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プレゼンで面白いと言われる方法

おはようございます。
水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて今日は、メルマガ読者の方から頂いた質問について
考えて見たいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 私の話はユーモアが欠けているんです……
─────
先日、読者のIさんから、こんなご質問を頂きました。
  こんにちわ。
  いつも楽しく読ませていただいています。
  実は今、個人的に行き詰っていることがありまして、
  それは自分の話に「ユーモア」が欠けるということです。
  仕事上、不動産開発に関する提案資料を作成することが多く
  資料の出来は他人から褒められても、プレゼンが
  「聞いていて面白くない」
  といわれることが多いのです。
  「ユーモア」って性格的なところが多い気がしており、
  真面目な自分には、社外の社長や役員の方たち相手に
  どうしたら「面白く」話せるのか分かりません。
  もし機会がありましたら、メルマガのテーマにして
  いただければ幸いです。
Iさん、どうもありがとうございます!
いやあ、これはなかなか難しい質問ですね。
ということで、今回はこの質問について、考えたいと思います。
 
 


━━━━━
  ● プレゼンで面白いと言われる方法
─────
Iさんの悩みを整理してみますと、
 1.プレゼンの資料は良くできている
 2.しかしプレゼンが面白くないと言われる
 3.自分にはユーモアが欠けている
 4.どうしたら面白く話せるのか
と言うことですよね。
さて、ここでこのIさんが求める問いに答えるならば、
 「どうしたらユーモアのある面白い話し方が出来るか」
ということについて話をするべきでしょう。
最初は私もこれについて答えようとしました。
しかし、どうも違和感を感じるんです。
と言うのも、その答えが、本当の問題解決に繋がる
とは思えないからなんですよね。
ここでの問題は、
 ■ Iさんのプレゼンが、社外の社長や役員の人たちに
   とって「面白くない」
と言うことですよね。
その面白くない原因の根っこが本当に「ユーモア不足」
なのだろうか? というのが、どうにも引っかかる訳です。
プレゼンを受ける人たちは、果たして本当にIさんに
ユーモアを求めているのだろうか。
もちろん、ユーモアがあるに越したことはないですが、
プレゼンにおける「面白さ」の一番重要なポイントは
ユーモアじゃないと思うんですよね。
では、プレゼンにおける面白さとは一体何か。
私が思うに、それは
 ★ ぜひ、その案を採用したい!!
と思ってもらうことじゃないかと思うんです。
その提案をやりたい、そのシステムを導入したい、
その商品が欲しい、といったように、あなたの提案に
対して、
 ★ 相手がやる気になった
ときに、そのプレゼンは「面白い!」ということに
なるのだと思うんですよ。
これは、ユーモアという「面白さ」とは全く異なる
ものですよね。
そして、この面白さがあれば、おそらくユーモアなど
無くても面白がってくれるだけでなく、採用もして
くれると思うんです。
ということで、Iさんが期待していたユーモアの
身に付け方という話ではありませんでしたが、
相手をやる気にさせる、という視点で、もう一度
ご自身のプレゼンを見直してみてはいかがでしょうか。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
  ビジネスでの「面白い」は、相手がやる気になることで生まれる
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、どうやって相手をやる気にさせるのか。
通常は、事前のオリエンやヒアリングなどで、相手のニーズを
きちんと聞き出したうえでプレゼンをするのですから、優秀な
プランを立てているのであれば、提案書レベルでは、理屈の上では
採用するに値するだけの内容となっていることでしょう。
逆に、これがきちんと出来ていないと、いくら話し方を
工夫したとしても、採用されることはありませんからね。
では、そこまできちんとした提案書が出来ている上で、
さらに相手をやる気にさせるためには、一体どうしたら
いいでしょう。
ひとつの考え方として、
 ★ 採用後の人々の変化をリアルに語る
というものがあるでしょう。
もしかすると、Iさんのプレゼンが、聞いていて面白くない、
というのは、数字や理屈の話ばかり盛り込まれているから
ではないでしょうか?
確かに、ビジネスにおいてロジカル的な部分は重要です。
しかし、それに加えて「面白くてやる気が出るプレゼン」に
するためには、ぜひエモーショナルな部分も表現して欲しい
んですよね。
 この提案を採用することで、お客様や従業員はどのように
 変わるのか。
 それによって、人々にどんな気持ちの変化が生まれるのか。
それを、目に見えるかのように、耳に聞こえるかのように、
肌で感じられるかのように、表現するんです。
そうやって、プレゼン内容を「理解」させることだけでなく、
「共感」してもらえるように、伝えていくんですよね。
ということで、もしIさんのお話に、このことが盛り込まれて
いなかったのならば、ぜひ「共感出来るプレゼン」に取り組んで
みて下さい。
きっとユーモアなど入れなくても、「面白い!」と言って
くれることと思いますよ。
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