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● お金を儲ける罪悪感から解き放たれましょう!
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私は、情報集めの意味もあって、まっとうなものから
うさんくさいものまで、結構いろいろなジャンルのメルマガを
購読しているんですね。
そんな中、ついこの間見かけたのが、「ミリオネアマインドを
作るためのセミナー」とか何とかいうやつ。
まあ、自己啓発セミナーの中ではよくあるやつでありますが、
何の気なしにそのサイトを見てみたんですね。
そしたら、そこで書いてあったことが、
「あなたはお金を稼ぐことに罪悪感を持っている!」
という文言。
そして、
「このセミナーに参加れば、あなたのお金に対しての
メンタルブロックを取り除き、お金を儲ける罪悪感から
解き放ってあげましょう!」
なんてことが書いてあるんですよ。
まあ、こんな話も、この世界ではもう掃いて捨てるほど伝えられている
話なんですけどね。
これが、数年前の私だったら、
「そうだよなぁ、なんか、儲けるのは悪だっていう気持ちは
あるもんなあ。この気持ちのブレーキがとれたら、ミリオネアに
なれるんだったら、セミナー参加しようかなぁ」
なんて思ってしまうところです。
でも、今の私は、そんなセミナー、参加したくもありません。
なぜなら、お金を儲ける罪悪感は、絶対に必要だと思っているからです。
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● お金を儲ける正しい仕組み
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その前に、ちょっと考えてみたいと思うんですが、
本当に多くの人たちは、お金を儲けることに罪悪感を
感じているのでしょうか?
例えば、あなたは過去に宝くじを買ったことはないでしょうか。
もちろん、当たったらいいなと思って。
また、作家になって印税生活を夢見たことはないでしょうか。
ミリオンセラーを出して、印税ガッポガポ、ということを
一度くらいは期待と共に想像したことある人多いんじゃないですか?
こういった人たちは、お金を儲けることに罪悪感を持って
いるのでしょうか。
もし、実際に当たったり、印税がガッポガポ入ってきたら、
急に罪悪感が芽生えて、お金を受け取らなくなってしまうので
しょうか。
そんなことありませんよね。
100人中、まず100人がそのお金を受け取るでしょう。
ということはですね。お金を受け取る事という行為自体には
罪悪感はないんですよね。
私が見る限り、多くの人が持っているお金を稼ぐ罪悪感とは、
■ 人に迷惑をかけながらお金を儲けること
に罪悪感を持っているんだと思うんですよ。
でも、これって至極まっとうな罪悪感じゃないでしょうか。
当たり前っていえば当たり前ですよね。
宝くじに当たったり、印税が入ってきたり、というお金が
罪悪感無くもらえるのは、誰にも迷惑をかけていないから、
な訳ですよ。
ということは、お金を稼ぐ罪悪感を無くすためには、
★ いかに人に喜んでもらえるような仕事をするか
ということに他ならないわけです。
相手を喜ばせて、感謝をされながら、
「ホント、こんな金額じゃ申し訳なく思っちゃうわ」
といわれながらお金を頂くことができたら、その人は
絶対にお金を儲ける罪悪感を持たないと思うんですよ。
だから、もし私だったら、お金を儲ける罪悪感という
メンタルブロックを外す、というセミナーをやるより、
★ いかにして人を喜ばせられるか
というセミナーをやりますよね。というか、すでにもう、
こういう考えでセミナー作っているんですが。
そのために必要なことは、まずはどういったことをしたら
人が喜ぶのか、ということをしっかりと考え、そういうことが
出来る人間になるように、自分自身をどうやって育てていく。
その上で、きちんとお客さんを喜ばせる商品を作り、
無理強いをしなくても買ってもらえるような仕組みを作る。
この手順でやっていけば、誰もが罪悪感を感じることなく、
お金を儲けることが出来ると思うんですよね。
ていうより、お金が儲かるのは、自分自身が適切なビジネスを
行っていくことで必然的に起こる結果でしかないわけで。
そもそも、お金を儲けることを目的とするから、罪悪感なんかを
感じてしまうわけですよね。
私が、ミリオネア系の自己啓発がうさんくさいと思うのは、
この点なんですよ。
お金儲けを目的としてはばからないこと。
特に、アメリカ方面からやってくる自己啓発に
多いようですが。
だけど、思慮深く、謙虚という美徳のある日本人には、
この考え方は、フィットしないんだと思います。
そして、そのフィットしないことこそが、私は正しい
あり方だと思うんですよね。
お金を儲ける罪悪感なんか、取り除かなくて良いんです。
むしろ大切に持っておきましょう。
その上で、
★ 罪悪感を感じないくらい、人を喜ばせる事に全力を注ぐ
事で、結果的にお金が儲かってしまった、という状況が、
本当の意味で豊かな人生なのではないかな、と私は思えて
ならないのです。
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今日のトーク術・まとめ
お金を儲ける罪悪感を大切にし、その罪悪感に負けないくらい
人を喜ばせる仕事をしよう!
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誤解の無いようにいっておきますが、自己啓発セミナーそのものは、
いいも悪いも無く、セミナーのいちジャンルであります。
私のセミナーも、自己啓発セミナーに括られるものもありますし。
ただ、これはちょっと、という自己啓発セミナーというものが、
これがまた結構な数あるんですが。
今回の話にも出た、ミリオネア系のセミナーは、気をつけないといけない
ジャンルのひとつですね。
流れとしては
・ミリオネアマインドセミナーに参加
・ミリオネアマインドに目覚めた(と勘違い)
・しかし、具体的にミリオネアになる手段がない
・だったらこういったビジネスがあるよ、という紹介
・それが、セミナーそのものの販売またはネットワークビジネス
・でも、お金を儲ける罪悪感が無くなったから、むしろ喜んで飛びつく
・WIN-WINだ! と言いながら、セミナー勧誘や商品押し売り
・周りの人たちから煙たがられる
・でも罪悪感が無くなったから気にしない気にしない♪
むしろ、お金を稼ぐ罪悪感に縛られてかわいそうなどと同情
・そしてまた、WIN-WINだ、と言いながら元気に押し売り
・以下、友達を失い、仕事もうまくいかず、おかしいな、と
思うまで繰り返し
と、こんな感じの流れになっているセミナーが結構あります。
(セミナー主催者の趣旨ではないが、そのセミナーに参加者した人が
ネットワークビジネスをやっていて引き込まれるというケースも結構あります)
こうやって、不幸な人を生み出しているのが、悪しき自己啓発
セミナーだったりするんですよね。
でも、一番の問題は、そういった悪しき自己啓発セミナーを
やっている人間が
■ 悪いことをやっている自覚がない
と言うこと。
ちょっと前の悪しき自己啓発セミナーは、やってる当人たちが
悪いことをしている、という自覚があったと思うんですが、
最近の悪しき自己啓発セミナーは、そういった【悪の自覚】が
無いみたいなんですよ。
また、良い自己啓発セミナーも、悪い自己啓発セミナーも、
セミナーで伝えていることは、ほとんど同じ内容なんです。
内容はいいが、その内容を無意識のうちに、人を不幸にする
ことに使い始めてしまうんです。悪い自己啓発セミナーは。
だから、笑顔で人を不幸に引き込んでしまう。
これは怖いですよね。
だからこそ、もしあなたが、セミナーをやるのであれば、特に、
自分のセミナーが良いものだという自身があればあるほど、
★ そのセミナーがどういう形で受講者の先に伝播するか
を、しっかりとイメージし、不幸な連鎖を生まないように、
充分すぎるほど充分に、気を配ってください。
セミナーというものは、その人だけを、その場だけ幸せに
するものではなく、その人と、その人の周りの人たちも含め、
末永く幸せにするものでありたいですよね。
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● 編集後記
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今日は、午前中信濃町に打ち合わせに行き、その帰りに久しぶりに
秋葉原に行ってきました。
前回訪れたのが、多分3年くらい前ですし、そのときはピンポイントで
お店に行って帰ってきたので、ゆっくりあちこち見て回ったのは、
本当に久しぶりです。
ということとで、今回は今まで行ったことのないところにチャレンジ
してみようと勢い込み、では、メイド喫茶に行ってみるか、と思った
のですが、いざとなると、だめですね。
店に入るどころか、道ばたでチラシ配っているメイド姿の女の子の
そばにすら近づけませんでした。
「べっ、別に、あんたのお店に行きたい訳じゃないんだからねっ!」
と、なぜか心の中でツンデレ台詞をつぶやきながら、メイド姿の
女の子から離れて歩き、それでも一歩踏み込んでチラシを渡そうと
してくれなかったことに、なぜか寂しい思いをし……
「んもう、何でもう一歩近づいてこないのよ! ブワカーッ!!」
と、やはり心の中で叫んだりして……
まったくもって、男心は複雑ですな。