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職業に貴賤はあるか

おはようございます。水野です。
人を育てるビジネスに取り組んでいる方にとっては、
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さて今日は、自分が属している職業が人から評価されていない、
と悩んでいる方に、是非読んで頂きたいお話であります。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● ゲーム業界は落ちこぼれの吹きだまり?
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先日見ていたメタルギアソリッドのメイキング映像の中で、
監督の小島秀夫さんが、ゲーム業界の昔を振り返るお話がありました。
当時は、まだゲームというものも社会的に認知されておらず、
いわば、日陰の存在。
そこに、シナリオライターやデザイナー、サウンドクリエイター
たちが集まってきて、ゲームを作っていたんですね。
しかし、日陰の存在故に、そこで働くクリエイターたちは、
他のクリエイターたちからさげすまれたような目で見られて
いたんだそうで。
私自身も、中学2年の時からコンピュータをいじり始め、
今年でもう30年目を迎えました。
ですから、当時のゲーム業界のこともよく知っているんで、
この日陰の存在という感覚、解らないでもありません。
 ゲームセンターは不良のたまり場。
 あんなものは子供のおもちゃ。
 ショボいマシンで安っぽいプログラムを組んでやがって
ゲームについて、世間はそんな目で見ていたように思います。
当時のゲーム業界に限らず、日陰の存在だったり、見下される
様な職業って、今でも結構ありますよね。
でも、一方では、「職業に貴賤はない」という、立派な言葉も
あります。
しかし、ホントのところ、職業に貴賤は無いんでしょうかね?
 


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  ● 職業の貴賤ではなく……
─────
私個人の意見を言ってしまえば、職業には明らかに貴賤があります。
私自身、結構差別的に職業を見ている節があります。
というより、かなり大多数の職業を【賤の職業】としてみていますね。
具体的な価値を提供してもいないのに、バカ高い金を取っているような
IT・サービス業や、虚像の価値をやりとりして利ざやを稼ぐ金融関係の
職業とか。
中でも、一番【賤の職業】だと思っているのは、自分も属している
セミナー業・コーチ業・コンサル業という職業。
言葉ひとつでお金をもらい、結果については相手任せ。
こんなひどい商売はない。
水商売というものがありますが、あっちの方がまだまし。
なぜなら、少なくとも水商売は、お酒とかおつまみは提供しているから。
我々のような仕事は、声を出して空気を振動させるだけの
「空気商売」。
お酒もおつまみの出していないんですよ。
なのに、水商売より良いお金をもらったりしている訳です。
で、先生とか良いながらちやほやされているのです。
こんな職業、賤しい以外の何者でもないじゃないですか。
まあ、世間では、ITや金融コンサルなんかは花形職業で、
水商売の方が賤の職業と見ている人も多いようですが。
で、結局何が言いたいか、というとですね。
 ■ 職業に貴賤はあり、その貴賤は人様々である
と言いたい訳です。
だから、人が自分の職業をさげすんだとしても、気にすることはないし、
自分の職業が花形だと世間がちやほやしても、別段あなたが褒められて
いる訳ではないんだから、いい気になるな、ということな訳です。
自分がついている職業が、貴なのか賤なのかで一喜一憂するより、
 ★ 自分自身がその仕事を【貴の心がまえ】で取り組んでいるのか
ということの方が、よっぽど重要なことですよね。
どんな職業でも、素晴らしい人はいます。
そして、その素晴らしい人は、仮にその仕事がどんなに【賤】と
判断されていようが、高い評価をもらっています。
個々人の無知や勝手な思いこみで評する貴賤の判断などに
惑わされず、自分の置かれた職業を、自分のおかれた立場で、
自分の出来る事に、精一杯取り組んでいきましょうね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
 周りが評する職業の貴賎など気にせず、貴の心で今の職業に取り組もう!
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私の友人には、いわゆる世間で賤しいといわれている業種で
働いている人や、私が賤しいと勝手に思っている職種に就いて
いる人がたくさんいます。
でも、その人たちは、みな素晴らしい人たちばかりなんですよね。
で、そういう人たちは自分の職業が世間でどう評価されているかを
気にして一喜一憂している人はまずいません。
皆、自分の仕事に誇りを持って取り組むと共に、さらに自分が属する
職業をより高く評価してもらおうと頑張っています。
人の評価って、確かに気になりますよね。
そこに気持ちが振り回されるというのも、解ります。
私だって、口では自分の仕事が賤しいと思っているなんて良いながら、
同じことを人に言われたら、かなりカチンと来ますからね。
たまーに、仕事とは全然関係ないところで会う人なんかには、
そういう風なことを言われたりするわけです。
「しょせん講師でしょ」
って。
昔はうちのかみさんにも言われていたし。
「人をだまくらかすような、うさんくさい仕事だ!」
って。
でも、私自身、そう思っているところもあるんで、カチンとくるけど
言い返せないんですが(苦笑)。
ただ、人の下す評価は、最後の最後には職業、立場、環境、境遇ではなく
 ★ その人自身につくもの
だと思います。
だから、そういった【他人の無意味な評価】に一喜一憂するよりは、
粛々と、自分の目の前の仕事に取り組むと言うことが、精神衛生的にも
将来の自分自身の評価を高めるためにも、良いことだと思うんですよね。
 
 
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  ● 編集後記
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昨日は、赤塚不二夫さんの告別式でしたね。
私の人生自身、まだ昭和時代が長いので、
こういった昭和を作ってきた人たちが亡くなると
感慨深いものがあります。
しかし、今日のタモリさんの弔辞は感動的でしたね。
やっぱりあの人は頭がいい人で、また赤塚さんのことが
本当に好きで感謝している存在だったんですね。
特に、タモリさんのこの一言に、赤塚さんの功績と人柄を、
ずばりと顕していましたように思います。
「あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、
 前向きに肯定し、受け入れることです。
 それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、
 軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、
 その時その場が異様に明るく感じられます。
 この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
 すなわち
 『これでいいのだ』
 と」
赤塚さんもまた、漫画家という「賤しい仕事」と世間から
揶揄された職業の中で、昭和という時代を創り上げてきたひとり。
赤塚さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
 
 

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