おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
来月の5月16日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたします。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非ご参加ください。
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さて今日は、たまたま見ていた深夜番組を見ていて、
いい話を聞いたなぁ、と思ったことをお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● ガレッジセールのゴリさんがデビューするまで
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昨日、たまたま「草野キッド」という深夜番組を見ていました。
この番組は、草野仁さんと浅草キッドさんが一緒に出ている番組で
番組コンセプトが「人気者の自分史バラエティ」となっております。
毎回、各界で活躍されている方が登場し、自分の足跡を
おもしろおかしくお話しするので、私も機会があるときは
見ているんですよね。
昨日は、ガレッジセールのゴリさんが登場し、デビュー当時の
苦労や、国民的アイドルとなったゴリエの裏話まで、なかなか
聞き応えのある話をされていました。
そして、番組の最後。
今までの人生から学んだことを格言として発表するのですが、
ゴリさんが、そこで語った格言は、
「やってからあきらめろ」
というものでした。
この言葉だけを切り取ってしまうと、当たり前な話のように
聞こえます。
しかし、この言葉の持つ意味というものを、本当に理解
するためには、ゴリさんがデビューするまでの間に
何をやって来たのかを、きちんと理解をする必要があるのです。
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● 「やってからあきらめろ」の意味とは
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ゴリさんは、お笑い芸人を目指すため、2浪してまで入った、
日大芸術学部を中退し、吉本興業の劇場の門を叩きました。
しかし、最初に行った「銀座7丁目劇場」は、定員オーバーで
門前払い。
次に向かった「渋谷公園通り劇場」は、芸人を抱えないスタイルで
やっている劇場のため、こちらもお断りという状態に。
しかし、その時に壁に貼ってあった「ボランティアスタッフ募集」
という張り紙を見つけ、それに志願。
給料ゼロではありましたが、晴れて芸人としての生活の
一歩を踏み出し始めました。
舞台運営に伴う裏方作業は、全部やらされながらも、
本番だけは客席から舞台を見ることが出来る、という
生活をしながら、芸の勉強をしていったそうです。
そして、空き時間で自分たちのコント台本を作り、
舞台終わりに、劇場の社員さんに見てもらったり、
街に出て、通りすがりの人を捉まえては見てもらったり、
といったことを続けていたそうです。
……とまあ、ここまでは、芸人を目指す人間としては、
当たり前なルートだと、私は思います。
ですから、この話までは、「ふーん」と思いながら
聞いていたんですよ。
ところが、次の話を聞いて「これなんだよな!」と膝を打ったんです。
彼はこういいました。
「普通は、コントの台本って、月1本書けば良い方なんですよ。
でも、俺はその時、毎週1本作って見てもらってたんですよ」
よく「成功したかったら人の倍働け」といった話を聞きますが、
彼は、普通の人の4倍やっていたわけです。
「やってからあきらめろ」の【やってから】というのは、
つまり、
★ 人の4倍やってから、あきらめろ
という事なんだと思うんですよね。
私自身も、このセミナー業というものに取り組み始めた時、
自己開催セミナーを、ピーク時は週に1回やっていました。
カリキュラムの作り込みはもちろん、集客からセミナー
修了後の受講者フォローまで、全てのプロセスを毎週一人で
やるというのは、今思い返してみても本当に大変でした。
ただ、その時セミナー業界を知っている友人から言われていたのは、
「まあ、普通にやっている人で月1回くらいだから、
全く未経験の世界に入っていきなり週1回やるというのは
というのはすごいことだと思うよ。」
といわれましたから、この時の私は、ゴリさんと同じように、
普通の人の4倍やっていたんですよね。
で、やはり思い返してみると、今の自分があるのは、あの時、
人の4倍やっていた時期があったからこそと思えるのです。
もしあなたが、何かになりたくて、でもその何かになれず、
あきらめてしまいたくなっていたとしたら、
「自分は、人の4倍それに取り組んでいるか?」
と問いかけてみてください。
その答えがNOだったら、まだあきらめるのは早いかもしれません。
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今日のトーク術・まとめ
「やってからあきらめろ」の【やってから】は、人の4倍やるということ
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ここで言う、普通の人というのは、当然のことながら一般市民の
事ではなく、その道のプロとして活動している人達です。
と、そんなこというと
「プロの4倍も素人がやることなんて出来ないよ!」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そう思っているうちは、プロになることは難しいかも
しれません。
というのも、プロになるためには、ほとんどの場合、極端なほどの
量を、一時にこなすというプロセスを経るケースが多いから。
プロとして人様から満足してもらいながらお金を頂くまでの
ものを提供できるようになるためには、立ち上がり当初は、
圧倒的な量をこなすことによって、必要なことを体にたたき込む
必要があるんじゃないかと、私は思うんですよ。
人が一ヶ月でやるサイクルのことを、あえて1週間で
やってみる。
こういう、ある意味「加圧式トレーニング」を続けることで、
プロとしての筋力をつけるわけです。
しかし、それが一生続ける必要があるかというと、
そうでもないと私は思うんですよね。
一度ついた筋力は、普通のペースで仕事をしても、
そう簡単に落ちません。
むしろそのあとは、自分の仕事の質を高めることに
力を注ぐステージに入るのでしょうね。
数をこなさない人の言い訳のひとつに、
「量よりも質が大事だ」
というものがありますが、この言葉は、立ち上がりの人が
使う言葉ではなく、十分に経験の蓄積をした実績ある
人が使う言葉だと思います。
これから何かを目指す人は、まずはたくさんの量をこなすことで、
自分が求めることが出来る筋力をつけることが重要でしょう。
逆に、筋力がある程度付かないと、質の向上も
図れないんですよね。
たくさんの数を経験し、人からたくさんの評価を受ける
プロセスは、立ち上がりの時期には、必要不可欠です。
それをしっかり経験したうえで、始めて質の向上を図るために
量のコントロールをする、というのが正当な道筋じゃ
ないかと、私は思うのです。
ですから、これからの人は、まずは安心して、人の4倍の量を
脇目もふらずにこなしてくださいね。
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● 編集後記
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結構苦しんでいた本の原稿ですが、ようやく章立てと、
サンプル原稿の一章分が書き上がりました。
まだまだ荒っぽい原稿で、納得いくものには仕上がってませんが、
何となく、この方向でいけるかなあ、という気はしてきました。
と言っても、それを決めるのは私ではなく編集さんなんですが。
果たして、どういうお返事が帰ってくるか。ドキドキ、であります。
ということで、昨日の我が家のネコブログ。
先日もらったサイン本について、あつみ♂と啓介がうぬぼれています。
ていうか、あつみ♂はamazon一位の意味、本当にわかってんのか?
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