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新入社員に仕事の厳しさを教えてはいけない

おはようございます。水野です。
さて今日は、新入社員を受け入れる上司や先輩達に、
是非聞いておいて頂きたいお話をしたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● いつまでも学生気分じゃ困るんですよ
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今はおそらく、新入社員研修まっ盛り、という企業も
多いのではないでしょうか。
この時期になると、講師たちも大忙しのようで、
東奔西走しているようです。
そんな講師の方たちからよく聞く話なのですが、
発注元の企業担当者から、
「いつまでも彼らが学生気分じゃ困りますんで、
 ぜひ、仕事は厳しいという事を、まずは教えてください」
というリクエストをよく聞くそうなんです。
まあ確かに、この大不況、のんびりゆったりやっていたら、
あっという間に会社は傾いてしまうことでしょう。
それに、今まで勉強していれば良かった学生時代とは違うと
言うことも事実であります。
しかしながら、私思うに、新入社員達に,一番始めに
仕事の厳しさを教えるというのは、絶対にやっては
いけない事だと思っているのです。
その理由はといいますと……
 
 


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  ● 新入社員に社会の厳しさを教えてはいけない
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そもそも、仕事って何でしょうね?
厳しさを実感するためにやるものでしょうか?
そうではないですよね。
私が思うに、何かしらの価値を生み出して提供することにより、
社会に貢献することが、仕事というものだろうと。
その為に自分たちは、ひとつの理念の元で、価値を創造し、
提供するために行動していくわけです。
そうやって、社会に多くの価値を提供し、貢献することが
出来たら、おそらくはたくさんの人から、感謝の言葉を
頂くことでしょう。
その感謝の言葉を頂くことは、何よりも嬉しく、喜ばしい
ことであり、さらには、売上や利益をも生み出します。
と、こういうことを、皆さんの会社に合わせて伝えて
行くことこそが、一番大切なのだと、私は思うんです。
つまり、新入社員に一番最初に教えることとは、
 ★ 仕事とは、理念に従って社会に貢献し、人に喜ばれ
   感謝されながら利益を生み出す、楽しくやり甲斐のあるもの
である、という事なんですよね。
もちろん、それを実行するのは、簡単ではないでしょう。
いや、むしろ大変であり、おっしゃるとおり、厳しい状況に
おかれることも、多々あります。
しかし、その厳しさの向こう側には、社会の貢献と、
人々からの感謝と、利益が待っているのです。
そういうことを教えずに、いきなり
「仕事は厳しいものなんだぞ」
と教えてしまうのは、私に言わせれば、ものすごい嫌がらせ
でしかなく、誰の得にもならないと思うのです。
新社会人となる彼らにとって、一番最初に学ぶことによって、
彼らの一生の考え方が決まると言っても過言ではありません。
そんな彼らに、まず一番始めになにを教えるか。
よーく、よーく、考えてくださいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
 仕事の厳しさを教える前に、仕事を通じて得られる喜びをまず教えよう
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じつは、この「仕事は厳しいものだと言うことを教えてくれ」
というリクエスト、最近増えてきているようです。
昨今の不況は、深刻なダメージを企業に与えており、
その影響のせいで、「仕事は厳しい」と言うことを
ことさらに伝えたがっているようなんです。
でも、これもまたおかしい。
そもそも、仕事が厳しくなったのは,一体誰の責任なのでしょう。
おそらくは、学生時代を過ごしてきた彼らのせいではなく、
社会で働いてきた、私たち既存の社会人達が生み出した
結果でしょう。
そういう事態を招いてしまったことを棚に上げて、新社会人に
「仕事は厳しいものだ」
と教えるのって、なんか図々しいような気がするんですよね。
そう考えてみると、一番始めに教えることは、新入社員達に
仕事の喜びを教える前に、まず私たち自身が、
 ★ 仕事とは他人に喜びを提供するものであるという本質
を、今一度深く理解する必要があるのではないかと思うのです。
義務やノルマで働いたり、出来るだけ楽したりズルをしながら
働いて、お客様をだまし、迷惑をかけながら働いている人。
そこまでとは言わずとも、お客様から感謝のメッセージを
ほとんどもらわない状態で働いている人。
そんな人たちは、新入社員があなたの元に来る前に、
ぜひ、他人に喜びを提供するという仕事の本質に
もう一度立ち戻り、新入社員の範となる先輩として
接して上げてくださいね。
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  ● 編集後記
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昨日から3日間、筑波で新入社員研修であります。
まっさらな状態の彼らに対して、今日話したことを
伝えて行きたいと思います。
片道2時間以上という遠方の場所ではあり、現在このメルマガも、
つくばエクスプレスの中で書いておりますが、今からもう、
ワクワクしています!
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介、頑張っております。えらいえらい。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100414.html
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