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● 自分らしい文章を書く方法とは?
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毎日メルマガを書いていると、たまに面識のある読者の方から、
「水野のメルマガは自分らしさがよく出ていてうらやましい」
といわれることがあります。
また、メルマガを読んでいた方がセミナーなどに参加されると、
「メルマガで受けた印象通りの人ですね」
といわれます。
そして、決まって、
「どうしたら自分らしさが出る文章が書けるんですか?」
と聞かれるんですよね。
ということで、今日は、私が普段どんな感じで
メルマガを書いているかをちょっとお話ししたいと思います。
私が一番気をつけていることは、
■ 普段話しているような雰囲気が伝わるように文章を書く
ということ。そうした方が、読んでいる人も肩の力を抜いて
読めますしね。
で、そういった文章を書くためにやっていることは実は拍子抜け
するくらい簡単なことでして、何かと言いますと、
★ 話しながら、それをそのまま文章にしている
ということなんですね。
ね、簡単でしょ♪(←ボブ・ロス風)
※ボブ・ロス風の意味がわかんない、という人はこちらを参照
http://archive.mag2.com/0000115361/20080520233000000.html
とにかく、しゃべりながら、しゃべったとおりに書き記して
行くんですよ。
間合いなんかは、改行で表現したりして。
……と、こんな風に。
ということで、自分らしさを表現するひとつの方法として、
一番、簡単なやり方でありました。
是非やってみて下さいね♪
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● なぜ自分らしい文章が書けないのか
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なんて、いかにも簡単そうに書いてしまいましたが、
実はこれが、なかなか出来なかったりするんですよね。
話すように書くことが、自分らしい文章への道につながることが
判っているにもかかわらず、なぜそれが出来ない人が多いのでしょう。
私自身がいろいろな人からお話を伺って、これかな、
と思う理由のひとつが
「上手い文章を書こうと思うと書けなくなる」
ということ。
しかしですな、この上手い文章というものがくせ者でして。
文章の書き方についての本なんかを読んでいると、色々と
制約事項というか、ルールがありますよね。
「表現は簡潔であらねばならない」
とか、
「文末はですます調かである調で統一しなければいけない」
とか、
「誤字脱字はもってのほか。送りがなにも十分注意すべし」
とかね。
で、こういった条件に照らし合わせて、私のメルマガを見てみると、
まあ、言ってしまえば、こんな文章、へたくその極みであるわけ
ですよ。
表現は回りくどいわ余計なこと書くわ。
ですます調もである調も、果てはですよね調も交じっているし。
誤字脱字は日常茶飯事。漢字の表記だって統一がとれていない。
ということで、上手い文章の対極にある、といっても良いんじゃ
ないかと思うんですよね。
でも、そんなの関係ねえ!! っていう気持ちで書いてるんです。
というのも、実は私も以前は、自分らしい文章なんか、
全然書けなかったんですよ。
ええ格好しいの、自意識過剰の人間だったんで、
上手い文章が書きたくて、結構文章本なんかも
読みあさったんですよね。
で、「○○でなければいけない」的なルールを一杯
学んだんですが、その結果、学んだルールに振り回されて
全然文章書けなくなっちゃったんです。
書くのにものすごく苦労するようになってしまい、その上
出来上がったものがちっとも面白くない、という状態に
陥ってしまったんですね。
で、あるとき、敢えてルールを全部無視して書いてみよう、と
思ったんです。
上手く書けなくてもいいから、今まで学んだ制約条件を一切捨てて、
自由気ままに書いてみる。
そのひとつが、話しながら書くと言うことだったんですね。
そしたら、結構すらすらと書けるんですよ。
何しろ、気にすることが何もなくなったんで、いちいち書いていて
引っかからない。
これは気持ちが良いぞ、と。
すらすら書けるぞ、と。
で、書き上がったものを読み返すと、確かに今まで習ったルールからは
大きく外れるんですが、まあ、これはこれでありかもな、と思える
ようなものになりました。
だったらこれでいいじゃん、と。
自分らしくていいじゃん、と。
もちろん、ルールに沿って書き直した方が良いと思えるところは
修正したりもするんですが、基本的には
★ ルールで判断するのではなく、勢いを優先する
事にしています。
その勢いこそが、自分らしさになるわけですからね。
ですから、自分らしい文章を書きたいと思っている方は、
上手く書こうとなんかしないで、まずは普段話している
言葉で書いてみてはどうでしょうか。
自分らしさを表現する、一番の大敵は、表現に縛りをかける
ルールなのですから。
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今日のトーク術・まとめ
まずはルールを無視して話し言葉で勢いよく書いてみよう!
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と、こう書いてみたものの、まだ踏ん切りつけられない人も
いることでしょうね。
その人はきっと【自分】というものを表現することを
恐れているのではないかと私は思うんです。
自分を表現することを恐れ、いろいろな知識や情報をちりばめ、
それらの陰に自分を隠してしまう。
または、小手先のテクニックを使って、上手いこと相手を
ごまかそうとしてしまう。
しかし、これではいくら話し言葉で書いたとしても、いつまで
経っても自分らしい表現は出来ません。
だって、元々のものに自分がないのだから。
自分がなければ自分らしさもへったくれもありませんからね。
でも、本当の自分らしさって、そういう恐れを脱して、
自分自身を表に出していくことから、生まれてくるんだと
想うんですよ。
そもそも、【自分らしさ】って、なんでしょうか。
私が思うに、
★ 他人からの評価と、自分自身の生き方とが一致する
、ということが自分らしさの意味なんじゃないかと。
つまり、自分ひとりだけでは【自分らしさ】は成立しないんです。
だとすると、やはり自分らしさを作るためには、
勇気を持って自分を人前に出す必要があるんですよね。
ただ、いきなり自分を出しても、すんなり他人に受け入れられない
事もよくあります。私なんかそうでしたし。
でも、その中で、他人に自分を見せながら、理解してもらったり
折り合いをつけていったりしていきながら、徐々に
★ 自分らしさを育て上げていく
ということが必要なんだと想うんですよね。
自分らしさが出せないと悩んでいる方で、今回のお話が
思い当たる、という人は、是非勇気を出して、自分を表に出し、
そして人に揉まれながら、自分らしさを育ててくださいね。
それが一番楽ぅ~に生きられる方法だと、私は想いますので。
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● 編集後記
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テレビを地デジに変えたところ、一部の局が見られなくなった、
という問題を抱えて半年以上経ってしまいましたが、ようやく
解決しました。
といっても、力技でありまして、アンテナ買ってきてベランダに立てた、
という方法なんですけど。
しかし、大変でしたね。
アンテナの角度の違いによって、局によって電波が入ったり
入らなかったりして、全局をチェックしながらアンテナ回転
させてたんですよね。
ひとりでやるのはとても無理で、かみさんにアンテナの受信感度レベルを
逐一報告させていたんですが。
「45……47……42……これいつまでやるの?……51……49……
ねーもう飽きたんだけど……46……43……まだー?……」
と、報告の端々に、イラッとくる様な言葉を挟み込むもんだから、
アンテナレベルは低いけど、私の怒りのレベルはMAX状態。
あのアマ、後でヌッころす!! と思いながら、アンテナ回してました。
でも、角度が決まってテレビを見たら、今まで写らなかったTBSと
テレビ東京がクリアに映ったんでもうご機嫌♪
後は、パソコンで地デジを録画するためのボードを取り付ける作業が
ありますが、まずは全局映ってめでたしめでたしなのでありました。