前者・後者論。私は後者。これは、後者の方たちに向けたメッセージです。
が、前者の方で、後者をしょっちゅうシャットダウンさせてしまっている人も必見です。
言い出しっぺの仁之助さんが、前者・後者の見分け方として挙げている、「シャットダウン」「頭真っ白」という考え方が、後者の方たちに混乱を引き起こしているようで、現在彼の所にたくさんの迷える後者が群がり、それをひとつずつ潰している模様。でも、こりゃあキリがなさそう(笑)
たしかに、これは説明難しいと思う。特に、前者の人が、後者に対して分かる様に話すことは、結構な難易度だと思う。
ということで、後者の私が、この「シャットダウン」「頭真っ白」について、どういうことなのか説明することにチャレンジしてみる。上手くいきますように。
さて、まず始めに「シャットダウン」「頭真っ白」になっていない状態について考えてみると、要するに、
■ 色々なことが理解出来ている状態
だということになるよね。
で、この理解の仕方が、前者と後者とでは違っていて、後者は、
■ 自分自身との関連性が理解出来ていて、つながりを感じられている状態
だと私は考えている。
例えば、仕事を依頼されたとき、なぜ自分がそれをやらなければいけないのか、そのつながりが理解出来ていれば依頼内容はすんなり頭に入ってくる。
また、この仕事は、全体の流れの中の、どのあたりの行程のもので、この仕事の前後にどんな連携があるのか、といった事を教えてもらえると、すんなり理解が出来る。
でも、突然、なんの前振りもなく、断片的な仕事を渡され、「これやっといて」って言われると、自分との関連性、つながりが瞬時に見えないと、理解が出来なくなり、頭真っ白な状態になる。
友達と話していても、自分にとって興味関心がもてない話になると、自分との関連性やつながりが感じられなくなり、頭真っ白。
また、興味ある話をしていたとしても、それ以上に自分との関連性が高く、つながりを感じられるものが現れると、そちらに意識をとられてしまい、今まで話をしていたこと似ついては、頭真っ白になる。
このように、後者は、
■ 自分との関連性やつながりが切れてしまうと、シャットダウン、頭真っ白状態になる
生き物である、と。
また、物わかりが悪い、というのも、後者の特徴の1つに挙げられているけれど、それも、ここに書いた理由が原因で、何かを理解するためにせっかく作った関連性やつながりを、新しい理解をする際にはまた再構築しなきゃいけなくなるので、それを嫌がってのことなんだと、私は思うんだよね。
でも、後者の中にも、ほとんどシャットダウンしない人もいる。それはどういう人たちかというと、
★ 自分との関連性やつながりのバリエーションを豊富に持っている人
や、
★ 自分との関連性やつながりのストーリーを、(でっち上げでも良いから)すぐに作れる人
なんだろうね。
私自身も、以前に比べれば、相当シャットダウンしなくなってきたけど、それは、この2つを自分なりに頑張って身に付けてきたから。
まあ、たまには、「他人の理解など眼中になく、自分の世界観から一歩も出ない」がゆえに、頭真っ白になら無い人もいるかも知れないけれど、こういう人は、そもそも自分が前者か後者かなんて悩まないから、ほったらかしておいてよろしい(笑)。
ということで、もしあなたが前者か後者か分からない、シャットダウン、頭真っ白の意味が分からない、というならば、普段の考え方が、上記に当てはまるかどうか、関連性やつながりが切れたときに、思考が止まったり、混乱して分からなくなってしまうかどうか、振り返ってみて下さい。これが当てはまったら、多分あなたは後者でしょう。
はてさて……これで伝わっただろうか……
分からなかったらコメントでツッコミ入れて下さいm(_ _)m