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問題解決に対しての取り組み姿勢を考える

おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて今日は、問題解決の考え方について、
お話したいと思います。
では、まいりましょう! 
 
 
━━━━━
  ● あなたはこの問題を解決できるか?
─────
ネットで面白い話を見つけましたので、ご紹介しましょう。
以下の問題に対して、是非ご自分なりの解決策を考えて
みてください。
では行きますよ!
問題1:犯罪が多い地域の治安をよくしたい。
問題2:エレベーターが来るのが遅い。
問題3:駐輪場の自転車がガタガタで近所迷惑
問題4:工場でミスが多い(アメリカの事例)
……さて、どんな解決策が出てきたでしょうか。
そのアイデアを持って、次のセクションに進んで下さい。
 
 


━━━━━
  ● 問題解決に対しての取り組み姿勢を考える
─────
さて、それでは前ほどの問題に対しての解決策を
考えて行きましょう。
ネットで出ていた解決策のひとつのパターンはこういったものでした。
問題1:犯罪が多い地域の治安をよくしたい。
解決策 → セキュリティシステムの導入。フルタイムのガードの雇用。
問題2:エレベーターが来るのが遅い
解決策 → 新しい高速エレベータの設置
      指定階しか止まらない「エクスプレスエレベータ」の導入。
問題3:駐輪場の自転車がガタガタで近所迷惑
解決策 → 立て看板、注意。
問題4:工場でミスが多い
解決策 → 生産性コンサルタントの起用。
……という事ですが、皆さんの考えた解決策と比べて
どんな違いが、または共通点があったでしょうか。
しかし、この解決策、具体的に実施されてはいたのですが、
実はどれも問題を解決してくれなかったのだとか。
つまり、この解決策の回答は、失敗事例だったんです。
では、なぜ失敗してしまったのか。
一見、どれもこれも、問題が解決出来るアイデアのように
見えますよね。
でも、この解決案を考えた人の奥には、ある共通した思考を
感じ取ることが出来ます。
それは、
 ■ 問題を起こしている対象を強制的にコントロールしている
ということ。
でも、こういった解決策が功を奏するのは、問題を起こして
いる対象が、そのコントロールを受け入れたときに限ります。
ですから、強制力が無い解決策は功を奏しませんし、
強制力があったとしても、その強制力が無くなった瞬間、
問題は元通り起こり続ける事になるでしょう。
特に、問題の対象者が人間の場合、強制的なコントロールで
問題を解決しようとしても、根本的な解決にはなかなか結び
つかないケースが多いようです。
では、どうしたらいいか。
この記事には、成功した解決策も載っていましたが、
それらを見てみると、やはりそこにも、共通している
思考がありました。
それは何かというと、
 ★ 問題を起こしている対象の立場に立って考える
というもの。
問題を起こしている対象を、強制力でコントロールするのではなく、
問題を起こしている対象が、自発的に問題を起こさないように
していくような解決策を考えて実行しているんですね。
そして、もし自分が問題を起こす側の人間だとしたら、と考え
ながらその解決策を見ると、確かにこういう事をされたら、
問題を起こさなくなるよな、と思えるようなことばかり
だったんです。
ということで、せっかくですから、今回はその答えを
書きませんので、是非皆さんご自身で、
 ★ 問題を起こしている対象者が、
   自発的に問題を起こさなくなる解決策
を、相手の立場に立って考えてみて下さいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
     問題解決の基本も、相手の立場に立って考えること
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研修で色々な企業に伺う事が多いのですが、大手企業ほど、
今回お話ししたような
 ■ 人を強制的にコントロールする事で問題を解決する手法
をとるケースが目につきます。
確かに、大人数の集団を率いていく場合、ルールや罰則等の
強制力も必要でしょう。
しかし、強制力だけで組織を動かそうとするとどうなってしまうか。
そういう企業に伺い、従業員とお会いしてみると、私の目からは、
 ■ 主体的ではなく、従属的で自ら思考することが
   出来ない従業員を大量に作っている
ように見えてしまうんですよね。
まあ、立場が上で権限がある人が、問題を起こしている
下の立場の人を見てしまうと、ついつい自分の立ち位置を
利用して、強制力を発揮したくなるものです。
ただ、人の上に立ち、下の人を導く立場の人間であるならば、
すぐに強制力を発揮してしまうというのは、あまりにも安易で
頭を使わなさすぎる、愚かな思考の持ち主といわざるを得ません。
ルールや罰則を作ってそれを振りかざすことなど、
バカでも出来ます。
でも、人の上に立つ人は、バカではないのだから、強制力を
振りかざすことばかりにエネルギーを使わず、
 ★ 自発的に、良い行動を起こし、問題が起きなくなる仕組み
を考えることに、情熱とエネルギーを注ぐべきでしょうね。
という事で、ちょっと言葉がきつくなりましたが、私自身、
さっきの問題の解決策を考えたとき、強制力でコントロール
するアイデアしか思いつくことが出来ず、自分に腹が立ったので、
自らの戒めも込めて、きつい言葉をぶつけてみました。
俺のバカ! バカ莫迦馬鹿!
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  ● 編集後記
─────
おお、なるほど! とあやうく説得されかかったわ。
35 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう[sage]  投稿日:2012/10/18(木) 13:29:14.35 ID:c4qAZ6tI0
 オタクがよくアイドルやキャラクターを「○○ちゃん」
 でなく「○○たん」って言うの、
 これだからオタクはキモイ…とか思うかもしれないけど、
 あれ別にオタクがやり始めたわけじゃなくて、
 室町時代末期には既に「くりすちゃん」のこと
 「きりしたん」って言ってたからね。

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