おはようございます！
水野です。
本編の前にお知らせを。
人の上に立ち、人を導くリーダーの方たち向けの話し方講座を
来月の8月25日と9月2日の二日間をかけて開催致します。
タイトルは、
『リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座』（仮称）
です。
自分が伝えるべきメッセージがあり、人前で話す必要もあるが、
人まで話すことに苦手意識があったり、もうひとつ聞き手の
反応が思わしくない、という方や、さらに説得力・納得感が
高まるスピーチをしたい、とお考えの方は、是非このセミナーに
参加して下さい。
詳細は、サイトの準備ができ次第お知らせ致しますが、興味のある
方は、8月25日と9月2日は、予定を押させておいて下さいね。
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● 岡田斗司夫氏、飲みに連れ回される
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昨日のメルマガでもご登場頂いた岡田斗司夫さん。
彼が、以前ガイナックスで社長を務めていたときの話が、
現在発売中の週刊アスキーのコラムで連載されていますが、
先週から今週にかけて、実に面白い昔話が書かれていたんです。
時は1989年。岡田さんは、ＮＨＫから依頼を受け、アニメを
作る準備を進めていました。
その時、その仕事の流れで知り合った、銀座に本社を構える
某大手広告会社の宣伝部であるＦさんから、接待の呼び出しを
受けたのです。
お酒を飲まない岡田さんは、用件だけ聞こうとがんばったのですが、
相手は、
「飲まずに言うような話じゃないから」
といって聞き入れず、結局押し切られて銀座で待ち合わせることに。
無事に落ち合った後、Ｆさんは、さっそく一軒のバーに
岡田さんを連れて行きました。
物置よりも狭いスペースのバーに、カウンターがある、という
たたずまいのお店で、岡田さんはウーロン茶を、Ｆさんは
高級ブランデーを開けて飲みました。
さて、どんな話が出てくるか、と思って構えていると、Ｆさんは、
「じゃあ、そろそろ次に行きましょう」
といって、ろくにお酒を飲みもせず、２軒目に移動。
そのお店でも、ウーロン茶とお酒が出されましたが、今度は
それに口を付ける間もなく、
「じゃあ、次に行きましょう」
と言って、Ｆさんはお店を出てしまいます。
そして、慌ただしく３軒目のお店に着くと、Ｆさんは、
「ふう、ようやっと一息つける」
といい、にっこり笑いました。
そして岡田さんに、
「俺たち宣伝マンは、毎週１８万円分、飲まなきゃいけない。
それが若手のノルマなんですよ」
と一言。
何の意味だかさっぱり分からない岡田さん。
さて、あなたは、このノルマにどういう意味があるか、分かりますか？
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● 週に18万円飲まなければいけないノルマの理由
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理由が全く分からない岡田さんは、ホステス相手に盛り上がって
いるＦさんに、なんでそんなノルマがあるのかを尋ねました。
ここからは、非常に面白い部分なので、引用してご紹介
しましょう。
(引用始め)
「うちはヒラの新人で毎週七万、ボクは係長、もうすぐ
課長心得だから十八万、課長で毎週三十五万、飲まないと
部長に怒られるんですよ。
その部長は毎週五十五万で、専務常務は百から二百万、
毎週銀座に使ってます！」
Ｆさんがコップを掲げて敬礼すると、ホステスさんたちも敬礼した。
「大事な取引先だからお金を惜しまず接待している？」
「なにを……（笑）。
岡田ちゃんって本当にな～んにも知らないのね～」
Ｆさんは、テーブルに灰皿とライターを並べた。
「いい？ この灰皿が最初のお店。
あれ、うちの、ある部長の愛人がやってる。
だから、座るだけで五万。
こっちのライターは２番目の、ある課長の愛人の店。
座っておしぼり出たら三万。
僕らの仕事は毎日毎週、あの２軒に寄って、座って、お金を払うこと。
その後は自由に飲みに行っても良し。
でも最初の２軒は、絶対にあの店じゃないとダメ」
「え？ それって会社にばれないんですか？」
「部長の上野専務にも愛人に店持たせてる人がいるらしいんだけど、
ここは座っただけで十五万、常務の愛人の店は五十万円って言う噂。
課長や部長になったら、そんな店に毎晩出勤しないといけない。
だから、接待費のノルマがあるの。
どこでも飲みに行っていい、という枠じゃないよ」
Ｆさんは完全に酔っている。
そして、ボクはマジでヤバイ話を聞かされているようだ。
(引用終わり)
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今日のトーク術・まとめ
あなたは、この会社で、まともな意識を持って働き続けられますか？
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……何とも豪快すぎる公私混同な話でありますが、バブルの頃の
会社では決して珍しい話ではなかったようです。
株主の目が光る上場企業ですら、こんな状況なのですから、
非上場でオーナーが社長をしている企業ならば、こういう
話は決して珍しくないんだろうと思います。
しかし、これは会社の金を横領している、という
いわば犯罪行為ですよね。
もし、まともな神経をしている人であるならば、こんな事をして、
平気な顔をしていられないでしょう。
今回の話に限らず、組織内で行われた横領やごまかしといった
悪質な行為が表沙汰となり、ニュースで取り上げられる事が
時々あります。
その時に摘発された人を見ていると、本当に反省しているのか
と思うくらい、罪の意識が全く無いように見えることも多々
ありますよね
しかし、こんな環境の中で働いている人たちだったら、
罪の意識が麻痺して、自分が悪いことをしていると
思わなくなるのも、分からないではありません。
こう考えると、悪いのは、横領をしている個々人ではなく、
組織そのものの問題であり、この状態のまま個人を罰して
行くだけでは、問題は何も解決しないでしょう。
しかし、こう言うと
「いやいや、確かに組織の問題もあるかもしれないが、
これは明らかに罪を犯した人自身の問題だ」
と反論する人もいるかも知れません。
そう言ってはばからない人は、おそらくこんな環境で
働き続けても、正義感とか、貢献意識といったような、
【人間の良心】だけで、この環境に毒されず、まともな
意識で悪に染まらずに働き続けられる、と考えている
でしょう。
そして、そういう人の方が多く、悪に手を染める人間の方が
少ないと考えているかもしれません。
果たして、本当にそうなのか。
この件については、引き続き、明日のメルマガで、
考えてみましょう。
今日のメルマガはいかがでしたか？
良かったと思ったらクリックしてください。
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※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
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リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座（仮称）
※ 詳細はご案内の準備ができ次第お知らせします
■ 2012年 9月17日 10:00-18:30
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■ 2012年10月 7日 10:00-18:30
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● 編集後記
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今年の夏は相当暑くなる模様。
閣下に倣って、ご自愛下さいませ。
283 名前：本当にあった怖い名無し[sage]
投稿日：2012/07/10(火) 11:50:40.46 ID:SB730x57O
>>281
聖飢魔IIが再結成したさい、脱水症状を防ぐ為に色々試した結果、
味噌汁が一番だったとかで、ミサ（コンサート）の最中、袖に
戻る度に味噌汁をすすっていた。
味噌汁は悪魔にも有効。
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