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親切心を養うためには

おはようございます。水野です。
本編の前に、お知らせです。
すでに、メルマガ内でもご案内しておりますが、
来る11月21日に、私の朋友、上村光弼さんと一緒に、
出版記念講演を行うこととなりました。
9月に「一流の部下力」と言う本を出された上村さん。
そして、10月に「結果を出す人の勉強法」を出した
水野が、本には書ききれなかった話を、半日かけて
させて頂きます。
私の話はともかく、上村さんのお話は、組織の中で
働く人たちにとって、必見の内容です。
私自身も、先日講演を聴かせて頂いて、本当に勉強に
なりました。
そして、主催は、これまたいつもお世話になっている、
講師サミットの主催者でもある、須子はるかさん。
そんな二人の友人と一緒に、前向きに働こうという
人たちに向けて、全力でお話しさせて頂きます。
私のメルマガをお読みになっている方なら、絶対聞く価値ありの、
このW講演会に、是非皆さんいらして下さいね。
講演会の詳しい内容はこちらです。
 → http://www.bestseminar.jp/event/w_publication.html
さて今日は、あるネットの書き込みを見て、思ったことに
ついてお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 落とした経験、拾った経験
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某掲示板にあった書き込みです。
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独身の頃、スーパーで財布を落としてしまい
会計の時に気付きました。
5万円入ってました。(カード、免許証も)
すぐサービスカウンターに行ったら
中学生くらいの男の子が 届け出ていたところでした。
「あ~~ 私のです!」
って言って手元に戻りました
その子が神様に見えました。
「お礼を」と申し出たのですが、「僕これから塾なので・・」と
風のように去って行きました。
カウンターの人が 住所、氏名を控えておいてくれたので
後日 図書券(3000円)とお菓子を持って
お礼に伺いました。
出ていらしたお母様に お礼を言いましたら
「あら~、そんな事があったんですか?
 息子は何も言いませんでしたので・・お気遣いない様に」
とのことでしたが 気持ちよく受け取ってくださいました
それから 3年ほどして 公衆電話でセカンドバッグの
忘れ物を発見
中身を見てみると 封筒に入ったお札がぎっしり!
一瞬・・「自分の物にしちゃおうかな」って悪魔の
ささやきが・・
でも 前に親切な人に私は助けられたことを思い出し
そのまま 交番へ持っていきました。
おまわりさんが中を調べると 現金450万円、カード、
小切手、カギ、通帳などがいっぱい。
交番に届けた時って 全部書類に書かされるんですね。
すごく時間がかかりました。
おまわりさんが勤務先や、自宅の住所に電話をかけ
私が書類を書いてる時に 落とし主が現れました。
今にも泣き出さんばかりの顔で
「本当にありがとう」
と、何度もお礼を言われました。
その人は 温泉ホテルの2代目で取引先の支払いに
行く途中だったそうです。
それがなければ とても大変な事になりそうだったそうで
とても感謝されました。
特別宿泊券(無料)を10枚くらい頂いたんです。
家族や友達と利用させていただいたんですが
こちらが恐縮するくらい 丁寧なおもてなし・・
10年以上たった今も 暮れになるとお歳暮と宿泊券
(家族4人分)送られてきます。
もう充分して頂いたのでと辞退を申し出ても
現在、社長になられた当時の落とし主は
「僕がこの旅館に携わるうちは 続けさせてもらいます」
と、断固受け入れてくれません
今では家族ぐるみのお付き合いまで させてもらってます。
 
 


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  ● 親切心を養うために
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子供の頃に、よく親や先生に 
「人には親切にしましょう」
って教えられた経験のある方、いらっしゃいますよね。
確かに、人には親切に出来た方が良いでしょうし、
大人たちが、子供に親切というものを教える姿勢は
必要だと思います。
しかし、親切心を養うために、一番効果的なのは、
 ★ 人から親切なことをされた喜びを経験させる
なのだと思うのです。
だから、口で「親切にしろ」というよりは、親切というものを
実際に経験させ、
「親切にされるとこれだけ嬉しいことなのだから、人に親切にしよう」
と思わせる。そういう経験を積極的にさせることが、
重要なのだと思うのです。
さらに、もう一つ重要なことは、
 ★ 人に親切にして喜ばれた経験をさせる
ということ。自分の行動により人に喜ばれるということが、
自分自身の喜びにもなるということも、ぜひ何度も経験
しておくべきことでしょう。
このふたつを繰り返し経験することで、その子供は
きっと親切な人間になっていくことでしょう。
「親切にしろ」と、言葉で教育するだけでは、
親切心は養えません。
ぜひ、親切にすること、親切にされることをたくさん
経験させてあげて下さいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
  親切心を養うには、親切にする喜び、される喜びを経験させよう
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しかし、これは別に子供に限った話ではありません。
というより、今の時代、親切心がないのは、子供よりも、
むしろ大人の方が圧倒的に多いような気がします。
で、なぜそうなってしまっているのかというと、それはおそらく
多くの人が、人を喜ばせたり、人に喜ぶことをされたりする
機会がないからなのだろうと思います。
例えば、ここ最近の中で、人に喜ぶことをされたか、
または、誰かを喜ばせたことはあるか、自問自答してみて
下さい。
おそらく、なかなか思い出せないなあ、と答える人が
かなりの数いるでしょう。
実際に、研修などでこういった話を聞いてみると、
思い出せないという人が少なくありません。
そういう人が、人に親切に出来るかというと、やっぱりなかなか
出来ないんですよね。
で、そんな大人たちが、子供に向かって
「人には親切にしなさい」
といっても、これはもう、子供たちには全く響くはずがありません。
もしあなたが、親切にした喜びもされた喜びも、最近
思い当たらないと言うことでしたら、ぜひ、意識的に
人に親切にして、人を喜ばせることから始めてみては
いかがでしょうか。
特に、お子さんがいらっしゃる方であれば、ぜひ子供たちの
手本になるよう、家族たちに親切を実践していってくださいね。
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新刊「結果を出す人の勉強法」の出版を記念して、
朋友でもあり、「一流の部下力」を出版された、
上村光弼さんと一緒に、出版記念講演を行うことと
なりました。
200人規模の講演会となります。是非皆さんいらしてください!
詳しくはこちら
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  ● 編集後記
─────
ついでに、掲示板で見かけた、笑って良いんだか切ないんだか、
の書き込み。
  日本男子のなりたいものランキング
  10代 野球選手
  20代 会社社長
  30代 部長
  40代 鳥
……なるほど……分かるような気がする……
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介は本当に、いろんなところでいろんなことやらかしますわ。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20091026.html
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新刊「結果を出す人の勉強法」がもうすぐ出ます。
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