おはようございます。
水野です。
いつものメルマガの前に、お知らせを。
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さて今日は、最近ネットを騒がせている、ある企業の
お話について考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● GIGAZINEの求人を見て
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GIGAZINEという、有名なニュースサイトがあります。
その運営者が、先日、ある記事を公開しました。
それは、山崎編集長が発した、ニュース記者の求人に関するもの。
かいつまんで説明すると、最近記者達の働きが悪く、
自己啓発意識も低いため、記事の質が劣化してきている。
ついては、会社にぶら下がるような記者は首にし、
新たにやる気のある記者を募集する、という内容です。
詳細は、是非以下のサイトを見て下さい。
→ http://bit.ly/9FveXA
そして、この求人に関して、ネットニュースで取り上げられ、
ちょっとした話題になっているんですよね。
話題にしている人たちの意見は、賛成・理解派と、反対・批判派に
真っ二つに分かれています。
さらには、元社員と称する人が、内幕を暴露するような
話を、ネットに投稿したりと、様相は非常に泥沼化しておるようで。
本記事は消されたようなので、こちらの引用サイトをご覧下さい。
→ http://bit.ly/bIwogN
さて、皆さんは、この両者の言い分を見てどう感じるでしょうか?
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● トップの言い分・部下の言い分
─────
私は、自分自身も起業しておりますゆえ、GIGAZINEの
山崎編集長のメッセージが、とってもよく分かります。
まともに働いている人ならば、プライベートのときだって、
自分の専門領域であるビジネスのことなど、無意識に考えて
しまいます。
本だって、自分の能力を、専門家として磨き込んでいきたいの
ならば、給料をもらって読むモンじゃなく、逆に身銭を切って
進んで読み、そしてその知識を自らの仕事に投下するのは、
当たり前の話です。
だから、もし私が山崎編集長の立場で、記者達に対して
いらだちを感じていたら、きっと同じ事を書くでしょう。
翻って、記者の言い分も見てみると、こちらはこちらで
言いたいことが分かります。
プライベートまでコントロールされたくない
気持ちだってあるでしょう。
公私もろとも記事にすることの違和感も理解できます。
立場を利用したパワハラも、大きなストレスになるでしょうし、
働いた分だけお金をもらえないという実感があれば、文句の
一つだって言いたくなるでしょうね。
と、こうしてみてみると、両者は
■ それぞれの立場の上で、きわめて正しい主張をしている
といえるでしょう。
しかし。
このメルマガでもよく取り上げておりますが、この
「正しいことを言う」
というやつが、人間関係を壊し、環境を悪化させる大きな原因に
なるケースが多いんですよね。
で、まさに今回のこの一件は、正しさのぶつかり合いに
よる泥沼劇場、と言えるんじゃないかと思うんです。
おそらく、両者の主張は正しくとも、少なくとも今の
GIGAZINE内では、このお互いの正しい主張を
実現する事は不可能でしょう。
実現不可能な正しさを主張する事ほど、肉体的にも精神的にも
疲弊することはありませんからね。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
実現不可能な正しさをぶつけて消耗戦にならないようにしよう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、こんな状態になったら、一体どうしたらいいでしょうか?
月並みな答えで恐縮なのですが、この問題を解決する唯一の方法は
★ お互いを理解し合うまで、じっくりと話し合う
しかないと思います。
しかし、両者の心理状態を察するに、これが一番難しいでしょうね。
なぜなら、おそらくお互いとも
■ 相手を理解したら、相手がつけあがるのではないか
という恐怖を持っているだろうからです。
トップにしてみれば、部下達の甘えにしか見えない主張を
理解したら、さらにつけあがるかもしれないと思うでしょうし。
部下にしてみれば、トップの人を人とも思わないような主張を
受け入れたら、それこそ自分自身の命に関わるとすら思うでしょうし。
だから、お互いを理解する、ということすら、相当難しいんですよね。
そして、お互いが疲弊していきながら、あるものはぶち切れ、
あるものは心を折られて、会社を去っていき、下手をすれば
組織そのものが崩壊してしまう。
実は、そういう状況にある企業は、かなりたくさん
あるんじゃないかと思うんですよね。
でも本当にそこから抜け出したいなら、先ほど言った、
お互いを理解し合うまでじっくり話し合うことを、
避けて通っていくことは出来ないんですよね。
だから、是非逃げずに話し合い、理解し合って下さい。
ただ、その際に絶対に避けて欲しいのが
■ 中途半端に理解したふりをする
こと。これやると、しこりが残ってますます事態が悪化することに
なるでしょう。
この、「お互いを理解する」というプロセスは、
1.今まで相手に取った言動、行動についてきちんと謝罪する
2.その上で、自らの意見や判断は一切捨て、相手の言い分を
100%受け止める
ことを、一旦やりきらないといけません。
これを、お互いがやりきった上で、解決に向けての話し合いを
行うことが出来たら、きっと事態は改善されるでしょう。
実際に、逃げずにこのことをやった組織が復活し、業績を
回復したという話も多々あります。
やるなら中途半端にやらず、合宿して寝食を共にしながら、
徹底的に話し合い、わかり合って下さい。
きっとやって良かったという答えが出てくると思いますよ。
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● 編集後記
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最近、懇親会やパーティなどに集中して参加することが多く、
そこで食べ過ぎてしまったためか、大台を切るかどうかと
言っていた体重が、逆戻りしてしまいました。
この間も、知り合いの人に
「最近、体重のことメルマガで触れてないけど、太りました?」
と言われてしまいました(汗)。
もういっぺん食生活を見直さなければいけません。
早く70kg台になりたい!!
さて、昨日のかみさんの猫ブログ。
確かに、啓介のそれは、条件反射みたいなものですな。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100804.html
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「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
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