おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
来月の7月18日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたします。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
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は、是非ご参加ください。
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さて今日は、友人たちのブログを見ていて思ったことについて、
お話したいと思います。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 先送りしたいことにどう取り組むか
─────
私の友人でいつも議論をして白熱する人がいます。
時々このメルマガにも登場するんですが、ひなさんとザビさん
という人。
この人たちが、自分のブログを通じて、おもしろい意見交換を
されていました。
話の始まりは、ひなさんのブログ。
→ http://ameblo.jp/lachance/entry-10290926416.html
ある本の中に、有名大学卒のエリートが語った言葉として、
俺たちプロのがり勉は、ちゃんと勉強のコツをつかんでいる。
試験のときにぱっと見て解けそうな問題から取り組む。
85点以上取れれば○大には入れるから。
確実に85点取れれば良いからできない問題には手をつけない。
時間が余ったら難しい問題に手をつけるか? つけないね。
できている問題を見直して確実に85点が取れるようにする。
これが鉄則
そして
こういう習慣が骨までしみついた人間が大学を出て官僚になる。
だから難しいこと、できそうも無いことは自分がしないで
後回しにする。
官僚とはそういうもの。
とあったそうです。
ある意味、自虐的ともとれる言葉ですね。
それを読んで、政治家や官僚の皆さんには、難しいことを
後回しにすることなく、是非そういうことから取り組んで
欲しいとまとめていました。
それを読んで、違った切り口から意見をぶつけたのが
ザビさんのブログ。
→ http://blog2.studio-xavi.com/?day=20090703
ザビさんは、
「重要な問題が必ずしも難しい問題ではないのではないか」
という指摘をしつつ、もしエリートたちに難しい問題を後回しに
せず取り組ませたいのだったら、その問題の配点を20点にすれば
いい、という話をしていました。
確かに、85点で合格するなら、後回しにして欲しくない難しいことに
配点を20点与えたら、後回しにはしないで考えるかもしれませんね。
そんな二人の議論を見ていて、私も、このお二人とはちょっと
違った観点から、「難しいことを後回しにしない方法」について
考えてみたいと思います。
━━━━━
● もしも寿命が……
─────
人生を有意義にすごそうと言うことについて考えるときの質問として、
「もし明日死ぬとしたら、あなたは今日をどう生きますか?」
というものがあります。
たしかに、この質問は、有限の命しかない自分の人生を考えるに
当たって、いろいろ考えさせられるものであります。
また、そのほかにも、
「人間は、有限の命たからこそ、自分の人生を輝かそうと考える」
といった説も、多くの人に受け入れられているようです。
確かに、期限があるからこそ、人はその期限までに何かを
成し遂げよう、とするわけでありますから、このご説も、
非常にごもっともであります。
しかし、私が思うに、人生を短時間の有限のものとして考える
ことが、今の時代にな弊害をもたらしていることも、結構
あるように思うんですよね。
例えば、今回の話に出てきた「後回し問題」などは、まさに
■ 自分の人生が有限であるが故に起きる問題」
ではないかと思うんですよ。
このままの状態が進めば、100年先が大変なことになってしまう、
ということを知っていたとしても、100年後に自分はこの世に
いないのであれば、後回し、先送りにしてやり過ごそうと思う人が
出てきても仕方ないんじゃないかな、と思うんですよね。
そういう意味で考えると、自分の人生を有限のものと考えて、自分の
人生を充実させようと考えるだけでなく、もし自分の中で大きな問題を
先送りにしようと考えてしまったり、他人事のように流してしまおうと
考えてしまいそうになったときに、
★ 自分の人生が未来永劫続くならば、今の自分はどう生きるか
ということを考えるのも、一つの判断として有効なんじゃないかと
思うんですよね。
突飛すぎる発想かもしれませんが、自分の子孫の幸せを考えるならば、
当事者意識をもてる、この考え方も、案外馬鹿に出来ないと思います。
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今日のトーク術・まとめ
大事な問題を後回しにしようと考えたときは、
自分の寿命が未来永劫続くとしたらどうするかを考えてみよう
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不老長寿、というのは、古来より人々が手に入れたいと願っている
ものとして、たくさんの物語として扱われています。
しかし、そういった物語を見ていると、不老長寿を手に入れた
人たちは、決して幸せな人生を送っているようには描かれて
いないようです。
私などは、世代的に銀河鉄道999でありますので、不老長寿という
話ですと、機械化人間という話を思い出してしまいます。
機会の体を手に入れた人間は、その体をメンテナンスし続けることで、
未来永劫生き続けることが出来る。
しかしながら、実際に機械の体を得たものたちの中には、
死なない自分というものに耐えきれなくなってしまう人も多く。
私欲のために、死なない体を手に入れたものの、永遠に
かわりばえのない毎日が続き、その生活に耐えられないものは、
せっかく機会の体を手に入れたにもかかわらず、自らそれを
破壊して、命を落としてしまう。
そんなエピソードを見て、昔は不思議に思いましたが、
今、これくらい歳になってみると、
確かに、有限の命の中で、私利私欲で生きてきた人間が、
急に永遠の命を手に入れても気が狂うだけだろうな
と思うんですよね。
一生死なない体を手に入れたと言うことは、自分では
使い切れないほどの時間を手に入れたことになる訳です。
そんな生活、よっぽどしっかりした人生観やポリシーがないと、
気が狂うのは当たり前のような気がします。
最初の100年くらいはだらだら過ごしてしまうかもしれませんが、
そんなだらだら過ごした時間が、このあと何十万年も続くとしたら、
普通の感覚だったら、耐えられないでしょうからね。
だから、個人的には、人生が有限だと考えることもいいのですが、
それと同時に、人生が無限に続くなら、その人生をどうやって充実
させようか、と考えることにも、是非思いをはせて欲しいと思うのです。
きっと、後回し問題の件だけでなく、自分の人生の過ごし方について、
今までとは違った想いや考えが生まれてくるかもしれませんよ。
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● 編集後記
─────
昨日は、あつみ♂と啓介をお風呂に入れました。
いつもは、啓介が切なそうに「なーなー」と泣く
(まさに泣くといった感じで)のですが、今回は
とってもおとなしく洗われていました。
逆に、いつも平気な顔して洗われているあつみ♂が、
「な゛~!! な゛~!!」
と、「な」に点々の勢いで泣く始末。
とはいえ、結果的には無事二人をお風呂に入れて一段落。
その後で、二人のところに行ったんですが、全然目を合わせて
くれませんでした。
私、悪者……(涙目)。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介の愛が過ぎて、いつもあつみとけんかになるんですよね。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090705.html
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