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優秀な部下の育て方

おはようございます。
水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて今日は、組織のトップやチームリーダーにいる方たちと
一緒に、部下の育成について考えていきたいと想います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● あなたならどう育てる?
─────
企業で人の育成に関わっていますが、そのときによく話に出てくる
キーワードとして、
「優秀な人材を育てる」
というものがあります。
やはり、いつの時代も、企業が、そして上司が、優秀な人を
求める気持ちはとてもよく分かります。
しかし、なかなか思い通りに行かないことが多く、どうしたら
いいのだろうかと悩んでいる上司の方は多いことでしょう。
そして、そういう人の中には、
 「部下の方に問題がある。こんな奴らを優秀にするなど無理だ!」
と思っている人も、きっといらっしゃることと思います。
そんな方に、もしあなたがこういう立場になったらどうするか、
ちょっと想像してほしいんです。
あなたはとある営業所の営業所に、所長として赴任しました。
事前の話では、腕利きの営業マンが8名と事務2名を
すでに準備しているとのこと。
しかし、実際に赴任してみると、事務の二人は確かに
優秀だったものの、腕利きの営業マンと聞いていた8名は、
全員ずぶの素人。
しかも、8名全員が、一クセもふたクセもある人間たち。
そんなメンバーを抱えて実績を出すことを、あなたは求められている。
さて、この状況下で、いかにあなたは優秀な人材を育てますか?
 
 


━━━━━
  ● 優秀な部下の育て方
─────
実はこの話、私が勝手にでっち上げた架空の話ではなく、
実際にあった話です。
そして、その営業所は、最初の月は、全国100ある営業所の
うち、最下位を記録し、次月にノルマを達成しないと廃止になる、
という寸前にまでたたされます。
しかしその翌月、なんとかノルマを達成し、そして2ヶ月後には、
全国の営業所の中で、3ヶ月連続トップとなったんですよね。
この話は、「奇跡の営業所」という本として発売されています。
 → http://goo.gl/fLFfa
この中で、クセのある素人8人を抱えて、所長がどうやって
彼らを育てたのかが、非常に興味深いんですよね。
この営業所は、大手企業の配下にあり、営業ツールや
マニュアルは、すべて揃っていました。
ですから、そのツールを使ってマニュアル通りに行動すれば、
営業成績は上がるはずです。
こういう状況下に置かれたときの「優秀な人材」とは、
マニュアルをきっちりこなせる人と言うことになります。
ですから、優秀な人材を育てるためには、徹底的にマニュアルを
たたき込み、やるべきことをすべて、理想の水準まで実行できる
人間を「工業製品のように」作り上げることが必要です。
しかし、相手は人間ですから、当然こういった育成方法をとると、
そぐわない人間は「欠陥品・歩留まり品」となってしまいます。
通常の商品作成であれば、単に外してしまえばいいですし、
無尽蔵に人を採用でき、不要であれば切り捨てるという人事権を
好き放題に使うことが出来るなら、このやり方もありでしょう。
しかし、実際の現場では、力不足・役不足の人間を抱えながら、
成果を出していかなければいけない人がほとんどではないでしょうか。
そういう状況で「優秀な人材」を育てなければいけないとしたら、
「優秀な人材」というものの考え方や基準を考え直す必要が
あるでしょうし、やり方や仕組みを見直すことだって、考える
必要があるでしょう。
「奇跡の営業所」では、最初の1週間は、会社のマニュアル通りに
営業をさせていたものの、営業の能力がゼロの彼らですから、
やはり売り上げは全く上がりませんでした。
そこで所長は、クセのある営業マンを工業製品のように育てる
ことをあきらめ、
 ★ 彼らのクセを活かしたチーム編成
を作りました。
つまり、会社が考える「優秀な人材」という一元化の物差し
ではなく、チームとして成果が上がるように、ここのメンバーの
特性を最大限に生かせるようにしていったわけです。
そのあたりの具体的な話は、ぜひ本書を読んでください。
そして、その上で、
 ★ 自分は部下をひとつの物差しで優秀を求めていないか
ということについて、ぜひ考えてみてください。
それで成果が出ているのならば、それはそれで結構。
でも、うまくいっていないのならば、そのやり方はもう
あなたの組織では通用しないのかもしれません。
そのときは「優秀な人材育成」というものを、根本的に
見直す覚悟を、ぜひしてくださいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
     ひとつの物差しで部下を育ててうまくいっているか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
しかし、今回の話を聞き、そして実際に本を読んだ方の中には、
「これは無理だ、出来ないよ」
と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
何しろ、この所長、本部からの指導にあった、マニュアルや
ツールを使わず、内緒で独自の営業ツールを作っていましたから。
もし、組織で長年働いてきて、上からの命令は絶対だ、と
思い込んでいる人からみたら、もうやってはいけない、
犯罪行為に等しいと思えることを、やっているんですよね。
ですから、きっと
「こんなことは出来ないし、やってはいけないことだ!」
と思う人も、いるでしょう。
何を大事にし、何をするか、ということについては、
人それぞれ価値観があると思います。
でも私は、部下を持つ上司であるならば
 ★ 部下を育てて結果を生み出すことに一番重要な価値をおく
人であって欲しいと、勝手ながら思っているのであります。
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  ● 編集後記
─────
私は、自分では毎日メルマガを書いていますが、人のメルマガは
恥ずかしながらほとんど読んでいません。
そんな中でも、ごく一部のメルマガだけは、欠かさず読んで
いるのですが、その中のひとつに、小倉広さんのメルマガがあります。
小倉さんは、研修事業を展開されている経営者であり、
ビジネス書の作家としても活躍されています。
以前から面識はあったのですが、最近になって頻繁にお会いする
機会が増え、さらには、横内塾の合宿で、同じ部屋で泊まった
こともあり、最近仲良くさせて頂いています。
小倉さんの書くメルマガは、ご自身の経験をベースに語られていて、
読んでいて非常に納得がいき、腹にすぅーっと入ってくるんですよね。
多分、私のメルマガが気に入ってくださっている方なら、きっと
小倉さんのメルマガも、気に入ってくださることと思います。
ということで、いつかメルマガで取り上げたいなあ、
と思っていたんですが、先に小倉さんに取り上げられて
しまいました(汗)。
【子宝が授からないとわかった時に】
 → http://goo.gl/RjGUR
私もいいこと言ってますが(笑)小倉さんの見識の深さが
さえて、とても素敵な内容になっていますので、ぜひ
読んでくださいね。
自分のせいでもないのに、思い通りにならないと苦しんでいる
人の気持ちが楽になることを祈りつつ……
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「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
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