おはようございます。水野です。
本編の前に、新しいセミナーのお知らせです。
講師、コーチ、コンサルタントの方で、セミナーを
軸においたビジネス展開を考えている方向けの、
マーケティングセミナーのご案内であります。
私自身、長年やりたいと思っていたセミナーですが、
なかなかこれは、という人に出会えずにいました。
しかし、ついに、
「この人のマーケティング手法なら皆さんに紹介できる」
という人と出会うことが出来ました。
セミナーの企画と集客に頭を悩ませている方は、
まずはこちらのサイトをご覧下さい。
http://sp.m-stn.com/seminar/kitano/pre/?sid=3t
※ 10月17日(土)の残席は、すでに満席となりました。
ご参加希望の方は、28日水曜日のセミナーに
お早めにお申し込み下さい。
さて今日は、週末恒例の『私の成長物語』であります。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 前回までのおさらい
─────
現在、毎週末は、私の自己紹介も兼ね、「私の成長物語」を
連載しています。
自分が起業してから今に至るまでの出来事をお伝えしながら、
「人間が成長する」
ということについて、自分の体験を元に考えてみたいと思います。
過去のメルマガのまとめサイトを作りました。
「私の成長物語」 バックナンバー
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
前回は、自分の過去がつながって、財産になる、という
お話をしました。
今回は、高品質セミナー作成講座に、自分より格上の受講生が
参加されたという、分不相応なセミナーを続けていった後の
お話であります。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 叱咤激励からほめて伸ばすへ
─────
2005年より始めた高品質セミナー作成講座に、自分より格上の
受講生が多数参加し、それに負けないように、と頑張ってきた
頃の話です。
その頃の私は、2002年に自分自身の生き方を大きく転換し、
今までのうまく行かなかった自分自身のやり方を全て否定し、
まったく逆の取り組み方を意識して行うことで、自分自身を
成長させてきました。
高品質セミナー作成講座も、終了後には、反省会と称し、
うまく行かなかったところ、ダメだったところを洗い出し、
それを改善する、ということに取り組み続けました。
この、「ダメなところを探し出し、そこを直していく」という
方法は、当時の私にとって、最高の成長プロセスだと感じて
いたんですよね。
しかしながら、2007年に入った頃から、今まで鉄板だった
成長プロセスが、上手く働かなくなってきてしまったのです。
自分に厳しく、ダメなところを見つけ、そこを直していく。
自分がまだまだ未熟だと責め、甘えを許さず、厳しく自分を
磨き込んでいくことで大きな成長を遂げてきた、2002年から
2006年までの成長法則が、2007年になって、機能しなくなって
きたのです。
そんな、うまく行かない理由がまったく分からず、悩んでいた
ときに、解決の道筋を与えてくれたのが、私のメンターの
一人である、矢矧晴一郎先生でした。
当時、矢矧先生から直接の教えを頂いていた私は、成長が
鈍化した悩みを、素直に相談しました。
すると、先生は、しばらく考えて、
「君は自分を褒めたことがあるかい?」
と質問してきたのです。
改めて考えて、驚きました。
私は、うぬぼれたことはありますが、自分を褒めたことは
過去の記憶にまったく無かったんですね。
素直にそれをいうと、矢矧先生は、
「自分を褒められない人間は、人を褒めたり認めたりすることは
出来ないよね」
と、優しい口調で厳しい一言を。
言われてしまえば当たり前の話なんですが、ガーンとしましたよね。
自分に厳しく接することしかできない、ということが、他人にも
厳しく接することしかできず、それが、相手の現状の能力や考えを
知らず知らずのうちに、否定することしかできない人間になって
しまっていたのです。
このときから、私は、意識的に
■ 自分を認め、自分を褒める
ことに取り組み始めました。
もちろん、厳しさはなくなることはありません。
自己評価は、いつも低い点数を突きつけます。
現状の自己評価点数は、100点満点で20点でしょうか。
以前は、この評価に対して、
「なんで20点しかとれていないんだ! もっと頑張らんとダメだろ!」
と自分を叱咤していました。
でも今は違います。
「高い理想の100点から比べての20点なのだから、
この点数でもたいしたものだ」
と思い、
「それよりも、伸び白が80点もあるなんて素敵なことじゃないか」
と思い、翌日に1点でも自己評価が増えるものなら
「すごいぞ! やったな自分!!
これを続けていけば、いつかは百点満点を取れるぞ!!!」
と喜び、自分を褒め称えています。
そして、ことある事に独り言で
「俺ってすごいなあ、やるなあ、さすがだなあ」
とつぶやき、人前でも、気心知れた仲間の前なら、遠慮なく
自分を褒めてやります。
そうやって、自分に対しての要求レベルの厳しさは変わらないものの、
日々の自分自身への接し方については、
★ 意識して徹底的に褒めまくる
ということに取り組み続けた結果、成長の頭打ち感がなくなり、
また人間として一回り成長していくことが出来るようになった
のでありました。
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今日のトーク術・まとめ
成長の内容・中身は? …… 自分を褒められるようになった
成長のエネルギーは? …… 成長の頭打ち感からブレイクスルーしたい
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私と同世代か、または上の世代の方たちは、結構自分に厳しく
接することしかできず、必然的に自分の周りにも厳しく接して
しまい、そこで人間関係が思うように形成されない、ということを
悩んでいる人も多いことと思います。
そんなとき、当たり前の原則として、
★ 自分に対して出来ないことは人に対しても出来ない
ということを胸に止め、まずは、自分自身を厳しいだけの
接し方でなく、優しく受け入れ褒めてやるという接し方に
変えていくことは、とても大切な事だと思います。
厳しいだけの指導は、成長をあるレベルで止めてしまいます。
その次のレベルに成長するためには、やはり優しさというものが、
とても重要になると、私自身の成長体験から、つくづく思います。
ただ、厳しい人が、優しくなれない気持ちも、私自身そうだったので
とってもよく分かるんですよね。
優しく接したら、甘えるのではないか。
甘えてつけ上がり、成長しなくなってしまうのではないか。
そんな気持ちが芽生えてしまい、ついつい褒めずに厳しく接してしまう。
何度も言うように、これも間違った対応ではないと思います。
しかし、その厳しく接することしかできない、という人の
心理的背景には、
■ 相手のことを信じていない
という、強烈な否定メッセージが、どうしても含まれて
しまうんですよね。
だから、厳しいだけの指導では、成長が頭打ちになって
しまうのだと思うのです。
その点、認めて褒める、ということは、褒めて認める側は、
★ 相手の能力と可能性を、青天井で信じる
ということになりますから、やっぱり最終的には、
こちらの人たちの方が、人を成長させるんだろうな、
と思いました。
もし、人や自分に対し、優しくしたり、褒めたりする
接し方の方法を持っていない人がいたら、是非、こちらの
人育ての方法も身に付けてみてくださいね。
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● 編集後記
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台風一過の後のはれた天気の中、無事研修を終わらせてきました。
半日吹っ飛んでしまった分を、どこで取り戻そうとするか、
今までになかった経験で、久々に緊急事態を楽しみました。
ホント、こういうときは、もうその事実を受け入れて、
後はこの状態を楽しむだけなんですよね。
でも、なんとか2日の研修を1.5日に押し込むことに成功し、
おそらくは、過去最高のアンケート評価が返ってくるのでは
ないか、と思えるくらい、みんなの顔が活き活きとしたものに
変化していきました。
いやあ、こういうような、突発事項が起きた方が、
返って良い感じのあきらめと状況を受け入れた中で、
案外良い仕事をしてしまうのかも知れませんね。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介は飽きっぽいんですよ。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20091009.html
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