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私の成長物語 番外編2 うちのかみさん

さて今日は、私の成長物語の番外編その2をお送りしたいと
思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 前回までのおさらい
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現在、毎週末は、私の自己紹介も兼ね、「私の成長物語」を
連載しています。
自分が起業してから今に至るまでの出来事をお伝えしながら、
「人間が成長する」
ということについて、自分の体験を元に考えています。
過去のメルマガのまとめサイトを作りました。
「私の成長物語」 バックナンバー
  → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
先週で、一応このシリーズは終わりましたが、今回は、
昨日と同じく、今までの話を振り返りつつ、別の角度から
考えてみようと思います。
では、早速参りましょう! 
 
 


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  ● うちのかみさん
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「私の成長物語」をお読み下さった読者の方から、
ありがたいことに、たくさんのメッセージを頂きました。
その中で、かなりの数あったものが、
「水野の頑張りもさることながら、それを支えた奥さんも素晴らしい!」
というものでした。
中には、
「お前の話はもう聞き飽きたから、奥さんの話を聞きたい」
とか、
「あなたが素晴らしいのではなく、奥さんが立派なのだ。勘違いするな」
といったコメントも頂き、何とも複雑な心境になりました(笑)。

どうやら、あのメルマガを読んだ方の多くが、事業に失敗し、
生活に困窮した私に対し、いつかもう一度花開くときが来ると
信じ、パートに出向き、一生懸命やりくりしながら、私を
支えていた、という像が作り上げられているようです。
もちろん、今は、私の仕事も十分に理解してくれ、そして
前向きに仕事を手伝ってくれています。

しかし、私が一番どん底に落ちていた2001年から2002年に
かけては、夫婦関係はある意味最悪でした。
まず、私自身が、借金を抱えていることを、かみさんには
言えずにいました。
皆さんが、旦那の借金苦を支える奥さんの図、というものを
イメージしているようですが、かみさん、知らなかったんですよ。
私が、かみさんに内緒で、借金をどんどん増やしていったんです。

一応共働きであり、お互い家に決められた金額を入れる、
ということになって、かみさんは毎月その額を私に
渡していただけなんです。

さらに言うなら、私が2003年からセミナー事業を始めたときも、
かみさんは大反対でした。
どうも、セミナーというと、悪しき自己啓発セミナーのイメージを
強く持っていたせいか、

「人をだましてお金をかすめ取るようなことは絶対やめて!!」

といわれ続けていました。
また、以前の私自身も、能書きばかりたれて、行動が伴わない
人間でしたので、

「あなたの話なんかに、お金払って聞く人なんかいるわけ無いじゃない」

とも言われ続けていました。

もう、とにかく徹底的な否定。
まさに獅子身中の虫。一番身近に、一番の敵がいた、といった
感じでした。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
       一番の理解者が妻というのは、幻想……か?
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もう一度言っておきますが、今ではうちのかみさんは、
私の一番の理解者となってくれており、私の仕事も
多分一番応援してくれています。

私自身も、かみさんには、愛情もありますし、2002年の
ころも含め、とっても感謝しています。
ただ、あくまでも私自身の目線で思い返すと、

 ■ ここまで来るのは、大変だった……

というのが、正直な感想なんですよね。
でも、きっとかみさんはかみさんで、いろいろと思うところが
あったんだろうとも思うんです。

ということで、来週からは、仕事を全否定され、
夫としての信頼も全くなかった状態から、仕事を理解し
応援してくれるようになった、夫婦円満の現在までを、
かみさんの証言も含めて振り返ってみようかと思います。

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