おはようございます。水野です。
さて今日は、先日頂きました、それについてお話したいと
思います。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 読者の嘆き
─────
先日のメルマガで、「挨拶をしよう」というテーマで
お話をしました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/842989.html
このメルマガは、結構反響を頂きました。
その中で、Hさんから、こんなメッセージを頂きました。
こちらをお読みください。
会社の所長は挨拶しても、返してくれたことがありません。
昼間に「お疲れ様です。」と言っても無視です。
”会釈”さえしてくれません。
所長が自ら進んで挨拶するのは取引先のお客様と
本社のお偉いさんのみ。
この警備員さんのように挨拶を返してくれなくても、
毎日挨拶し続けるということは私には出来ません。
所長に対しては会釈もしなくなりました。
なるほど、確かにこちらが挨拶をしているのに、それに対して
答えてくれない人は腹が立ちますよね。
そういう意味では、Hさんのお気持ちは本当によく分かります。
ただ、私はそれでもなお、所長に対しては挨拶をして欲しいと
思うんですよねぇ……
━━━━━
● 負の連鎖は自分で止めよう
─────
小さい頃、ほとんどの子供達は「挨拶はきちんとしよう」と
育てられました。
先日伺った武蔵野中学校の生徒さん達も、みんな見知らぬ
私に対して「こんにちは!」と元気に挨拶をしてくれました。
しかし、それが大人になると、ほとんどの人が満足に
挨拶をしなくなる。
いったい、何が起きているんでしょうか?
私思うに、これは負の連鎖が起きている、と思うわけです。
今回のHさんのお話も、まさにこれではないかな、と思うんです。
Hさんは、挨拶をきちんとする、とても素敵な方です。
しかし、周りの人に、挨拶を満足にしない人がいる。
自分より、立場が上の人にだけ挨拶をして、それ以外の
人には挨拶をしない。
おそらく、良識ある多くの人は、この
■ 人によって挨拶を使い分ける人
に対して、不快感を持つことでしょう。
そして、そういう人の身近にいる人は、そういう人に挨拶を
しなくなるようになってしまうでしょう。Hさんのように。
しかし、この流れの中で、とんでもないことが起きている
ということを、気づく必要があります。
それは、
■ 挨拶を使い分けるという不快な人に、自分自身もなってしまった
ということ。
なんて嫌な奴だ、と思った人に対して、自分自身がその
嫌な奴と同じ状態になって、人に接してしまうように
なるわけです。
その態度が、その気に入らない人だけで済めばいいのですが、
そのうちに、挨拶を使い分けることが当たり前、という
気持ちがどんどん大きくなってしまい、そのうちに、程度の
差こそあれ、Hさん自身が嫌っていた所長と同じような
人間に、Hさんがなってしまうかもしれないのです。
嫌いな人を嫌う行為が、嫌いな人そのものに自分を近づけてしまう。
わたしはこれを、「負の連鎖行為」と呼びます。
嫌いな人に対して怒りを感じ、人として基本的な行為すら、
その人にしないようにしてしまうということが、
■ 自分自身の人間性をだめにしていってしまう
事になってしまうんですよね。
挨拶をしている警備員の方に、ほとんどの会社員が挨拶しない。
この事実は、まさに負の連鎖の結果が、社会全体に蔓延した
結果であると言えるのではないでしょうか。
自分が負の行為を受けたときに、その行為に感情的になって、
負の行為で返し始めると、自分自身もだめにし、ひいては、
周りの人達をもだめにして、結果的に社会全体をだめにする。
だから、Hさんには、負の行為の連鎖は自分で止め、
是非所長に毎日挨拶をして欲しいと思います。
それが、何より自分自身のため・社会のためになるのですから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
腹が立ったとしても、負の連鎖は自分自身で止めよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
本当に人間というのは不思議な生き物で、ああはなりたくない、
と思っている人に、油断しているとなってしまうんですよね。
また、プラスの感情よりも、マイナスの感情の方が
人や自分に大きな影響を与えてしまうようです。
今の社会とは、そういったマイナスの感情、不快な印象が
至る所で伝播しているように見えてしまいます。
でも、その伝播を止められるのは、やっぱり人の行動しか
無いわけですから、文句言ったり、人を正そうとするよりは、
自分自身から、理想とする行動を起こすことが、一番早いし、
自分自身を負の方向に向かわせない、一番間違いのない
方法だと思うんですよね。
身近にいるだめな人のせいで、自分がだめになってしまうなんて、
一番馬鹿馬鹿しくて、一番悲しいことだと思います。
皆さんも、是非その罠に陥ることなく、正の連鎖を生み出す
起点となる人物になってくださいね。
私も頑張ります!!
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20090525
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
┌───
┌────
● 個人ブランドを確立するために必要な情報発信力を身につけよう!
★ 相手をうならせ虜にする自己表現力を身につける ★
人の心を動かす文章の作り方
~ メルマガ事例解説編 ~
5月27日開催
→ http://sp.m-stn.com/seminar/magsem/index.php
※ 早期申込み特別価格は5月21日まで!
┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
書けるようになりました。その『あること』とは・・・
「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
詳しくはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
━━━━━
● 編集後記
─────
ずいぶん前に見つけたんですが、もう何回も見てしまうこの映像。
マイケルジャクソンの「スリラー」をアカペラ(声だけ)で
作ったものなんですが、その再現の様がハンパじゃない。
なんと、64パートをひとりで多重録音しているんですよ。
で、その各パートの映像まで見せている。
いやはや、もうこれは「すごい!」としかいいようがない。
こういうの見ると、自分もやりたくなっちゃうんですよねぇ。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介とあつみ♂のちっちゃい頃の写真。
今はこんな事、もう出来ません。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/entry-10266954784.html
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーのご紹介の依頼を頂くことが良く
ありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
→ http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html