おはようございます。水野です。
今週末の7月18日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたしますが、お申込期日が本日いっぱいとなりました。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非ご参加ください。
なお、カードでのお支払いを希望されている方たち向けに、
カード決済にも対応しましたので、ご利用ください。
ということで、高品質セミナー作成講座の
詳しい内容・お申し込みはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/?sid=3t
※ 申込期限は、本日16日いっぱいです。
さて今日は、一生懸命人のために尽くしているのに、
結局ボランティアで終わってしまうという人に向けて、
では、早速参りましょう!
━━━━━
● ボランティアで終わる人とそうでない人
─────
先日、「天国の食事・地獄の食事」というタイトルのメルマガを
書きました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/896086.html
このときのメルマガは、関心を持った方がいらしたようで、
メッセージをいつもより多く頂きました。
その中でYさんから、こんなご質問を頂きました。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
今回の内容について質問です。
同じように心から他者に尽くした結果が金銭的な
報酬として結実する人と、ボランティアに留まる人
とがいるように思いますが、その差は何でしょうか?
ビジネスセンスの差でしょうか?
望んでいるものの差でしょうか?
(ボランティアに留まる人は金銭的な見返りを
望んでいない?)
それとも、そもそも尽くし方(提供する価値)の
差なのでしょうか?
水野さんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
おそらく、このご質問は、メルマガの中でお話しした、
「まずは他人を徹底的に豊かにさせれば、自ずと自分も豊かになる」
というメッセージに対してのご質問であろうかと思います。
確かに、一生懸命人のために活動しているように見える人が、
なかなかお金にならないというケース、結構ありますよね。
ということで、今日はこの点について考えてみたいと思います。
━━━━━
● 人に尽くすことが大事なのではなく
─────
さて、この件について考えていく前に、一応言葉の整理だけ
しておきましょう。
ボランティアって、最近は結構多様な意味を含んでいるようです。
私もお金をもらわないで活動する人、という意味くらいにしか
理解していませんでしたが、最近では「有償ボランティア」
という活動も出てきたり、ビジネスのプロセスのひとつとして
ボランティアというスタイルをとるケースもあるようです。
それらが、すべてボランティアとして認識されていたり、
されつつあったりしているそうですので、今回はあくまでも
Yさんの文意に含まれている言葉を借りて、
■ ボランティアに留まる=人に尽くすが金銭的見返りがない
ということにしておきましょう。
さて。
今回のYさんのメッセージの中で、非常に印象的な言葉が
ありました。
それは、「尽くす」という単語。
ここでいう尽くすとは大辞林によると、
「人や団体・国家のために献身的に努力する」
という意味になります。
そして、ボランティアに取り組む人たちの多くが、こういった
気持ちを胸に、取り組んでいることと思います。
しかしながら、心の底から尽くそうとしている人であるにも
関わらず、何らかの見返りが得られる人とそうでない人は
確かにいます。
その違いは何かといえば、やはり
「その人が相手に提供している価値の差」
に、一番大きな理由があると、私は思っています。
そして、残念ながら
■ 心から相手に尽くしても、相手の求める価値が提供できない
という人って、結構いるんですよね。
まあ、いわれてみれば当たり前のことなんですが、けっこう誤解を
している人も多いように思うので、あえて書いておくと
★ 相手に尽くすエネルギー ≠ 相手が求める価値
であり、一番重要なことは、自分がどれだけ相手に尽くしたか、
ということではなく、
★ 相手が求める価値を提供すること
なわけです。
相手に尽くすとは、その価値を提供していく時に必要な心の
持ちようであって、それ以上でも以下でもないと思うのです。
他者に尽くして、金銭的な報酬が得られる人は、相手が求める
価値を、相手の期待を超えて提供できている人。
他者に尽くしても、ボランティアに留まる人は、、相手が求める
価値を提供できていない人。
もちろん、ほかにもいろいろと要因はありますが、おそらくは
この点が一番大きなポイントだろうと、私は考えました。
皆さんは、どのように考えられましたか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
重要なのは、尽くすことではなく、価値を提供すること
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ビジネスでもボランティアでも同じですが、とにかく
一番大事なことは、
★ 相手の求める価値を提供すること
につきると思います。
ところが、この【相手にとって重要な順番】を勘違いしてしまい、
「人に尽くすことが一番大事」
思って、そればかりに取り組んでしまう人がいます。
特に、無償のボランティアとか、今回のように先に与える、
といった行為を行おうとするときに、そういう気持ちが
芽生えるケースが多いように思います。
そういう人は、ともすると相手の求める価値を見誤ってしまったり、
自分の思い込みで、相手によかれと思うことを押しつけてしまったり
ということをやってしまうケースも少なくありません。
そして、挙げ句の果てに、
「自分はこれだけ相手に尽くしたのに」
と文句を言い始めてしまい、結果お互いが不幸になってしまう、
という状況になってしまうことも少なくありません。
私自身、今まで「尽くす」という言葉は結構好きで使っていましたが、
今回のご質問からいろいろ考えていくうちに、結構押しつけがましい
気持ちで使っていたこともあったことを思い出し、冷や汗が出て来て
しまいました。
ぜひ、そのような
「誠意の名を借りたエゴの押しつけ」
にならないよう、まずは相手が求めている価値を提供していこうという
気持ちを持って取り組んでいってくださいね。
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20090716
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
┌───
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
★☆★☆ 高品質セミナー作成講座 ★☆★☆
2009年7月18日開催決定! 詳しくはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/?sid=3t
DVD教材はこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
書けるようになりました。その『あること』とは・・・
「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
詳しくはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
━━━━━
● 編集後記
─────
今日見つけた、笑ったカキコ。
タイトル:墓場まで持っていくつもりだった話
今日がおばあちゃんの命日だと思い出したので、
久々に墓参りに行こうと思った。
そんなに遠くないし、いい天気で暖かかったので
歩いて向かった。
途中のコンビニで供え物におばあちゃんの好物だった
ポカリスエットを買った。
しばらく歩いてたんだけど、すごくのどが渇いて我慢
できなくなったので、思わずその場でポカリスエットを
一気に飲みほしてしまった。
……確かに、墓場まで持っていくつもりだった話だ(笑)。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介&あつみ♂のシンクロナイズド○○。息ぴったり!
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090715.html
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーのご紹介の依頼を頂くことが良く
ありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
→ http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html