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● 24時間禁煙に成功したことのない男
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ご存じの方も多いかと思いますが、私は以前ヘビースモーカーでした。
一日たばこ3箱を吸っていましたんで、起きている時間には
ほぼ口元にたばこをくわえて生活していた、ということになります。
かつ、私は忍耐も根性もない人間であります。
喫煙人生20数年の中で、何度も禁煙にチャレンジしましたが、
禁煙が24時間以上続いたことがありませんでした。
ちなみに、この話を知り合いにしたところ
「それって、禁煙ですらないですよね」
とツッコミが入り、なるほどと思った次第でありますが(汗)。
そんな私が、38歳の時に禁煙に成功したのは、ひとえに
■ 禁煙することで獲得できる利益を明確にしたこと
■ 禁煙しないことで被る損失を明確にしたこと
■ 禁煙後に、実際に獲得できたメリットを見つけ続けたこと
という、3つの理由づくりをしっかりやったからなんですね。
これらを具体的にどうやって明確にしていったのかについては、
私の本に細かく手順が書いてありますので、そちらをお読みください。
ちなみに、なかなか新品は手に入りにくくなっている
ようでありますが、中古なら29円で手に入るそうです(笑)。
→ http://sp.m-stn.com/chk/magbook.html
さて。
この本は、たった一歩の行動を踏み出すための方法について、
丸々1冊分を使って解説している訳ですね。
しかし、そこまで丁重に書いたとしても、やっぱり行動を
起こさない人はいるんですよね。
「こんな面倒くさいことやってられないよ」
とか言いながら。
まあ、確かにえらく面倒くさい作業ではあるんですが(苦笑)。
では、こういった、いつまでも行動に移せない人は
いったいどうしたらいいんでしょうか?
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● 生きる道はいくつもあるが……
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以前の私もそうでしたし、このメルマガの読者の方の中にも、
■ 行動を起こせない自分をもてあましている人
がいらっしゃるのではないかと思います。
そういう人たちは、常に行動出来ない自分に対して悩んでいるんですよね。
だから、行動を起こそうとするために、巷に出ている自己啓発本などを
読んだりして、自らを行動に駆り立てるための方法論などを探し求めます。
その結果、いくつもの方法論に出会うのですが、やっぱりこういう人は
そういった方法論に出会っただけで何となく満足してしまい、
その方法論に基づいて行動を起こすことをしないのですね。
そして、
「ああ、どうして俺は行動出来ないんだろう」
と、また思い悩んでしまい、以下堂々巡り、ということに
なってしまうんですよね。
そんな人たちに対して、私は声を大にして、
★ 行動しなければと思わなくてもいいんじゃね?
と言いたいのであります。
だって、そう考えた方が、思い悩んで、結局行動しないよりは、
精神衛生上よっぽどいいと思いますもの。
不満足なソクラテスより、満足なブタの方が、その人自身の
心境を考えたら、絶対に幸せなんですから。
自分が行動を起こさないことで、大変なことに巻き込まれて
しまうかもしれませんが、それはその時考えたらいい訳ですし。
ひょっとして、本当に大変な状態になったら、その時に初めて
行動を起こすかもしれませんしね。
また、自分自身が行動を起こさないことで、誰か身近な人が
不幸になったとしても、それはあなた自身が不幸になるわけでは
ないんですから、気にしなければ自分だけは幸せのままでいられ
ますよ。
さらには、自分自身の死に際に、今まで行動を起こさなかった
ことが後悔となって襲ってくるかもしれませんが、その時は
あきらめましょうや。
それに、後悔が襲ってこない可能性だってあるんだから、
こっちに賭けてみてもいいじゃないですか。
個人的には、必要なときに必要な行動をしっかり起こしていける
人の方が、人生を充実させていくことが出来ると間違いなく言えると
思っています。私の勝手な思い込みですが。
そして、必要なときに必要な行動を起こさない人間は、人生は充実せず、
下り坂のスパイラルに入ってしまい、つまらない人間のまま死んでいくと
間違いなく言えると思っています。私の勝手な思い込みですが。
しかし、どうせ充実しないでつまらない人間のまま死んでいくのならば、
せっかくだから、思い悩むよりは、思い悩まずに、余生を過ごしたら
いいと思うんですよ。いや、本当に。
私自身、どちらの人生もありだと思っていますし、私に迷惑が
降りかからない限りはどちらがよくてどちらが悪いとは、断言
出来ないと思っています。
ここまで読んで、私が行動せよ、といいたがっているのではないかと
思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではないんです。
私が言いたいのは
★ どちらの人生を選ぶか決断せよ!
ということなんですね。
行動する人間としない人間、どちらが幸せなのかなんて、本当に
わからないんですよ。
ただひとつ、間違いなく言えることは、
★ 選択肢があるときに決断出来ない人間は決して幸せになれない
ということなんです。
逆に言えば、決断さえしてしまえば、きっと幸せになれると
思うんですよ。
私自身の経験から言うと、決断をすると、その瞬間に
自分の周りが変わってくるんですよね。
その変化は、自分にとって望ましいときもあれば、
まったくもって望ましくないときもあります。
でも、その変化が納得いかないときは、決断したことを見直して、
改めて自身がどう行動していくかを考え、また決断するんです。
そして、また周りの変化を鑑みながら決断を繰り返していく。
だから、間違ってしまうことを気にせずに、どんどん決断して、
その決断に自らをゆだねてしまえばいいと思うんですよ。
決断しないと保留の人生が待っています。
保留の人生は、本来ならば充実するであろう人生をどんどん
むしばんでいきます。
挫折や失敗もたくさんあるが、中身の詰まった人生を送るのか。
あちこち空洞だらけの、中身のないすかすかの人生を送るのか。
そのどちらを選ぶのかもまた、決断なんですけどね。
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今日のトーク術・まとめ
どっちでもいいから決断しよう!
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……で、こんなことを書くと、またまた
「そうは言っても、なかなか決断することが出来ないんですけれど
そんな人はどうしたらいいですか?」
なんて質問が出てくるかもしれません。
しかし、その質問に対しての答えはないんですよね。
確かに、「成功の可能性が一番高い選択肢の見つけ方」については
いかに情報を処理していくか、ということなど、テクニック的な
要素もありますから、教えることが出来ます。
しかし「成功の可能性の一番高い選択肢を選ぶ決断の方法」は、
もう教えてあげられませんでしょ?
もうそこに選ぶべき答えは出ているんだから、それを選択するか
どうかは、もう本人に任せるしかないじゃないですか。
そんな質問をした人は、もはや、「甘ったれるな!」という恫喝と、
頭にグーパンチをもらっても致し方なし、と言えるでしょう。
といはいっても、それでもあえて何か無いか、と問われるのであれば、
★ ささやかでもいいから決断癖をつける
ということは言えるかもしれません。
例えば外食するときに、3秒以内でメニューを決めよう、とか。
本屋に行ったら、5分以内で欲しい本を決めて買おう、とか。
身近に転がっている、小さな決断のシーンで、意識的に短時間で
決めると言うことを心がけていくと、決断癖が身につくかもしれません。
決断できないと悩んでいる人は、是非試してみてください。
※どうか、これを試すことすら決断できないと言い出さないでくださいね。
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● 編集後記
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ここ何回か、発行号数がダブったり飛んだりしてご迷惑を
おかけしてしまい、申し訳ありません。
最近、まぐまぐ! から発行されているこのメールマガジンが、
自分のところに時々届かなくなっていまして、それに気がつかないまま
前回受信したメルマガの発行号数を参考にしてしまったのが原因であります。
しかし、何で届かないんでしょうね。
スパム扱いされてゴミ箱にいった形跡もありませんし……
たまにこういうことがあるのであれば、メールの特性上、解らないでも
ないんですが、かなり頻繁にメールが行方不明になるのは、ちょっと
怖いですね。
たぶん、まぐまぐ!以外のメールも、不達になっているメールが
何通かありそうですよね……
もし私宛にメールを送って返事がないという方がいらっしゃいましたら、
是非もう一度再送してみてください。
よろしくお願いします。