おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
5月20日に、これからセミナーをビジネスとして取り組みたい、
という方たち向けのセミナーを開催致します。
・どうやってセミナーを始めるの?
・セミナーの企画はどうやって作るの?
・カリキュラムの作り方は?
・参加者の集め方は?
・そもそもセミナーってビジネスになるの?
そんな疑問を解消し、今の自分が何から取り組めば良いか、
明日からの行動の一歩を決めるセミナーです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
→ http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1913
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● 英語の勉強、始めました
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私は今年、自分の行動範囲を広げる、ということに
取り組んでおります。
札幌や博多など、遠方でセミナーをやったりしているのは、
その取り組みのひとつなんですよね。
根が引きこもりで引っ込み思案の私としては、これはもう
けっこうなチャレンジなんですよね。
何せ、東京近郊を離れるのは、仕事ですら、おそらく年に
数回程度しかありませんし、プライベートでは、まず遠出など
するような人間ではありませんから。
そんな私にとって、今年一番のチャレンジは、
「海外でのセミナー・研修活動」
なんですよ。で、
「せっかくあちこち出歩くならば、海外でもセミナーをやってみよう!」
とあちこちで勢いで言ったところ、海外で企業経営をされて
いらっしゃるメルマガ読者の社長と知り合うことが出来、
その方の計らいで、まずは今度の5月に、テストケースの
研修を行うことになったんです。
参加者は、皆さん現地の方で、広東語と英語だけしか通じません。
という事で、広東語も英語も全くしゃべることが出来ない
私は、通訳の方のお世話になります。
とはいえ、多少は直接コミュニケーションも取りたいですし、
街中でも会話が出来ないと困るので、せめて英語だけでも
少しは話が出来るようになろうと思い、勉強することにしました。
最近は、skypeを使った英会話のサービスが非常に廉価で
提供されているので、さっそく申し込んだんですよね。
なにせ、中学1年の時、小文字のbとdの区別が付かず、
英語の先生に呆れられてしまってから、英語が大嫌いになり、
その後も満足に勉強しないまま落ちこぼれてしまった私。
5年前、興味本位で受けたTOEICでは、315点という
とっても素敵なスコアをたたき出してしまう位、私は
英語が出来ないのであります。
という事で、基礎からきちんと学ぼうと思いつつ、
申し込んだ英会話スクールのテキストを見てみると、
まず最初は、「あいさつ」という項目でした。
Good morning. My name is Hiroshi Mizuno. Please call me Hiro.
What’s your name? What should call you?
30分の講義で学ぶ会話は、たったこれだけ。
英語が出来ないと言っても、さすがにこれくらいのレベルの
英語ならば分かります。
だから、もうちょっとレベルの高いところからスタートした方が
良いかな? とも思ったんですが、まあここはきちんとステップを
分で進んでいった方が良いな、と思い直し、なおかつ3ページしかない
テキストも、一通り予習をして、本番に臨んだのでありました。
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● 出来ない人の気分をたっぷり味わいました
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時間になると、先生のシンディさん(仮名)からコールが鳴ります。
緊張の面持ちでそのコールを受けると、画面にシンディさんの
笑顔が映りました。
「Hi!」
にっこり笑って手を振っているシンディさん。
私も笑顔で手を振り替えします。
その次の瞬間。
「Ndkesa laedgerwa kareakasg,ddasaaoovzsde?」
いや、本当は相手は簡単でまともなな英語を話して
いたんだと思いますよ。
でも、最初くらい日本語で話せるのか、と思っていた
ところに、明らかに、日本語ではない言語で語り
かけられた私は、まるでこんな意味不明な言葉のように
しか聞こえなかったんですよね。
で、次の瞬間、意識が飛びそうになるくらい、
頭が真っ白になってしまいました。
な・に・を・い・っ・て・い・る・の・か・わ・か・ら・な・い
口をぱくぱくさせながらも、言葉が出てこない私の異変を
察知したシンディさんは、ゆっくりと、一言一言語りかけて
くれました。
しかし、パニック状態になっている私は、
「どうしよう、わからない、先生困らせちゃう」
という言葉が頭の中をぐるぐる回ってしまい、
そのことに気付けません。
ああ、シンディさんの言っていることが全く分からない。
いったいどうしたら良いんだろう。
もうちょっと基本的なところを勉強してから
この英会話スクールに申し込むべきだったか。
というより、こんな私が、海外でセミナーをやりたい
なんてこと考えたのがいけなかったんだ。
今からでも遅くない。先方の社長には、頭を下げて
中止することをお願いしよう……
そんな、絶望的な気持でいっぱいになりながら、
自分の情けなさで、泣きそうになりながら、
しばらく固まっていたんです。
するとシンディさん、カチャカチャとキーボードを打ち始めました。
チャットの画面に、何かテキストが表示されます。
涙でにじむモニター画面を見てみると、そこには、
You have to believe yourself that you can speak English.
と書かれていました。
これが、義務を表すhave toと関係代名詞のthatで成り立っている
文章であり、意味は
「あなたは英語を話すことができると自ら信じなければなりません」
という意味である、と理解したのは、レッスンが終わった後のこと。
その時の私が出来たことは、文字列をただただ単語単位で拾い上げる
ことだけでした。
意味が分からないまま、モニタに映るシンディさんの顔を見ると、
笑顔で親指を立てていました。
もう一度テキストを見る私。
You have to believe yourself that you can speak English.
今の自分には、この文章の正確な意味すら分からない。
でも、きっと、シンディさんは
「あなたは出来る! あきらめないで!」
って、励ましてくれてるんだな。
その時、脳内で岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」が
再生されました。
あなたの夢をあきらめないで
遠くにいて信じている
そうだ。
新しいチャレンジの、未だほんの一歩目を踏み出しただけなのに、
最初の躓きだけで、絶望的な気分に浸っている場合ではないのだ。
シンディさんだって、遠く離れたシンガポールから、
「あなたは出来る! あきらめないで!」
と信じてくれているではないか。
会ったばかりのシンディさんですら信じてくれているのに、
47年付き合ってきた自分自身を信じられずにあきらめてしまって
どうするんだ!
そう気持を奮い立たせた私は、ようやく気持が立ち直りました。
そして、その後も色々とすったもんだがありましたが、
シンディさんの辛抱強さと笑顔に助けられ、何とか最初の
30分のレッスンを、無事に終えたのでありました。
そして、笑顔で手を振るシンディさんに別れを告げつつ、
You have to believe yourself that you can speak English.
を、改めてかみしめたのでありました。
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今日のトーク術・まとめ
You have to believe yourself that you can do enything!
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今回私は、久しぶりに
■ 未経験ゆえに何も出来ない無力感に苛まれた人の気持ち
を経験することが出来ました。
きっとこれって、新入社員の時や、全く違う業種に転職した
時に、同じような経験をすると思うんですよね。
何も出来ず、頭が真っ白になり、それ故に、普段だったら
出来ることすら、出来なくなってしまう。
そんなとき、
★ その人の成長を信じて寄り添う人
の存在があるというのは極めて重要です。
時々、新入社員を捕まえて、
「お前、こんなことすら出来ないのかよ!」
と怒る人を見かけます。
でも、今回私が経験したように、出来ない事に囚われ
頭が真っ白になってしまうと、出来る事すら出来なく
なってしまうんですよね。
そんな状態のところに、追い打ちをかけるように
こんなことを言われたら、さらに萎縮し、さらに
頭が真っ白になってしまうことでしょう。
ですから、新入社員を迎え入れ、育てていく立場にある人は、
教えたり、叱ったり、褒めたり、といったことをする前に、
まずは、
★ お前の成長を信じているよ
というメッセージを、いの一番に伝え、さらにそのメッセージを
指導の中で、日々伝え続けてあげて下さい。
それが、未経験の新人を短期間に育て、その人の能力をいち早く
開花させる、一番シンプルな方法だと、私自身の今回の経験で、
痛切に感じたのでありました。
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もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 編集後記
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あなたの○○を、あきらめないで……
333 おさかなくわえた名無しさん [sage]
2011/12/01(木) 22:14:14.04 ID:L47M+ewB Be:
道路っぱたで大人が二人、小学生男子が3人這いつくばってる。
落しものですか?と尋ねたら。なんと眼鏡のネジが跳んだ、と…
話しかけたのはまあ手伝うつもりだからだし、だけど眼鏡のネジを
探そうとはまたスゲエな…
5分ほど後小学生の一人が見つけた…
すげえ。諦めたらそこで終わりか…