おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて今日は、読者の方から頂いたご相談について、
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● うちの子が万引で捕まりました……
─────
昨日、夜分遅くに、メルマガの読者であるTさんから、こんな
メッセージが届きました。
今、水野さんのメルマガを読んでいる時に
妻から電話がありました。(まだ、仕事中です)
中学3年生の息子がコンビニで万引きをして
補導されたと警察から電話があり、引き取りに
行ってきた、とのこと。
以前も万引きをしたことがあるらしく、コンビニからは
目を付けられていたようです。
盗んだ品物は、エロ本。
以前にも同じようなことがあり、未遂で終わったのですが、
その時もじっくり話し合いました。
もう、どうしたら良いのか完全に分からなくなって
しまいました。
何で、どうして、という思いが強く。。。
どうしたら良いのでしょうか?
水野さん、助けてください。
いやはや、Tさんの心の苦しみと混乱は、いかばかりか、
想像すると私も胸が痛みます。
私は子供もいませんし、子育てのプロでもありませんが、
せっかく頂いたお話ですので、今回はこのことについて、
真剣に考えてみたいと思います。
━━━━━
● 子供に対しての親の接し方
─────
Tさんのメッセージを見ると、過去にも一度同じような
ことがあり、そこでもしっかり話し合っています。
しかしながら、また今回も万引きをしてしまい、
どうしていいかわからなくなってしまったとのこと。
だから、どうしたらいいかを教えて欲しい、という
ことでしたので、取るべき行動として、どんなことが
あるか、考えてみました。
・それでもさらに話し合う。
・鉄拳制裁を加える。
・勘当して親子の縁を切る。
・鑑別所に入れて貰う。
・外出時は親が付いて歩き、一人にさせない。
・万引きをしないようにお小遣いを潤沢に渡す。
どれもこれも、一応の効果はありそうです。
しかし、こう書いていて、今のTさんに必要なことは
■ 何をしたらいいか、という方法論なのだろうか
という疑問が湧いてきたんですよね。
おそらく、今のTさんに取って、方法論以上に重要なことが、
あるように思うんです。
それは、
★ 親としてどうあるべきか、というあり方論
ではないか。
今回のTさんの置かれた状況は、親子関係において
ある種の極限状態であるといえるでしょう。
親子に限らず、こういった極限状態、特に、人間関係
においての極限状態におかれたときに問われるのは、
★ 方法論の前に、まず自分がどうあるのか
ということなんですよね。
だからこそ、何をしたらいいかわからない時ほど、
この軸の部分に立ち戻って、
・子供にとって、自分はどのような存在であるか
・親として、子供に見せるべき自分のあり方とは何か
を、まずはしっかり見つめ直すことが必要なのではないか。
そう思うんですよね。
こう考えてみると、今回の問題は、中学3年生の息子さんが、
エロ本を万引きしたことじゃないかも知れない。
この状況下で厳しいことを言ってしまいますが、この事実に
接して動揺し、何をしたらいいかわからない、と取り乱して
しまった、Tさんのあり方こそが、問題なのかも知れない。
ですから、今の私に言えることは、
「何をするかを考える前に、親としてどうあるかを考えよう」
ということなんですよね。
そこの軸がはっきりすれば、後は自分が選択した方法を
あり方に沿って、真剣に実行するのみ。
ご健闘をお祈りいたします。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
何をするかを考える前に、親としてどうあるかを考えよう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
あと、もうひとつだけ付け加えるとするならば。
こういうことを言ってしまうと、Tさんには気の毒かも
知れませんが、おそらく息子さんは、この後も万引きを
してしまう可能性は高いかも知れません。
もちろん、万引きは悪いことだと知ってはいるでしょうが、
この頃の男の子の性衝動は、かなりのパワーがあり、
悪いことと知っていても、押さえられないものがあるでしょう。
私自身も振り返ってみると、万引きはしませんでしたが、
父親の部屋を家捜ししたり、親の財布からお金をくすねて
深夜の自動販売機に駆けつけたりなどしていましたからね。
万引きをしなかったのは、たまたま巡り合わせがなかった
だけで、ひょっとしたら自分でもやってしまっていた
可能性は充分ありました。
それに、今回の件に限らず、子供というのは、一度や二度
言ったくらいで、言うことを聞くような人間ではない、
ということも、親としては覚悟しておく必要があるかと
思います。
だから、今回の万引きに対しての対応は、
■ もう二度と万引きをさせない
ことに重点を置く以上に、
★ 子供が過ちを犯したとき、親として常にこう対峙する
ということを、子供に見せきることが重要だと思うのです。
万引きに限らず、お子さんはこれからもたくさんの過ちを
犯すでしょう。
そしてこれは、Tさんの家庭だけに限らず、どの家のお子さん
にも同じ事が言えると思うのです。
そんな過ちが起きるたびに、親の方が動揺し、狼狽し、
親としてのあり方の軸を見いだせないまま、場当たりの
方法で、話し合ったり殴ったりしても、根本的な解決には
つながらないでしょう。
だから、こう言うときこそ、自らのあり方に立ち戻り、
親として、子供と向かいあう生き様を、覚悟を持って
見せきることが重要だと思うのです。
その見せ方は、話し合いで行おうが、鉄拳制裁で
行おうが、なんでも結構。そこに正解などありません。
さらに言うならば。
こういった緊急時に見せる親の覚悟に、説得力を
持たせるならば、平時において、どのように子供に
接しているかも、重要となってきます。
親としてのあり方や軸を、きちんと子供にも示しながら
生きていたかどうかも、おそらく問われることになる
でしょう。
だからこそ、一回や二回叱ったくらいで子供が言うことを
聞くなどと言う甘い幻想を捨て、日々の生活においても、
しっかりと親としてのあり方を子供に見せていきながら、
しかるべき時も、その軸が揺るぎなく微動だにしない、
というところを見せきる。
本当に大変なことだと思いますが、そういう気持と覚悟で
子供と向かいあうことが、将来立派な大人にしていく、
一番の方法だと、私は思うんですよね。
Tさん、私は応援していますので、頑張って下さいね!
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● 編集後記
─────
怒るのも無理はないけど、他人なら笑っちゃうなぁ。
でも、ドナドナを歌うって……いい笑いのセンス持ってる弟だなあ。
640 名前:可愛い奥様[sage]
投稿日:2011/07/18(月) 09:14:52.57 ID:HY+DRc/x0
結婚が決まり、新居に引っ越しするために荷物を父ちゃんの
運転する軽トラに載せて自分は荷台に乗って家族に別れを告げた。
段々小さくなっていく泣いている姉や弟を見ていたら寂しさで
涙が止まらなかった。
後日結婚式の二次会でその様子が流れた。
見送る弟はドナドナを歌い、姉が両手をチョキにしながら
出荷出荷ー! と叫び、母はちょ、あんた達! と言いながら
ヒイヒイ笑いながらビデオを回していた。
旦那大爆笑、私は怒りで顔真っ赤、未だに忘れぬ7月18日。
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