おはようございます!
水野です。
さて今日は、かなりの人たちに批判されるかもしれないことを、
あえてお話したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 電車が来ない! 荷物が届かない!
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約束を守る。時間を守る。
ビジネスの一番の基本にして、なおかつ一番重要なことだと
いわれている、このふたつのルール。
きまじめな日本人は、このルールを徹底的に守りつづけ、
そして、他国では見られないほどの正確無比の社会を
作り上げました。
電車は、事故でも起こらない限り、まず時間通りに来る。
荷物の配達は、かなり遠方の地から発送しても、翌日に、
しかも、細かく指定された時間に到着する。
夜は必ず電気がつくし、ガスや水も、たいていは必要な
時に必要なだけ手に入る。
雑誌は決められた日にちに発行され、食べ物も飲み物も、
選び放題選べるほどに店頭に並ぶ。
いつしかこういった生活は、当たり前のものとなり、
私たちは
■ 約束と時間は守られて当然のもの
という認識を持つようになりました。
しかし、先の震災で、東日本が大きな被害をうけました。
その結果、今まで当たり前のように守られてきた約束や
時間が、守られなくなりました。
電車は時間通りにやってこない。
荷物はいつ届くか分からない。
電気も来たり来なかったりする。
ガスや水も、突然来なくなってしまう。
雑誌も商品も、いつ手に入るか分からない。
震災の被害にあったエリアはもちろんのこと、
それほど大きな被害を受けていなかった東京でも
一番大事だといわれている、時間と約束が、ほとんど
守られないような状況になってしまったのです。
そんなこの状況を見て、皆さんはどう思われますか?
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● 約束と時間を守ることの再考
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約束と時間を守る、という意識と、その行動は、
本当に立派なことだし、大切なことだと思います。
これについては、全く異論がない。
しかし、その考えが行き過ぎてしまった結果、時間や
約束を守ってもらう側に回ったときに、
■ 時間や約束は守られることが当たり前である
と言う思いが強すぎる人を、数多く生み出してしまったと
思うんですよね。
私自身も、その傾向があり、宅配の荷物が時間通りに
届かないと、かなりイライラしてしまうことなんて
良くありました。
しかし、今回の震災を経験し、いつも当たり前に守られている
時間と約束の多くが守られなくなってしまったことを経験した
とき、
■ 時間と約束を守ることには想像以上の人々の努力があった
と言うことを、まざまざと実感しました。
そして、時間と約束は守ってもらうのが当たり前で、
守れなければ不平不満をぶつけることしかしていなかった、
今までの自分を振り返って、
★ 時間と約束が守られる社会を作った人たちへの尊敬と感謝
の気持が、あまりにも希薄だったことを、大いに反省したので
ありました。
今もなお、混乱の現場では、不眠不休で働く人や、まさに
命がけで働く人たちがたくさんいます。
その人たちは、身を削り、命を削りながら、
★ 時間と約束が守られる社会への復興
に取り組んでいます。
その人たちを思うと、本当に本当に、頭が下がる
思いなのであります。
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今日のトーク術・まとめ
時間と約束は、数多くの人々の努力によって守られている
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しかし一方で、これだけの労力をかけてまで、時間や約束を
守らなければいけないのだろうか? という疑問もわいて
きたんですよね。
現場の人たちを、あれだけ疲弊させ、命の危険にさらしてまでも
今までのような、厳密で精緻なほどに、時間と約束を守る社会に
戻さなければいけないのでしょうか。
今現在は、時間と約束が守られていない状況ではありますが、
そんな中ででも、多くの人は、不便さを感じながらも、結構
順応しながら、日々生活をしているようになるのではないかな、
とも思うんですよね。
だとしたら、必要以上に提供する側の人々を酷使するほどの
時間割や約束などをせず、
★ 良い意味でゆるい状況を受け入れて生きる
ようになると良いんじゃないかなぁ、と思うんですよね。
もちろん、人命に関わることなどと言ったような重要事項
緊急事項については、この限りではありません。
でも、それ以外のことについては、過度に緻密な時間運営や
必要以上に約束を守らせようとして、働く人たちを疲弊
させるよりも、お互いに、ゆるさを許し合いながら生きていく
方が、ストレスもなく、心穏やかになれるんじゃないかなぁ、
と思うんですよね。
と、こんなことを言うと、
「じゃあ、みんな時間や約束を守らなくなったらどうするんだ!」
という人もいるかもしれません。
でも、この社会で働く勤勉な日本人なら、きっといわれなくても
時間と約束を守ろうとはすると思うんですよね。
私が言いたいのは、奉仕する側がサボっても良いといっている
のではなく、奉仕される側が、時間と約束を守ることを、過度に
要求しすぎない方が良いのでは、ということです。
少なくとも、時間と約束が守られたときに
「そんなの当たり前だ」
などとふんぞり返らずに、大変な努力と苦労の末に時間と約束を
守ってくれたのだ、ということを、しっかり感謝するべきなんだ
ろうな、と思うんですよね。
それでもまだ、時間と約束を守ってもらうことにこだわりたい
人は、それほどまでにして時間と約束を守ってもらう理由を
是非考えてみて下さい。
時間と約束を守ろうとする人たちの命を削り、死にもの
ぐるいで対応してもらうほどの理由があるのかどうかを
考えて見ると、別に多少時間がずれたり、少々約束通りに
ならなくても、かまわないかな、と思えるものも、意外と
あるんじゃないでしょうか。
そんなことのために、大勢の人を努力させてしまうのは、
申し訳ないなあ、と、私は特に今回思ってしまったので
ありました。
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● 編集後記
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我が家は計画停電実施区域でして、数日に1回、3時間ほど
停電となります。
家電製品が全く仕えなくなるのは、本当に不便で
仕方がないんですが、ガスは一応仕えるので、
料理などは出来るんですよね。
でも、ご飯は電気炊飯器なので、炊けません。
ということで、どうにかならないものかと思って、
色々調べたら、
「フライパンでご飯を炊く」
と言う方法を見つけました。
→ http://goo.gl/AGUEn
かみさんは、
「もし失敗したらどうするの?!」
と言って、反対していましたが、好奇心旺盛な
私は、一度やってみようぜ、と強行突破。
しかし、結果としては大成功!
炊飯器だと、炊き始めから1時間かかるところ、
この方法だと、火を点火してから、20分くらいで
美味しいご飯が炊きあがりました。
炊飯器の釜でお米3合を洗米し、それで水の量も
量って、30分ほどつけ置きし、それを水ごと
フライパンに入れて点火し、後はサイトに書いて
ある通りの時間と手順で炊きました。
計画停電エリアではない人も、急いでご飯を
炊きあげたい、という人は是非試して下さいませ。
一食の価値有りです!
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