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お客様とは

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  ● お客様は神様です! ……って
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今年はオリンピックの年ですね。
オリンピックと言えば三波春夫の東京五輪音頭。
東京オリンピックの年に生まれた私的には、
オリンピックとは東京オリンピックのことをさし、
その象徴は、東京五輪音頭なのです。
ここですでに3分の1くらいの読者がついてこれなくなって
来ているような気がしますが、気にせず続けます(強引)。
で、今日、そんなことをふと思い出し、そういえば、三波春夫さんって
どんな人生歩んできた人なのかな、と思ってウィキペディアで
調べてみたんですよ。
そうしたら、びっくりすることが書いてあったんです。
おそらく、皆さんご存じであろう、三波春夫さんの名台詞に
「お客様は神様です」
というのがありますよね。
私、あの言葉の意味は、お客様が私を応援してくれるから
ありがたいです、という意味以上に、なんか商売の臭いを
感じていたんですよ。
 私にお金を払ってくれるお客様は神様です。
 だから、えらいえらいお客様にサービスしますよ。
みたいな感じで。
必要以上にへりくだりすぎている感じが
なんかこう、言葉に出来ない不快感があって。
だから、心のどこかであんまり気持ちよく感じられない
ところがあったんですよね。
ウィキペディアにも、この言葉に「商売気たっぷりの成金趣味」
と感じていた人が少なくなかった、とありました。
しかし、三波春夫さんご本人は、それとは全く違った想いで、
この「お客様は神様です」という言葉を使っていたんです。
そして、その意味を知った私は、そこまでは考えていなかったなぁ
と襟を正したのでありました。
さて、その本当の意味とは、いったい何なのでしょう?
 


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  ● お客様とは
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あなたにとって、お客様の存在とは、一言で言ってなんでしょうか。
これを、良かったら、是非言葉にしてみて頂けたらと思います。
そうすると、これがきちんと言葉に出来る人と、そうでない人に、
分かれると思うんです。
おそらく、言葉に出来ない人は、自分がどういう想いや考えで
自身のビジネスに取り組んでいるか、まだ明確になっていない
という人なのかもしれません。
自分にとって、お客様とは一体どんな存在なのかは、
ビジネスに取り組んで行くにあたって、一番重要な
ことですからね。
なんて、偉そうなこと言っておりますが、私自身も、
よく考えてみたら【自分にとってお客さんとは】と
きちんと定義していなかったことに、今回気づいたんです。
うすぼんやりとは思っていたので、人から聞かれたら、それなりに
答えられるとは思うんですが、それでも、明確でシンプルな言葉に
までは、きちんと落とし込んでいなかったんですね。
しかし、三波春夫さんは、その点をきちんとシンプルな言葉で
定義した上で、しかも、お客様に対峙するとき、その言葉を
お客様や自分自身に言い聞かせているんですね。いわく、
 「お客様は神様です」 
と。
そう、お客様とは何かということを定義できていたとしても、
お客様と対峙するときに、必ずそれを自身に言い聞かせている、
という人は、さらに少ないんじゃないかと思うんですよ。
自分自身も振り返ってみると、毎回お客様に向き合う覚悟の
気持ちだけは、言葉にして自分に言い聞かせていたんです。
でも、
 ★ お客様とは自分にとって何か
という根源的なことについては、はっきりさせていなかった
わけですから、当然言い聞かせてなどいなかったんです。
ですから、こうして今、自分の仕事ぶりを思い返してみると、
お客様に対してのスタンスが、微妙に揺れていることが多々あった
ことに気づかされました。
もし、あなたも私と同じように、
 ★ 自分にとってお客様とはどういった存在か
ということを曖昧にしていたとしたら、是非、三波春夫さんのように
シンプルな言葉で表現してみてはいかがでしょうか。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
お客様とは何かを言葉にし、お客様と対峙するたびに自身に言い聞かせよう!
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ということで、三波春夫さんが常に口にしていた
 『お客様は神様です』
という言葉の、本当の意味とはなんだったのでしょうか。
wikiペディアには、以下のように解説されていました。
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派手な和服姿で「お客様は神様でございます」と舞台上で語る三波を
「商売気たっぷりの成金趣味」と嫌味を言う者も少なくなかった。
しかし、三波自身は
「お客様に自分が引き出され舞台に生かされる。お客様の力に
 自然に神の姿を見るのです。
 お客様は神様のつもりでやらなければ芸ではない」
という趣旨の発言をしている。
単なるリップサービスでも客に媚びている訳でもなく、客前で何かを
披露するという芸の本質を語ったものであった。
三波ファンの推理作家森村誠一は『知るを楽しむ 私のこだわり人物伝』
(NHK教育、2006年10月放送)の中で三波の天性の明るさに救われたと語り
「金銭的な報酬を与えてくれる観客を神様と持ち上げていると
 思われがちだが、三波自身は神の面前で歌を披露する存在」
と解説している。
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どうですか、これを読んで。
私は、
「そうかぁ、三波さんのような人でも、いや、三波さんのような人
 だからこそ、これほどの想いと覚悟で舞台に立っているんだなぁ」
と、大変感心したのであります。
そこからさらに奥にある、三波さんご自身の想いの深さは、
とうてい私などには想像つきませんが、きっと三波さんなりの
想いや覚悟があるのでしょうね。
私自身も、この「お客様は神様です」という言葉に、この説明を
聞いてから、非常にしっくり来る感情が持てました。
もちろん、自分は自分なりの言葉を考えていこうと思っていますが、
もし仮に、私がこの言葉を借りるのであれば、毎回、
「お客様は神様です」
と自身に言い聞かせながら、
 神の前ゆえに、全力を尽くし、かつ、謙虚に向かい、ウソ偽りない
 姿勢と取り組みを見せることで、神に受け入れてもらおう。
という気持ちで、お客様の前に立とうと思うのでありました。
……といっても、これもまた、なかなか難しいんですけどね(汗)。
 
 
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  ● 編集後記
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先週の土曜日は、うちのネコたちをお風呂に入れました。
一度、2月くらいにお風呂に入れたときは、いやがりはしたものの、
結構おとなしく入っていたので、今回もそんなに手こずらないと
思ったんですが、さにあらず。
2匹をいっぺんに風呂場に入れ、かみさんといっしょに
かわりばんこに洗ったんですが、もう、鳴く鳴く。
あつみ(縞オス)がかなりいやがる感じで
「な゛ー!! な゛ー!!」
と鳴くもんだから、啓助(白斑オス)が動揺し、一緒になって
「な゛ー!! な゛ー!!」
と鳴き始めまして。
その後、タオルを取ろうと細めに開けた風呂場の扉から
あつみがダッシュで逃げ、ビチャビチャのまま、私の部屋に
入り、本の上やら、漫画の上を走り回って逃げ回り。
私は
「あ゛~~!!! やめでぐでぇ~~!!」
と大騒ぎしながら捕まえて、何とか風呂場に入れようと扉を開けると
今度は啓助がダッシュで逃げ出し、あつみと同じ逃げ方で、私が
また悲鳴を上げながら捕まえて、風呂場に入れようとするとまた
啓助が(以下略)。
かみさんに「なんで中で捕まえていないんだ!!」
と怒鳴り散らかしながら、またぬれたネコを追いかけて、
なんてことを繰り返しているうちに、ヘトヘトに疲れて
しまいました。
もう、部屋はビチョビチョ。漫画も濡れ、私も全身濡れねずみに
なってしまうという状態になってしまいました。
2匹一緒に入れるということが、いかに暴挙だったか。
反省しています。