」
という人たち。
要するに、こういう人は「諦め組」と言った方が
正確なんでしょうね。
諦めて、戦わずして、自らを「負け組」と称して
日々を生きる人たち。
直視したくない自分から目を背けるために、
言葉で自分をごまかす行為。
この言葉に触れ、どきっとするのは、私だけではないのでは?
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
戦わずに負け組と称していないか? そうやって自分をごまかしていないか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
今回の題材で言えば、あくまでも、自分自身が勝ち組・
負け組の概念で生きていく人に向けてのお話です。
もしあなたが、勝ち負けの概念を持たずに生きているなら、
あなたは勝ち組でも負け組でもない訳ですからね。
成り上がろうとする必要もないですし、勝ち上がろうという
必要もありませんし、負けてほぞをかむ必要もありません。。
だから、もしあなたが戦うことを諦めながらも、自分のことを
「負け組」と揶揄しているのであれば、いっそ、勝ち負けの概念を
手放してしまえばいいと思うんです。
別に、マイナスのレッテルを自らに貼り続けて、気持ちを腐らせる
必要もないでしょう。
それでもなお、勝ち負けの世界の中で生きたいなら、
つまらないレッテルを張ることに腐心などせず、
目を背けることなく勝負を挑んで欲しいと思います。
ただ、そのときには是非、
 ■ 勝ち方を学び、素直に実行する
事に取り組んで見ましょう。
主人公の藤田優作も、なぜ負け組から脱して勝ち組に
成り上がれたかといえば、まさにこの「勝ち方を学び
それを素直に実行する」ということを愚直に行って
いったからなんですよね。
負ける人間の多くは、弱かったからではありません。
勝てるように学ばなかったからであり、学んだことを素直に
実行できなかった理由が大半です。
きちんと学び、素直に実行。
そういうことをやり、現状に変化を起こしてみた上で、
さらに上の勝ち組を目指すのか、それとも、勝ち負けの
概念を手放して生きるのか、そこで改めて考える。
そうすれば、自分から目を背け、結果を先送る人生を歩むより、
もっと実りある人生になるのでは、と私は思うのであります。
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  ● 編集後記
─────
ホリエモンの小説の後で、これを紹介するのも気恥ずかしいのですが……
実は、私の今までの挫折からの這い上がり体験が、フィクションの
小説として、誠Biz.IDで、先週末から連載が始まりました。
書いてくれているのは、友人でもある森川滋之さん。
書籍にもなった「奇跡の営業所」と、2作目の「感動のイルカ」に
続いての3作目であります。
今回は、主人公がどうしようもない人間であるところから
スタートします。
事前の打ち合わせで、
「どうせフィクションなんだから、やるなら極端に
 イヤなやつとして描いてくれ」
とお願いしたところ、手抜きなくやってくれました(汗)。
こんな、根本的にダメなやつが、一体どうやって這い上がって
いくのか、私も興味津々、であります。
ということで、第1回はこちらに掲載しております。
 → http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1007/23/news072.html
感想なども是非聞かせて下さいね。
さて、昨日のかみさんの猫ブログ。
猫に薬を与えるのは難しいです……
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100726.html
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