おはようございます！
水野です。
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さて今日は、昨日のメルマガに対して頂いたご質問について
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう！
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● 社内にも敵はいる！！
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昨日のメルマガで、自分の過去の出来事を振り返りながら、
また、過去のメルマガの内容に触れながら、
「会社の中に敵はいない。自分と意見の違う味方がいるだけだ」
というお話をしました。
すると、何人かの方たちから、
「社内にも敵はいます！」
というメールを頂きました。
その方たち曰く、いくら自分が味方だと思って接しようとしても、
相手が自分のことを敵視してくるケースも往々にしてある。
だから、社内には味方しかいない、というのは現実離れした
理想論であり、敵はいるのだ、ということだそうで。
なるほど、確かにいくら自分が敵だと思わなくても、相手が
勝手に敵視してくることは、現実的にはあり得ますよね。
さらに、そういう意見をお寄せくださった方のうちの数名からは、
「敵視して攻撃する人がいる場合、どう対処すればいいのか？」
という質問まで頂きました。
ということで、今回は、自分自身の身の上に起きた、
もう一つの出来事を振り返りながら、このことについて
考えてみたいと思います。
━━━━━
● 社内に敵がいた場合の対処法
─────
それは、昨日お話ししたのと同じ頃のこと。
会計事務所で働いていたときに、同じ職場で、何かと
私のことを目の敵にするＡさんという人がいました。
Ａさんは、税理士の資格は持っていなかったものの、
仕事はものすごくでき、資格を持っている人たちよりも、
実務に関しては、ある意味上を行っているような人でした。
ただ、とんがった性格が災いしていたせいか、その能力に
見合っただけの評価や賞賛というものは、あまり得られて
いませんでした。
私が入社したときも、彼は存在感で幅をきかせていて、
私に何かと教えようとしてくれ、それはそれで、とても
ありがたかったんですよね。
ただ、なんか私が、結構周りを取り込むような接し方を
するように振る舞っていたこと、そのくせ仕事は新人故に
あまり出来なかったのに、周りの受けが比較的良かった
ということから、だんだん私のことがおもしろくない
人物に思えてきたようなんですよね。
で、嫌みを言ったり、これから取り組もうということに
対して、足を引っ張ったりといったことをやり始めました。
一番つらい思いをしたのは、お客さんに迷惑をかけたと
社内に触れ回られたときのこと。
私が担当していた会社と、Ａさんが担当していた会社が
知り合い同士だったんですが、どうも、Ａさんと、Ａさんが
担当していた会社の奥さんとが折り合いが悪かったよう
だったんですよね。
で、私が担当していた会社の人が、
「今度担当することになった若い子、おもしろいよ」
みたいなことを、その奥さんに言ったそうなんですよ。
そしたらその奥さん、なんとＡさんに、
「あなたじゃなくて新しい人が担当だったら良かったのに」
といってしまったらしく、それを聞いて、Ａさんが
ぶち切れてしまった、という状態に。
そのあと、事務所に戻って、
「水野が余計なことをするから、顧客同士の中が
悪くなり、事務所に甚大な迷惑をかけている！」
と、大声で喧伝していたんです。
そんな裏事情を全く知らない私は、事務所に戻ってきたら、
「水野がとんでもないことをして顧客に迷惑をかけた」
という話になっていて、ものすごくびっくりしたんですね。
特になにか悪いことをしたという記憶もないけれど、
新人故に、知らないうちにとんでもないことをして
しまったのかもしれない、と思い、入って早々に
やめなきゃいかんのか、と思いながら、辞表を書く
覚悟までしたんですよね。
その後、結局内情を知ったら、Ａさんの独り相撲で、
私は何にも悪くない、ということになり、事なきを
得たのではありますが。
まあ、そんな感じで、私も鼻についた行動を取っていたとはいえ、
その後もちょくちょく攻撃はされていたんですが、私は
★ こちらからは一切攻撃をしなかった
んですよね。
もちろん、おもしろくないし、腹も立ちましたよ。
でも、そのときは、自分にはこの組織の中でやりたいことも
ありましたし、それを実現するためには、
★ 敵を攻撃するより、味方を作り希望を実現する方が得策
だと思ったんですよね。
だから、その人に対しては、攻撃など一切しませんでしたし、むしろ
仲間になってもらおうという働きかけすら起こしていました。
で、結果的にどうなったかというと、私の方は、仲間を増やして、
自分がやりたいことを徐々に実現していけたのに対して、
私を攻撃していたＡさんは、実力はあるものの、仲間は出来ず、
どんどん立場が苦しくなっていき、結局数年後、所長と揉めて
その事務所を辞めてしまいました。
この経験から振り返るに、確かに会社の中には自分の敵が
いるかもしれないけれど、それに振り回されることなく、
★ 味方しかいないと信じて、味方作りに取り組む
ほうが、生産的で成果も出ると、私は思うんですよね。
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今日のトーク術・まとめ
会社の中に敵がいたとしても、気にせず味方作りにいそしもう
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今回の一番のポイントは何かというと、
★ 敵がいたからといって、それを攻撃すべからず
ということでしょうか。
冷静に考えてみると、社内の人間関係において、人を攻撃する
というのは、やっぱり得策ではないと思います。
人間、他人に対して怒りの感情にとりつかれてしまうと、
ついつい本来の目的を忘れてしまい、いつの間にか
■ 相手を攻撃し、傷つけることが目的
にすり替わってしまうんですよね。
そうなってしまうと、自分自身の膨大な時間とエネルギーを、
非生産的なことに費やすことになってしまいます。
そうならないためにも、もし仮に、あなたに敵対する人物が
いたとしたら、なおのこと
★ 自分の仲間作りにエネルギーを注ぐ
ことに取り組んでください。
そうすれば、いくら敵に攻撃されても、仲間がいるので、
なまなかなことでは押しつぶされることもありません。
それに、自分の目的を余計な遠回りをせずに最短距離で
達成するには、自分を支援してくれる仲間がたくさん
いる方がいいに決まっています。
ですから、
★ 敵を攻撃するのではなく、敵に負けない人間関係作りに努める
という考え方で生きていった方が、絶対に得策だと思いますよ。
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