おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
4月21日に、これからセミナーをビジネスとして取り組みたい、
という方たち向けのセミナーを開催します。
・どうやってセミナーを始めるの?
・セミナーの企画はどうやって作るの?
・カリキュラムの作り方は?
・参加者の集め方は?
・そもそもセミナーってビジネスになるの?
そんな疑問をお持ちの方向けのセミナーです。
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残席4名です!
また、すでに講師として活動されている方向けに、
メルマガ読者勉強会を4月20日に大阪で開催します。
詳細はこちらをご覧下さい。
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さて今回は、昨日に引き続いて、私自身の反省と振り返りについて
お話したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 苦手な人や嫌いな人がいるんです
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昨日のメルマガで、私の講師としてのあり方が大きく変わった
お話をしました。
【未熟な人を育てる人になるために】
→ http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1717
かいつまんで言うと、未熟な人は、足りない人や欠けている人
なのではなく、未だ芽吹いていないけれども、花も実もつける
ものが内包されている種のようなものなので、足りないものを
埋めてやろうと言うことに躍起にならず、まずは必ず開花すると
信じる心のあり方を持とう、というお話でした。
この気付きは、ある意味、私の今後の生き方を大きく変える
ほどの衝撃をもたらしました。
そして、その後未熟な人に対しては、苛立ちは感じないように
なったんですよね。
しかし、私には、もうひとつ、講師として克服しなければ
いけない課題がありました。
それは、年配のビジネスパーソンの方たちに対しての、
ある種の感情でした。
私が今まで企業研修で対象にしていたメインゾーンは、
30代前後の中堅社員の方たちでした。
しかし、去年あたりから、40代後半の方たち向けの
研修も増えてきたんですよね。
バブルの頃に、ちやほやされながら社会に出てきて、
右肩上がりの経済成長の中で、イケイケドンドンで
売上を上げ、気合いと根性と年功序列で出世してきて、
今そこそこのポジションにいる管理職の方たち。
こういう方たちは、旧来の価値観で上手くいっていたという、
余計な成功体験もあり、そこそこの肩書きも取ってしまって
いる上、年配者特有の「最近の若い奴は」思考も生まれて
きているので、自分の考えを改めようとはしません。
逆に、ポジションを取れなかったり、左遷や降格をして
しまった方もいらっしゃいます。
その方たちは、会社を恨み、社会を呪い、将来をあきらめて
しまい、モチベーションが完全に下がってしまっていて、
しかもそのくせプライドだけは高いので、今の自分を変化や
成長しようという気持が全くといって良いほどありません。
これは、社歴の長い、大手企業で働いている方ほど、
この傾向が顕著に出てくるんですよね。
私は、正直に言って、この手の
「プライドが高く、自らを改めようとしない」
人たちが苦手でした。
いや、もっとはっきり言いましょう。
大嫌いでした。
しかし、そうは言っても、そういう気持で接していては、
研修も上手くはいきません。
私は、根が正直な人間ですので、目の前の人が嫌いだと思うと、
モチベーションもパフォーマンスも、落ちてしまうんですよね。
ですから、
「そんな人たちだって、きっと良いところ、
好きになれるところはあるはず!」
と考え、一生懸命その人の良さを探して、それを認めて
好きになるように努力をしました。
その結果、研修終了後には、大抵参加者の皆さんの
ことが好きになり、研修自体も、大抵はそれなりに
上手くいってはいました。
しかしそれは、1日研修といった、ある程度の時間を
受講者と共に出来るときの話であり、受講者の人数が
増えたり、短時間の講演などの場合は、正直申し上げて、
成果にムラがあったのです。
だから、好きなところを見つけていく、という方法は、
ただ嫌いだという気持を抑えて研修をしていたときよりは
よかったのですが、本質的な問題解決にはなっていませんでした。
しかし、これだけ好きになって認める努力をしているにも
かかわらず、どうして上手くいかないんだろう。
そんなことをしばらくずっと悩み続けていたんですよね……
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● 好きになる努力をしている、人を育てている人へ
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先日も、ある大手企業の研修を間近に控えていました。
その時の出席者の中には、私が苦手としている40歳代の
方が多数含まれていて、正直憂鬱な気持でいたんです。
その研修の前日、たまたま、私のメンターの一人である、
福島正伸先生の講演会に参加することとなりました。
福島先生からは、講師としてのあり方を学ばせてもらい、
本当に感謝しているのですが、ここ半年ほどは、お話を
伺う機会がありませんでした。
今回は、1時間ちょっとの講演会。
もう何度も伺っているお話だろうとは思いましたが、
ご無沙汰もしていましたし、せっかくの機会だったので、
復習もさせて頂こうと思って参加しました。
講演会当日、壇上に現れた福島先生は、相変わらず
元気いっぱいにお話をされていました。
その中で、先生がお話しされた「メンターの10箇条」を
話されたのですが、第2条をを聞いたとき、私は頭を
ハンマーで殴られるような衝撃を受けました。
福島先生はこう語りました。
★ 会う前から、好きになると決めておく
それまでの私は、好きになる努力をしていました。
そのために、相手の好きなところを見つけようと
していました。
好きなところが見つからなくて、嫌いなところしか
見えなかったとしても、
「きっとこうなってしまった理由が何かあるはず」
と想像しながら、相手のことを好きになろうとしていました。
しかし、この努力は、結局のところ、
■ 相手のことを条件付きでなければ好きにならない
と宣言しているようなものだったのです。
以前、福島先生から、
「一度でも向かい合った人とは一生のお付き合いをする」
という教えを受けました。
この言葉に感激し、以来それを心の真ん中に置きながら、
今まで講師として頑張ってきました。
しかし、その一生をかけてお付き合いしようとする人に
対して、私は、自分勝手な条件をつけて、好きだ嫌いだと
知らず知らずのうちに考えていたのです!!
そんなことだから、研修も上手くいく訳がなかったのです。
私は、中途半端な学びののままでいた自分を大いに恥じ、
「全ては決意から始まる」という言葉をかみしめつつ、
翌日の受講生たちに対して、
★ みんなが大好きだ
と、その場で決めたのでありました。
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今日のトーク術・まとめ
会う前から好きになると決める!
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迎えた翌日、私の心は晴れやかでした。
受講者の前に立ち、いつもとは全く違った気持で、
話を始めることが出来ました。
今までは、相手の出方を探りつつ、様子を伺いながら
といった状態で、どちらかと言えば、疑心暗鬼な心持ちで
受講者を見ていました。
しかし、今回は、最初から好きだというマインドセットを
していますので、受講者を疑い探る、という気持ではなく、
気遣い、心を配るといった気持で、受講者の様子を見ることが
出来たのです。
また、私の口から出てくるメッセージも、今までとはずいぶん
変わってきました。
語る内容は同じでも、今まではかなりストロークが厳しい
叱咤激励のトーンが多かったんですが、好きであるがゆえに、
信頼と支援のトーンで語ることが、自然と増えたのです。
すると、受講生の反応が、今までとは全く違ってきました。
研修開始早々から、参加意識も学習意欲も高くなりましたし、
研修途中に感じる、中だるみ感、停滞感も無くなり、
ディスカッションも活発、発言も自発的にしてくれる
ようになりました。
特に、今まで参加しても、どこか斜に構えていたり、
自発的に発言することがあまりなかった40歳代の
方たちが、自発的に発言してくれるようになったのです。
そして、最後には、参加者の皆さん全員が、私のところに
歩み寄って、あいさつをして帰ってくれたのです。
今までは、若い方たちは、大抵別れのあいさつをしてくれた
のですが、年配層の方たちであいさつをしてくれたのは、
大体半分程度しかいなかったんですよね。
もうとにかく、研修が始まってから終わるまで、
参加者の今までとの大きな変化に、驚き続けていました。
これは、会社の体質が変わった訳でもなく、たまたま
受講者に恵まれたからという訳でもないでしょう。
これはもう間違いなく「会う前から好きになると決める!」
という決意が引き起こした変化なのでしょう。
これは決して言い訳では無いんですけれど、今までの私も、
気遣いや心配りをしていなかったつもりではありませんでした。
自分なりにやっていたと自負していましたし、人にも、
こういうことは大切だとと説いてもいましたから。
しかし、今回の研修で、「会う前から好きになると決める」という
決意をしたことによって、自分の中で生まれた心のあり方や、
言葉遣い、そして、その結果としての受講生の変化の様を見ていると、
「今までのオレは、全く出来ていなかったんだな」
と、痛感させられました。
それほどの雲泥の違いを感じたんですよね。
だから私は、改めて、
★ 会う前から好きになる!
という言葉を、胸に刻み込んで、講師の仕事に取り組んでいこうと
誓ったのでありました。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
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なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 福島先生のセミナーのお知らせ
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そんな、私が師と仰ぐ福島正伸先生のセミナー、
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今回は、今井さんのご厚意により、今回のこのメルマガを
お読みの方だけは、15,000円のところ10,000円で参加できます。
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割引価格が適用されます。
タイトルに、「コンサルタント養成講座」とありますが、
人を育てる立場にいらっしゃる方ならば、この考え方を
学んでおかない手はありません。
ですから、講師やコーチ、コンサルタント、または部下を持つ
上司の方は、是非一度、福島先生の話を聞いてみて下さいね。
という事で、以下今井さんからのご案内です。
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● 編集後記
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「何やってんだ私。大好きな彼を失いそうです。
こんなに儚いものなんですね。
もう、無理なのかな…?ごめんなさい」
って質問してる人がその一ヶ月後に
「はんぺんがおいしすぎます。
はんぺん食べすぎたら太りますか?
はんぺん食べすぎとはどれくらいの量ですか?」
って質問してた。
出典
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