おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
6月30日に
「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例編」
を開催いたします。
ご興味ある方はこちらからどうぞ
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● 共感なんて出来ません!
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最近、コミュニケーションの世界では
「説得型コミュニケーションではなく、
共感型コミュニケーションを心がけましょう」
ということが言われ始めています。
私自身も、この「共感型」という点はかなり重要だと
感じており、研修やセミナーでも、折に触れてこのことを
お伝えしています。
受講者の方たちも、私の話を受け止めてくれています。
しかし、分かってくれるものの、
「では、どうやって共感型コミュニケーションを行えば良いのか?」
という事について、明確な答えを持っている人は少ないようです。
私自身、以前は、バリバリの説得型コミュニケーションを
駆使していましたので、共感型、という考えに触れたとき、
「それが重要であるという意味は分かるけど、いったいどうやるの?」
と疑問に感じていました。
それに対して、よく返ってきた答えは、
「相手の気持ちを感じようとするんです」
と言ったような、抽象的なものでした。
で、相手の気持ちを感じようとするけれど、よく分からなくて、
結局、共感なんか出来なかったんですよね。
でも、それで諦めるのは悔しいので、分からないなりに
試行錯誤を続けたのですが、その結果、
「ひょっとしたらこう言うことなのかな?」
という答えにたどり着きました。
それは、
「共感したければ、相手の気持ちを感じようとしてはいけない!」
という事だったのです。
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● 共感したければ、相手の気持ちを感じようとしてはいけない
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「相手の気持ちを感じる」
ということが、この言葉だけですぐに出来る人は、頭のいい人か
感受性が相当高い人でしょう。
昔の私のように、バリバリの理屈屋にとっては、このアドバイスは
全く役に立たないどころか、間違った努力に向かわせてしまう
事にもなりかねないのです。
実際、私も最初の頃は、間違った努力をしていました。
一生懸命相手の気持ちに意識を向け、
「この人はどんな気持ちになっているんだろう?」
という事を理解しようと努力し、相手に
「あなたはその時、どんな気持ちでしたか?」
と言う質問をしてみました。
しかし、このやり方では、全く相手の気持ちを感じることは
出来ませんでした。
仮に相手が、
「とても悲しかったんです」
と答えてくれたとしても、
「ああ、この人は悲しかったんだ」
と「表面的な理解」は出来るかもしれませんが、その程度の
理解など、とても「共感した」とは言えませんからね。
そもそも、しょせん赤の他人であり、その人が置かれた状況も
性格も経験も考え方も、全く違う人間です。
そんな人間の気持ちを、いくら直接知ろうとしても、絶対に
無理なんですよね。
そこで、私は質問の方法を変え、
★ その人の状況・性格・経験・考え方を聞くようにした
んです。
その時、どんな状況だったのか。
どんな経験をしてきたのか。
どう考えてそう思ったのか。
なぜそう考えたのか。
こういうことを、とにかく徹底的に聴くことにしたんです。
では、どれだけ徹底的に聴くのか。
その基準は、
★ 自分の気持が大きく変化するまで
ということ。
相手の感情を、ストレートに理解など出来ないわけですから、
せめて、相手の置かれた状況や、相手の考え方をトレースする
ことで、
★ もし自分がこんな経験をし、こう考えたら何を感じるか
を、大きな感情の変化が起きるまで、徹底的に聴いていったんです。
このコミュニケーションスタイルを取り始めてから、相手との
関係性が、劇的に変わりました。
私自身も、
「ああ、これは本当に悲しいだろうなあ」
と心底感じられるようになりましたし、そうなると相手の人も
「ああ、この人は私のことを分かってくれた」
と思ってくれるようで、さらに密度の濃いコミュニケーションが
出来るようになる、という事を、たくさん経験したんですよ。
つまり、共感型コミュニケーションを行うには、
「相手の気持ちを知ろうとする」
のではなく、
★ その人の状況と考え方を知り、自分の気持の変化を感じる
ということが、重要なんですよね。
もしあなたが、以前の私のように、わかりもしない相手の
気持ちを知ろうとして空回りしているのならば、ぜひ
この考え方でコミュニケーションを取ってみて下さい。
きっと、相手との関係性が、変わってくると思いますよ。
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今日のトーク術・まとめ
共感型コミュニケーションとは、相手の気持ちを知ることではなく、
相手の状況と考え方を知り、自分の気持の変化を感じること
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今までは、相手のことを受け止める、という視点でお話し
しましたが、逆に、
■ 自分の考えを、相手に共感してもらいながら伝える
ためにはどうしたら良いでしょうか?
実は、考え方は全く同じです。
自分の気持を相手に共感してもらいたい時も、その感情を
言葉にして伝えるだけでなく、
★ 自分の状況や考え方も併せて伝える
ことで、共感を生み出すメッセージを発信することが
出来るんですよね。
お陰様で、このメルマガを読んで下さっている読者の方たちから、
「共感しました!」
というメッセージをたくさん頂きます。
その理由は、上に書いたとおり、伝えたいことを、理屈や説明
ばかりで伝えようとはせず、自分が経験したことや、その時に
考えたことなどを一緒に伝えているから。
だから、読者の皆さんは、自然と、私と同じ経験を擬似的に
体験することとなり、結果として気持ちが動いて、共感を
得やすくなっている、という事になるわけです。
ちなみに、このメッセージの作り方について、さらに詳しく
知りたい、という方は、私の教材、
■【人の心を動かす文章の作り方 メールセミナー】
→ http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2441
で、詳しく説明をしておりますので、ご興味ある方は、
是非こちらで学びを深めて下さいね。
また、メルマガやブログなどで、継続的に共感型メッセージを
発信していきたい、という方は、6月30日に開催されるセミナーで
詳しくお話ししておりますので、こちらにも是非要らして下さい。
詳細はこちらです。
→ http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2442
ということで、もしあなたが、共感してもらえる様な
メッセージを発信したいのならば、是非この考え方を
身につけて、
★ 相手の心に響き、心を動かすメッセージの発信者
となって下さいね。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
→ http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2443
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● ライブセミナーのご案内
■ 2012年 6月30日 「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例編」
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● 編集後記
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理系の本は、タイトル勘違いされるの多いですよね。
ちなみに私は、プログラマやってた頃「はじめてのC」
というタイトルの本を電車の中で読んでいたとき、向かいに
座っている若い女性に、変な目で見られたことがありました……
412 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage]
投稿日:2012/06/06(水) 21:00:51.81 ID:x27LO3dC
本屋で買った「図解!超ひも理論」が彼女に見つかり、
「あんたヒモになるための参考書買って、人としてサイテー」
って言われた。
さらに中見ながら「素粒子とかエントロピーとかこじつけじゃん」と
ぶつぶつ文句を言い続け、5分後やっとなんか違うと気づいたらしい。