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世界に一つだけの花

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さて今日は、あの有名な歌について最近気がついた
ことをお話したいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 世界に一つだけの花
─────
日本国民でおそらく知らぬ人はいないであろう
アイドルユニットのSMAP。
歌って踊って演技も出来るうえコントも出来、バラエティ
番組などでも引っ張りだこの彼ら。
とはいえ、基本はアイドル歌手、ということで、シングルや
アルバムなども精力的に発表しています。
彼らの代表作は、なんといっても「世界にひとつだけの花」
でしょう。
2002年7月24日に発表されたアルバム【Drink! Smap!】に
収録された野が初出でありますが、その後草なぎさん主演の
ドラマ「僕の生きる道」の主題歌になったことで、世間から
注目を浴び、2003年3月5日に新しくアレンジメントをし直し、
シングルバージョンが発売されました。
このシングルは最終的にダブルミリオンを達成し、オリコンの
歴代シングルチャートでも第9位と、ベストテン入りを果たして
います。
この曲は当時社会的にもブームになり、ちまたでも多くの
人たちが口ずさんでいました。
しかし、曲の評価は2分されており、支持する人と批判する
人とに大きく別れていました。
その評価が大きく分かれていたポイントは
「ナンバーワンにならなくてもいい
 もともと特別なオンリーワン」
という歌詞の部分。
支持する人たちは、無茶なナンバーワン指向に追い立てられ、
それに疑問を持った人たちや、そういった企業の体制から
こぼれ、自己喪失感にうちひしがれていた人々。
そんな人たちが、この尊厳の大切さを解いてくれるこの歌に
勇気づけられたり、自信を取り戻すことが出来た、ということで
支持しているそうです。
逆に批判的な人たちは、この部分を、現実的には競争社会である
にもかかわらず、その現実から逃避しているだけである、というのが
理由だそうで。
私自身も、この曲を聴いたとき、「ナンバーワンよりオンリーワン」
という言葉に相当な引っかかりを感じてしまい、正直あまり好きには
なれなかったんですよね。
しかし、最近改めてこの曲を聴き直す機会があったのですが、
この歌詞をじっくり味わってみると、当時は気がつけなかった
この歌の良さに気がついたんです。
それは何かといいますと……
 


━━━━━
  ● 「世界に一つだけの花」の一番重要な部分は
─────
そもそも、ナンバーワンというものは、なろうと思って
なれるものでもないように、私は思うんです。
何せ、本当にその世界で1番ということは、そこに
いられる人は一人だけしかいない訳ですからね。
さらに言うなら、ナンバーワンというものは、しょせん
はかないものであり、一過性のものでしかないと思うん
ですよね。
ナンバーワンになったと思って安心していても、
追いかけてくる人間に追い越されてしまえば、
その人はもう、ナンバーワンではなくなってしまう
という訳ですから、これほどむなしいものもない
でしょう。
では、ナンバーワンを目指さない方がいいのか、
ナンバーワンを目指す人はおろかなのか、と
聞かれたら、それは違うと答えます。
それでもやはり、ナンバーワンは目指す方が、
私はいいと思うんですよね。
先ほどもいいましたが、「世界で一つだけの花」は、
一番最後のところで
 ナンバーワンにならなくてもいい
 もともと特別なオンリーワン
と歌っているため、そこがクローズアップされがちです。
私自身も、この曲をあまり真剣に聴いていなかったため、
つい最近までは、この部分の歌詞の部分しか記憶して
いなかったんですよね。
で、私は、ナンバーワンは目指す方がいいと思っているので、
この部分に関してだけを聞いてしまっていて、批判的な感情を
持ってしまったんです。
でも、最近改めて聞いて見て、本当に大切なメッセージは、
実はこの前の部分にこそあるンじゃないかと思ったのです。
それは、こんな歌詞でした。
  そうさ僕らも
  世界に一つだけの花
  一人ひとり違う種を持つ
  その花を咲かせることだけに
  一生懸命になればいい
私は、この部分を聞いて、
「なんだ、とっても良い曲だったんだ」
と思ったんですよね。
一番大事なことは、一番になることじゃなく、
自分しか持たない種を発芽させ、花を咲かせる
ことに一生懸命取り組むこと。つまり
 ★ 自分に与えられた才能を、きちんと社会に示す
ことなんですよね。
そして、その才能を発芽させ、花咲かせるためには、
 ★ なんでもいいからナンバーワンを目指して頑張ってみる
ことが有効だと思うのです。
その結果、多くの人は、ナンバーワンにはなれないかもしれ
ませんが、それを目指し、頑張っていくすプロセスの中で、
 ★ 自らの才能が開花し、自分の役割を見出すこと
が出来る事も多々あると思うんですよね。
実際に、私の身近には、ある世界で1番を真剣に目指した
にもかかわらず、なれなかった人が、そこで見つけた自分の
才能を活かすことで、社会で成功を収めている、という人が
たくさんいます。
その人たちは、ナンバーワンではないかもしれませんが、
 ★ その世界の第一人者
 ★ ○○といったらこの人
と呼ばれ、社会に大きな価値を提供しています。
こういう姿こそが、本当の意味でのオンリーワンなのでは
ないでしょうか。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
 本当のオンリーワンになるために、ナンバーワンを目指して頑張ってみる
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私は、本当にこの歌の通り、世の中にいる人たちは皆、
一つ一つ違えども、社会に貢献出来るだけの種を持って
いると思っています。
しかしながら、その種を発芽させ、立派に花を咲かせる
ことが出来る人は、実際には少ないんですよね。
その原因は、ふたつあると思います。
一つは、種を抱えている当人の問題。
もうひとつは、その種を育てる土壌の問題。
仕事柄、仕事をさせて頂くに白そうでないにしろ、いろいろな
組織の内情を拝見する機会が多いのですが、正直申し上げて
従業員が抱えている種を立派に発芽させるだけの豊かな
土壌を持つ組織というのは、少ないように思います。
特に、大手で人材育成の意識が低い企業の場合、様々な品種の
種を無節操に集め、それを画一的な土壌に全てぶちまけて、
なおかつ同じ花を同じ時期に咲かせようとしているケースが
多々見受けられます。
例えていうなら、ひまわりと雪割草の花を同時期に蒔き、
同じ育て方をして、二つの花を同時に春に開花させよう
としているような感じでしょうか。
その点、人を育てることを重視している企業では、
種の選び方もこだわりますし、その種を育てる
土壌選びや土壌作りにも力が入っています。
ですから、もしあなたが、自分の種を育てようと
頑張っているのに芽が出ないのだとしたら、思い切って
そういった企業に転職するのも、有意義な選択だと
思います。
しかし、転職を繰り返していても、いっこうに芽が出ない、
または、そう簡単に転職などできない、という人であれば、
まず今の場所で、なんとか芽を出す工夫を、あなた自身で
取り組んでみて下さい。
土壌が悪かろうと、そこから動くことが出来ないのならば、
そこで花を咲かせるしかないのですから。
アスファルトのわずかな隙間からでも、咲く花があります。
その花を見習って、一生懸命、あなたの花を咲かせて下さいね。
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  ● 編集後記
─────
確かに、材質がプラチナだったら俺でも買わないよなぁ、
というのが、私が一番はじめにこれを読んで思ったこと。
この人と、あんまり変わらない発想(汗)。
19 名前:名無しさん@12周年[sage]  投稿日:2011/07/26(火) 17:24:55.33 ID:81FhVYiu0
 先日知らない人から電話がかかってきて、
 なんかセールスの電話のようなんだが
 「恋人にベアリングはいかがですか?」
 とかお姉さんが言ってるんだが、またマニアックなものを
 電話で売りつけるな~、恋人いねーし、いても女はベアリングは
 いらんだろうし、と不思議に思ったが、一応材質とかを聞いた。
 「SUS304とかですか?」
 「えー・・・ プラチナが人気ですよ」
 「うは、プラチナ製なんてあるんですか。
  初耳だ。いりません」
 と切った。
 後で考えたら、どうやらペアリングだったw
 そんな概念知らなかったしw
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