サイトアイコン よむ注射 ~水野浩志のメルマガバックナンバー~

Fさんへ

こんばんは!
水野です。
本編の前にお知らせを。
来月、7月23日に、ライブセミナー
「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例解説編」
を開催いたします。
「人に影響を与える情報を継続的に発信できる力」
を身につけるための考え方、方法をお話ししますので、
ご興味のある方は、是非いらして下さいね。
→ http://sp.m-stn.com/seminar/magsem/
さて今日は、いつもとがらりとテイストを変えて、
自分の考えている事を、真っすぐ語らせて頂きました。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● Fさんからの追加メッセージ
─────
今週メルマガで、読者のFさんからのメッセージを
皮切りに、働き甲斐のない会社で働くことについて
考えてきました。
その内容に対して、Fさんから、本日このようなメッセージを
頂きました。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
私のコメントを丁寧におとりあげいただき恐縮です。
ご理解に感謝いたします。
まずおっしゃる事正論と存じます。
しかし…また自明な意見で失礼しますが、例えば目的は
理解していてもやる気がない、頭が回らない人達の中で、
必要な事を切り分け必要性を訴え、プロセスを実行するには
大変なコストがかかりつらい事です。
自分をつらい目にあわせた組織のためにそこまでする
エネルギーを持つ事が残念ながら大抵の人には無理
なんです、よね。
だからこそそんな組織では周囲の人も思考停止・行動停止
という選択をしている訳で、どんどん人心が悪くなる…
フレッシュな新人もだんだんそれに負けてそうなって行く…と。
理解しない人たちに攻撃されつつ独善かも知れぬ理念を
貫く日々より、価値観が似ていて気概ある職場に移った
方が楽しくもっと高みへ行けると並の者は考えます。
働く目的を「内面世界」に設定すれば、また同じように
問題が起きるでしょう。
生きている内に水野さんのおっしゃるところにたどり
着ける人がたくさんいればどんなに働きやすい世の中
でしょうね。
水野さんのお話はマクロ視点での正論。
しかし私のミクロ視点では、残念ながら「自分の給料」の
ために渋々働いている人が大半であり「会社の利益」
「顧客の利益」ましてや「社会的使命」など頭に
なくなってしまうのが現実で…。
この世に、水野さんのように高い見識と力をお持ちの方の
ほうが少ないのです。
身も蓋もないですが、この一喝されても仕方ない、情けない
言い分がけっこう多くの人の本音かと思っています、残念ですが。
まあつまりこういう事を言う私のような人間が世の中を悪く
しているという事ですが…。
長文失礼しました。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
このメッセージにつきまして、講師とかコーチとかコンサル
といった、一切の肩書きを外して、水野浩志一個人の考えを
Fさんに向けて、ストレートにお話しさせて頂きます。
 
 


━━━━━
  ● Fさんへ
─────
Fさん。
Fさんが以前から再三主張されている現状は、俺も判って
いるつもり。
というより、俺自身、会社に不満を持ち、文句をたれながら
働いてたし、気に入らないからといって、簡単に会社を
辞めたりしてたし。
事業に失敗し、借金を抱えて、底辺でのたうち回っているとき、
食いつなぐために働いていた職場では、それこそ喰うためだけに
働き、やりがいも感じず、いかにサボるかばかりを考えている人や、
自分のストレスを部下に当たり散らすことで発散する上司などを
目の当たりにしても来た。
だから、Fさんが一生懸命訴えている、
 ■ 多くの会社に存在する不幸な現状
というものは、Fさんが想像している以上に、俺自身も
経験している。
あるときは加害者に、またあるときは被害者となりながら、
その中で疲弊し、挫折し、ほとほと疲れ果ててきた。
でも、そういうことを全て織り込んだ上で、
 ★ その現状を踏まえた上で、自分の未来をどう選択するか?
ということを、俺はメルマガでひとつの考え方として
提案してきているつもりなんだよね。
Fさん。
私は、Fさんのメッセージを読んで、ひとつだけ、
どうしても分からない事がある。それは、
 ★ その現状を踏まえた上で、Fさんは今後どうしたいの?
ということ。
Fさんのメッセージは、常に、
「世の中の現状はこうである」
ということしか書いていなくて、Fさん自身が、今どう
生きていて、これからどう生きていきたいかが、まったく
書かれていない。
なぜ書かれていないか。
それは、俺が思うに、
 ★ Fさんは、今の自分自身と真正面から向かいあっていない
からだと思う。
厳しい言い方だし、腹も立つと思うけれども、でも、俺の目からは
そう見えるし、そしてきっとこれは合ってると思う。
なぜなら、昔俺も自分と向かいあえていないときに、似たような
ことを言い続けていたことがあるから。
事業を潰し、仲間とケンカして去られてしまい、ひとりぼっちに
なって、借金抱えていたとき、俺もまさにFさんのように、
現状のきびしさ、悲惨さを嘆くことだけにエネルギーを使って
いたから。
そして、世の中が以下に大変な状況であり、自分だけではなく、
多くの人が、どれだけ苦しい思いをしているのか、という窮状を
誰彼となく訴えていたから。
でも、振り返ってみるとやっぱり、その言葉の中には、今自分が
どう生きているか、そして、自分自身が今後どうしていきたいか、
という言葉も考えもなかったんだよね。
だけど、現状が不満ではあるから、俺なりに努力しようと思って
自己啓発の本とか読むんだけど、書いていることを見ると、きれい事
だったり、正論ばかりが書いてある。
だから、読みながら、
「こいつ、現実が見えてねえんじゃねえのか?」
「こういうこと言ってるヤツは、きっと住む世界が違うんだな。
『パンが食べられなければ、ケーキを食べればいいじゃない』
 みたいな、マリーアントワネットみたいなこと言ってるなよ」
「人間誰しも、お前みたいに立派な人間だけじゃないんだよ。
 フツーの庶民でも出来ること言えよ! まったくつかえねぇ」
と、著者に対して、ずーっとずーっと毒づいていたんだよね。
Fさんのメッセージを見てると、そんな昔の俺とダブって、
心穏やかじゃいられないんだよ。
Fさん。
俺は今、講師でもコーチでもコンサルでもなく、一人の水野浩志
という人間として言いたいことを書いている。
だから、遠慮会釈無く言っちゃうけどさ。
今のFさん、かっこ悪いよ。
ちっちぇえし、つまんねえ人間に見えちゃうよ。
昔の俺って、今の俺から見たら、まさに、ちっちぇえ、つまんねえ、
かっこ悪い人間だもん。
それにダブっちゃうんだから、そう思っちゃうんだよ。
こんなこと、いつもの肩書き背負ってたら、絶対言っちゃいけない
ことだと思うからさ、あえて外して言ってるんだけどさ。
もうひとつ、肩書き外したついでに、俺の考えを押しつけ
ちゃうけどさ。
Fさん、かっこよく生きようぜ!
Fさんが、男か女か知らないけどさ、どっちでも良いから、
【漢】らしく生きようぜ!!
「我が生涯に一片の悔いなし!!」
と叫んで死ねるように、かっこよく生きようぜ!
そのためにも、今の自分を真正面から受け止めて、そして、
これから自分がどう生きるのかを決断しようよ。
周りがどんなに後ろ向きに生きていたって、Fさんがそれに
付き合って、後ろ向きに生きる必要なんかないじゃない。
今までの状況は、すでに起きてしまったことだから誰にも
変えられない。
でも、これからのことは、自分の意志で変えることは出来る。
いや、
 ★ 自分の意志でしか、変えることが出来ない
だから、Fさん。
俺に対して、やれマクロ視点だミクロ視点だとか、正論ではある
けれど現実は云々だの、理屈っぽい、細けぇこと言ってねえでさ、
 ★ 目を背けている自分自身に真正面に向かいあって、
   これからどう生きていくかを、びしっと決断しちまえよ!
いいじゃん別に、自分がどんなに無力で未熟で小さな人間だって。
いや、実際に無力で未熟で小さな人間だと思うよ。
でなきゃ、あんなメッセージを書いたりなんかしないもの。
俺だって、無力で未熟で小さな人間だったし、今でもそこは
あまり変わっていない。
でも、きちんと向かい合えないまま逃げ回って生きている人間より、
よっぽどマシだと思ってる。
それに、そんな無力で未熟で小さな人間なんだから、良いじゃん別に、
決断したことが間違っていたって。
間違ったと判った時点で、軌道修正すりゃいいだけなんだから。
何も決断できないまま、ずるずる先延ばしにしながら、
人生の一部ををどぶに垂れ流し続けて生きるよりは、
よっぽど気持が良いし、実りもあるよ。
だからさ、Fさん。
見知らぬFさんに、えらそうなこと、生意気なことを
言っちゃったけどさ。
今の俺の気持ちはただひとつ。
他の誰がくすぶって生きていこうと関係ない。
Fさんが「漢の生き様」を決意してくれることだけを
ただただ、願っています。
暴言、失言失礼しました(陳謝)。
 
 
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20110630
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
┌────
● 個人ブランドを確立するために必要な情報発信力を身につけよう!
    ★ 相手をうならせ虜にする自己表現力を身につける ★
           人の心を動かす文章の作り方
           ~ メルマガ事例解説編 ~
            次回開催は7月23日です!
  → http://sp.m-stn.com/seminar/magsem/index.php
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
┌────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!
      ★☆★☆  1分間自己アピール講座  ★☆★☆
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t
     先着100名の方には、9,800円→7,350円で提供中!
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
ということで、今日は、勢いに任せて、かなり飛ばして
書いてしまい、読者もきっと減ることになるだろうなあ、
と思いますが、まっすぐに自分の思いを書いて見ました。
ところで、さっきまで良い天気だったのに、このメルマガを
書き始めたら、いきなり雲行きが怪しくなり、雷と共に
豪雨となってしまいました。
なにか、メルマガと天候との因果関係があるのだろうかと
思いつつ、書き続け、ちょうど
「我が生涯に一片の悔いなし!!」
と書いた瞬間に、
「ガラガラビシャーーーン!!!!!」
と、ものすごい雷が落ちてきました。
まるでマンガのシーンのようで、びっくり!
でも、きっとこの雷は、
このメルマガを書いたことに、一片の悔いなし!
と覚悟せよとのことだったんだろうなと思います。
▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲
最新刊「口下手でもできる!人の心を打つトーク術」
4月14日より、全国書店にて発売中!
アマゾンでのご購入はこちら
 → http://goo.gl/9ojdd
「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!
お申し込みはこちら
 → http://sp.m-stn.com/info_book/present/
「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
また、社会人になってから、独立するまでの私の足跡は
『私のサラリーマン物語』にまとめました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1264594.html
★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。
 → http://twitter.com/mizunohioshi/
★☆ アメブロも始めました
 → http://ameblo.jp/mizunohiroshi/
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
 → http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
 
★☆ 今日のかみさんのネコブログはこちら
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
     ※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。

モバイルバージョンを終了