おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
人の上に立ち、人を導くリーダーの方たち向けの話し方講座を
来月の8月25日と9月2日の二日間をかけて開催致します。
タイトルは、
『リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座』(仮称)
です。
自分が伝えるべきメッセージがあり、人前で話す必要もあるが、
人まで話すことに苦手意識があったり、もうひとつ聞き手の
反応が思わしくない、という方や、さらに説得力・納得感が
高まるスピーチをしたい、とお考えの方は、是非このセミナーに
参加して下さい。
詳細は、サイトの準備ができ次第お知らせ致しますが、興味のある
方は、8月25日と9月2日は、予定を押させておいて下さいね。
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● やりたくないことから逃げたいんですけれど……
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先日、習慣の専門家で有名な、佐藤伝さんの勉強会に
お招き頂きまして、1時間ほどお話しさせて頂きました。
【朝カフェ&勉強会
】
企業研修や自己開催セミナーなどでは、最低でも半日以上
お話しさせて頂いていますが、今回は、人様のコミュニティで、
しかも、1時間ちょっとという短い講演ということで、
非常に緊張しながらお話しさせて頂きました。
お話のテーマは「セルフ・ブランディングと独自セミナー構築の秘訣!」
というものでした。
といっても、内容は、自分の、起業してから今までのお話。
起業をしたものの、事業に失敗して借金を背負い、人脈もなくなり、
全くのゼロどころか、マイナスの状況からスタート。
で、どうやってはい上がってきたのか、という事をストーリー
仕立てにお話ししながら、どうやって自分自身のブランドを創り、
そこからセミナーの構築方法を考えて行ったのか、というお話を
させて頂きました。
私のことなど全然知らない、という人も結構いらしたのですが、
それなりに皆さん面白がってくれたようで、私自身も楽しい
ひとときを過ごさせて頂きました。
そのあと、質疑応答に移ったのですが、そこで、参加者の
佐伯さん(仮名)から、こんな質問を頂きました。
「水野さんは、山谷の多い生き方をしていたようですが、
大変で逃げ出したいほどしんどくなったときに、どうやって
そこから逃げ出さず、がんばることが出来たんですか?」
まあ、確かに私は普通の人に比べれば、借金を背負って、
何にも無い状態から、セミナーという仕事をきっかけに
はい上がってきた、という、普通の人よりは、ちょっぴり
大変な状態から人生の再スタートを切りました。
ですので、佐伯さんの質問にあるように、大変な状況から
逃げ出さずに取り組んできた事こそが、再起の大きな
ポイントである、と思われることもよくあります。
私は、それに対して、こう答えたのであります。
「いや、逃げ出してもいいですよ」
と。
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● 逃げてもいいの?
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つらいこと、いやなことからは、人間誰しも逃げたいものです。
忍耐や根性のある人は、そのつらさ、しんどさに、果敢に
向かい合い、チカラ技で克服していくことは出来るかも
しれません。
しかし、多くの人は、それほどの力を持ち合わせて
いませんし、その力を持っていたとしても、それを
使いすぎると、ある日突然ポッキリ折れて、うつ病に
なってしまう人も少なくありません。
私だって、自他共に認めるほどの、根性なしですし、
忍耐などかけらも持ち合わせておりません。
ですから、私は、たくさんのことから逃げてきました。
もちろん、今だって、しょっちゅう逃げています。
しかし、人生がうまくいかなかったときの逃げ方と、
今の逃げ方とでは、ちょっとだけ違うところがあります。
それは何かというと、
★ この逃げは小休止であると自覚する
ということ。
以前の私は、いやなことがあると、
■ それから永遠に逃げようとしていた
んですよね。
しかし、38歳の時、事業に失敗し、借金こさえて
人間関係もなくなってしまいました。
そして、それを招いたのは、すべて自分自身の
至らなさが原因だと言うこと。
で、この現実、この事実は、いくら目を背けて
逃げようと思っても、常に目の前に居座り続ける
んですよね。
もちろん、最初のうちは、この事実からも逃げ回りました。
しかし、事態は悪化する一方であり、精神的にも、
どんどん、どんどん追い詰められていきました。
そして、もうどうにもならなくなった状態にまで
追い詰められたとき、
「ああ、もうこの事実から逃げることは出来ないんだな」
とあきらめて、これを受け入れ、避けていた行動をとる
ことにしたんです。
しかし、もちろんすぐにすべてを受け入れ、やるべきことをやる
ることなど出来ませんでした。
ですから、ちょっと取り組んでみては、すぐに投げ出す、という
ことをしていました。
でも、以前と違って、
「これは、未来永劫逃げるんじゃなくて、小休止だから」
と考えていたんですよね。
ですから、しばらく休んで、気力が取り戻せたら、また
がんばって、やるべきことに取り組んでみる、ということを
繰り返していったんです。
そうしているうちに、何とかどん底から這い上がることが出来、
何とかまともな生活が出来るようになりました。
もちろん、未だにたくさんの逃げ出したくなるような問題や
課題を抱えています。
そして、日々の生活の中で、やる気がなかったり疲れたり
したときに逃げてしまうことはしょっちゅうあります。
でも、本当の問題からは逃げ回ることが出来ないことを
知っていますので、一休みしたら、また新たな気持ちで
自分の問題に取り組んでいく、ということを、いまもなお
繰り返しているんですよね。
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今日のトーク術・まとめ
自分の問題からは、克服するまで逃げ切れない、
と、自覚しているのならば、時々逃げたっていいじゃない
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ここまで読んだ読者の方の中には、
「でも、逃げてもいいこともあるし、逃げられることだって
あるんじゃないの?」
と思われる人もいるかもしれません。」
たしかに、そういうものもあります。
ただ、私の経験上、ちょっとしたいやなことであれば、
逃げ切れることもありますが、本質的な問題や、本当に
克服しなければいけないことというものは、絶対に
逃げ切れないように出来ていると思うんですよね。
で、それなりに成果を出してきた人たちにも話を
聞いてみると、やっぱりみんながみんな、口を
そろえて、同じことを言うんですよ。
それを踏まえて、昔の自分を振り返って考えてみると
「いやなことから逃げ切ろう」
と思って逃げた後で、結局逃げ切れずに、また
同じいやなことに向かい合う羽目になったときに
生まれる、
■ 逃げ切れなかった失望感から生まれるモチベーションの低下
というのは、尋常ならざるものだったんですよね。
とことんまで気持ちが萎え、やる気を失ってしまうので、
そのいやなことに向かい合うことなど出来ず、結局
「どうやってもう一度逃げようか」ということに、
時間とエネルギーを奪われてしまうようになるんです。
今にして思えば、これはかなりの無駄な行為と言わざるを得ません。
ですから、逃げ切ろうと思うのではなく、必ず克服するけれど、
しんどくなったらいったん逃げる、という気の持ち方というのは、
もし逃げ切れたときはラッキーだし、逃げ切れなかったとしても
克服する覚悟をしているから、精神的ダメージはほとんど無い、
という、どちらに転んでも損ではない考え方なんですよね。
もし今あなたが逃げることに疲れ始めていたとしたら、
または、逃げずにがんばりすぎて疲れ始めていたとしたら、
こんな考え方も参考にしてみてくださいね。
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● 編集後記
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確かに頭はいいかもしれないが、
野生動物としての矜恃は忘れないでほしい。
224 本当にあった怖い名無し [sage]
2012/07/27(金) 15:28:54.33 ID:3IQ/z5dP0 Be:
怪我したカラスを保護していたら、いつまで経っても
飛べない様なので、仕方なく面倒を見ることに。
ある日、用事から帰ってくると部屋の中で元気に
飛び回っているカラス。
自分と目? があった瞬間、ぼとっと落下して、
飛べないと哀れんだ声で鳴くカラス。
って話をなんかの本で読んだ。
あいつらマジで頭良いよな。