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ファンが果たせる役割とは

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  ● 普通の女の子に戻ってから30年後に……
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2008年4月4日に、キャンディーズの解散30周年
フィルムコンサートが開かれました。
「普通の女の子に戻りたい」という名言を生み、1978年4月4日、
後楽園球場に集まった5万5千人の前で、「私たちは幸せでした」
という一言を残して解散し、それからちょうど30年後。
40代・50代の、当時からの熱狂的なキャンディーズファン2000人が
あつまり、当時を思い出しての大盛り上がりを見せたようですね。
彼女たちが大人気だった当時、私は小学生から中学生にあがった
くらいでした。
私にとって、キャンディーズは、アイドル歌手というよりも、
「8時だョ!全員集合」や「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」に出ていた
お笑いが出来るアイドルとして、とっても好きだったんですね。
だから、キャンディーズのファンではあったんですが、私はどちらかと
言うと、亜流のファンだったようでして(汗)
とはいえ、彼女たちの曲は、今でも口ずさめるくらい覚えていますよ。
ええ。
しかし、私、いつも思うんですが、こういう、長い期間ファンで
あり続ける人たちのエネルギーって本当にすごいですよね。
インタビューなんかを聞いていても、本当にそのエネルギーに
圧倒されてしまうことがしばしばあります。
そして、そんなにエネルギッシュなファンならば、ぜひ
こんな風に生きて欲しいなあ、と思っちゃうんですよね。
それは何かと言いますと……
 
 


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  ● ファンが果たせる役割とは
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私自身も、彼らと同様、人前に立つ仕事をしています。
あ、今、
「おまえ、同様って、ただのセミナー講師だろ!」
「キャンディーズと同列に立つな!」
「なに天狗になってんだ! ナメンナヨ!」
という罵声が聞こえてきたような気がしましたが、ここはひとつ、
大人になって見逃してやってください。
ということで、話戻して。
で、話し終わった後、色々と感想を頂くことも多いわけで、
たまには、「感動しました!」とか「心に響きました!」
なんてことも言ってくださる人もいたりするんですね。
こういう言葉を聞けるのは、本当に講師冥利に尽きますし、
うれしい限りではあるんです。
あるんですが、実は、もっとうれしい言葉があるんですね。
それはなにかというと、セミナーや研修の受講をきっかけに、
 ■ 人を感動させました、という報告
なんです。この報告の方が、感動しましたという言葉よりも
何百倍もうれしいんですね。
「感動しました」という言葉が表すことは、目の前にいた人だけが
喜んでくれているに過ぎません。何度も言いますが、それはそれで
うれしいんです。
でも、もし出来たら、そこで感じてくれた感動の喜びを、是非
自分以外の人にも味あわせてあげて欲しいと思うんですよね。
でないと、せっかくの喜びが、その人で止まってしまうから。
キャンディーズが5万5千人を集めて後楽園で公演しても、
その5万5千人が、自分だけ感動して終わってしまったら、
それはもう、5万5千人だけの感動でしかないんですよね。
せっかくキャンディーズから、
 ■ 感動することの喜び
を教えてもらえたのならば、それを今度は、自分以外の人を感動させる
ことに意識を向けることが、ファンとしての役割なのではないかと
思うんですよ。
そして、そういう想いを持って日常に帰って活動し続け、一人でも
二人でも、人を感動させることが出来れば、それが本当の意味で、
 ■ キャンディーズが永遠に残っていく
ということにもなり、その感動の総数は、5万5千人の何倍もの数に
ふくれあがるんじゃないかと想うんですよね。
ちょうど今回のキャンディーズ同窓会で集まった人たちは、
私とほぼ同世代の、社会でもそれなりの役職や立場で
働いている人たち。
キャンディーズが皆さんを熱狂させたように、私たちも、
仕事を通じて、彼女たちに負けないくらいな感動と熱狂を
社会に提供していこうじゃありませんか!
 
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
 人からもらった感動を忘れずに、自分も負けない感動を提供していこう!
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今回のキャンディーズの同窓会コンサートも、元はといえば、若くして
ガンでなくなったキャンディーズファンの一言がきっかけで、ここまで
大きなイベントになったそうで。
私が一番うれしいのは、自分たちと同世代の人間たちが、
ひとつの想いを持って、自分たちも含め、大勢の人を喜ばそうと
これだけのイベントをやりきったこと。
何でも、発起人も199名の人が名乗り出たそうで。
サイトを見てみると、みんな私と同じくらいの年齢が
ずらーっと並んでいたんですよね。
この世代って、こういうことやるの、結構苦手な世代だと
思っていたので、今回のイベントの裏事情なんかを聞いて、
ちょっと感動しています。
最近は、お疲れの世代・くたびれの世代、なんてこと言われてしまう
ことも多いようですが、是非、ここでもう一度若いときの熱い想いを
よみがえらせ、仕事に取り組んでいって欲しいなあ、と、胸を熱くしながら
思う次第であります。
 
 
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  ● 久しぶりに自主開催セミナーを行います。
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昨年の6月以来、自分自身が講師を務める自主開催セミナーは
すっかりお休みをしていたのですが、4月より、定期的に
開催していくことにいたしました。
タイトルは「初めてのセミナー入門」というもの。
コーチや、コンサル業、士業の方など、自分自身が商品となって
ビジネスをしていくという方にとっては、自分自身を人にどう
アピールするのか、ということについて、とても関心があることと
思います。
特に、これから取り組んでいこうと考えていらっしゃる方などは、
いったいどうやってクライアントを獲得していくのか、自分を
どうやってアピールしていくのか、ということに悩んでいる人も
多いでしょう。
そんな人たちのために、自身のセミナー開催を足がかりに、
 ・自分自身をどうやって育てていくか
 ・自分自身のブランドをどうやって創り上げていくか
 ・どうやってクライアントを獲得するか
 ・クライアントと共にどうやって成長していけばいいか
といったことを学ベルセミナーを開催します。
私自身、2002年当初は、実績・人脈・資金、もうほとんど
なにもない状態から、今の実績を創り上げてきました。
そんな自分自身の経験もなぞりながら、
 ・どんな人でも
 ・ゼロの状態から
 ・お金も体も心も無理のない形で、
 ・自分自身のしっかりした基盤を作り、
 ・そして息の長いビジネスを創り上げていく
ための、自分自身の作り方・育て方をお伝えしたいと思います。
このメールマガジンを気に入って継続して読んでくださっている
方たちには、きっとお役に立てるセミナーになると思っています。
なお、今回は15名限定とし、少人数でじっくりやらせていただきます。
セミナーの紹介サイトがまだ出来ていませんが、もしご興味のある
方は、こちらよりお申し込み下さいませ。
 → http://sp.m-stn.com/chk/080407.html
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  ● 編集後記
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私はあまりコンサートなどには行かない人間なのですが、
生まれて初めていったコンサートが、おニャン子クラブの
解散コンサートだったんですよねぇ。
自慢じゃありませんが、当時は、会員番号と名前を一致させて
覚えていましたし。
16番! 高井麻巳子! 19番 ゆうゆ! 32番! 山本スーザン久美子!
ほらね(笑)
なモンで、結構熱心なファンだったわけでありますが、コンサート
となると、少々勝手が違いまして……
というのも、元々合唱上がりの人間だったんで、歌は静かに座って
聞くもの、と、変な意地張って手拍子もせず座って聞いていたもんで、
私の周りだけ、なんかさめた空気が……
ま、へんてこな若気の至り、というやつでして(苦笑)

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