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どうしても相手を褒められないときの対処法

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  ● うぅ~ん、こりゃ~好きな人にはたまんない味だ~!
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昨日の編集後記でご紹介した本、
「人にはちょっと教えたくない儲けのネタ帳」
ですが、そこで中途半端に書いた、食いしん坊万歳ネタ。
おいしくない料理に出会った時、渡辺文雄さんが言った
秀逸なコメントに感心した、という話をしました。
そしたら、好奇心のある人が「どんな話だか教えてくれ」
といってきたんですね。
ということで、今回はそのお話を。
といっても、いきなりこの章のタイトルに答え書いちゃいましたが。
そう、渡辺さんは、おいしくない料理に出会った時、
「うぅ~ん、こりゃ~好きな人にはたまんない味だ~!」
とコメントしたそうなんですよ。
これを聞いた勘の良い人は、なるほど! と膝を打つでしょうね。
確かに素晴らしいコメントであります。
さて、このコメント、いったいなぜ秀逸なんでしょうか?


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  ● 褒められない人を褒める方法とは?
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さあ、それでは、
「うぅ~ん、こりゃ~好きな人にはたまんない味だ~!」
という言葉そのものについて、考えてみましょう。
私は、このメルマガでも何度か書いていますが、言葉の意味を
理解する場合、まずはその言葉の中に出てくる登場人物を
確認しています。
そうやって考えると、この言葉には登場人物が少なくとも
3名以上いることが解ります。
まず、
 A 料理を作っている人
そして、
 Bその料理を食べた渡辺さん自身
さらに、もう一人が
 C おそらく、この料理が好きであろう人たち
です。
つまり、この言葉の意味するところは、
 ■ CさんがAさんを褒めている
ということですよね。
そう、つまり、自分自身がその人を褒められない場合は
 ★ 自分以外の第三者を立て、その人に褒めてもらう
ということを行えば良いんです。
こうすれば、自分自身が一切おべっかを言うことも、嘘をつくこともなく、
褒められない人を褒めることが出来る様になるんですね。
人を褒められない、お愛想が言えず、つい本音で相手を否定してしまう、
と悩んでいる方は、是非、この【第3者を立ててその人に褒めてもらう】
方法を活用してみてくださいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
   自分で褒められなければ、人を立ててその人に褒めてもらおう!
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さて、今日のメルマガ、実はここからが本題であります。
というのも、よし解った、自分もそうやって褒めてみよう、と思っても、
実際にうまくいく人と行かない人が、きっと出てくるんですよ。
たとえば、さっき考えた、あの渡辺さんのコメントにしても、
同じように行っているつもりでも、まずい料理をごまかそうとしている、
と思われてしまう人もいれば、そう思われない人もいる。
その違いを生み出すものは、いったい何でしょう。
私が考えるに、単なるごまかしと思われてしまう人は
次の2点が欠けているんじゃないかと思います。
まず1点目は
 ★ その時に立てた第三者を、具体的にイメージできているか
ということ。
「好きな人にはたまらん味だ~!」
といっている、その時に、その料理をおいしそうに食べている
人を、きちんと思い描けているかどうかが、そのコメントに
説得力・納得力をもたらす大きなポイントになると思います。
とりあえず、こう言っておけばいいや、と思ってコメントすると、
きっとそれを見抜かれて、「この人は口先だけの人だ」と思われて
しまうでしょう。
ですから、是非、具体的な人物をイメージして、その人が褒めている
姿を想像してみてくださいね。
それをやっても、まだごまかしのコメントだ、と思われてしまうので
あれば、きっとそれは次の点に問題があるのでしょう。それは、
 ★ 思い描いた第三者のことを、あなたはきちんと認めているか
ということ。
あなたが、第3者を思い描いていたとしても、その人をあなた自身が
嫌っていたり、認めていなかったりしていたら、当然そういった
雰囲気が言葉の端々に出てくるでしょう。
そんな雰囲気で話をすれば、相手に伝わるメッセージのエキスは
「俺はおまえを認めない」
というものになってしまうのは、当然ですよね。
つまり、褒められない人を褒めようとして、第三者を立てて褒める
ことが成立するのは、
 ★ あなたに、どれだけ沢山の【認めている人】が存在するのか
ということに他ならないんです。
そして、もっと言うならば、
 ★ あなたとは考え方や主義主張が違う人をどれだけ認めているか
ということが、あなたの人を褒める幅を広げていく、といっても
過言ではありません。
つまり、人を褒められるか、そうでないのか、ということは、ずばり
 ★ 自分という人間の幅の広さ
を表しているんじゃないか、と、最近私は思うんですよね。
以前私は人を褒めることが出来ませんでした。
今もまだ苦手ではあるんですが、それでも研修やセミナーを通じて、
参加者をその場で納得感があるように褒めたり認めたりする、
ということをやり続けてきました。
そういった訓練によって、以前よりは人を褒められるように
なったんですよね。
そんな今の状態から、過去の褒められない自分を観ると、
明らかに、人としての幅が狭いと思うんですよ。
人を褒められない、というのは、相手のレベルが低いのではなく、
自分自身の人間力が足りないのだ、ということを心に留め、
是非いろいろな人を褒められるようにチャレンジしてみてくださいね。
 
 
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  ● 編集後記
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アンケートのご協力、ありがとうございました。
おかげさまで、43名の方たちから、ご回答頂きました。
100名には届きませんでしたが、5000人の購読者の方の
1%の方たちが、プレゼントもなんにもない状態で
ご協力くださったのは、大変うれしいです。
ご協力頂いた方々、どうもありがとうございました。
コメント欄にお名前のある方は、ご挨拶が遅くなってすいません。
もう少々お待ちください。
こちらに頂いたコメントや情報につきましては、順次メルマガの方で
少しづつ発表させて頂きたいと思います。
今しばらくお待ちくださいね。
また、折に触れて色々とご意見を聞かせて頂く機会を設けて
行きたいと思っています。
その際は、また色々とお話聞かせてくださいね。
ということで、とにもかくにも、皆様ありがとうございました!
 
 

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