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壁の標語を社員に定着させる方法

おはようございます。
水野です。
いつものメルマガの前に、お知らせを。
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さて今日は、昨日のメルマガを読んだ友人とのお話を、
皆さんにご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 習慣化させるまでの道のりは険しいです
─────
昨日のメルマガで、標語を張り出している職場について
考えてみました。
壁に標語が貼ってある会社に勤める方へ
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1259117.html
このメルマガ、なかなか思うところある人が多かった
ようで、メールやツイッターで、いくつかメッセージを
頂きました。
その中で、友人でもある経営者のYさんから
こんなメッセージを頂きました。
  毎日メルマガありがとうございます。
  うちの会社も似たようなことをやっているのですが、
  やっぱり習慣化するまでの道のりは険しいです。
  メルマガ内で書かれていた、できている企業の
  「確認する仕組み」について、もし具体的に
  どんな方法で確認しているのかご存知でしたら、
  紹介していただけないでしょうか?
  参考にしたいです。
なるほど、やっぱり習慣化は難しいですよね。
でも、具体的にどのあたりに難儀をしているのかが、
このメッセージだと分からないので、せっかくだから
詳しい状況を伺おうと、電話してみました。
そこでお話ししたことを、Yさんの許可を頂いたので、
メルマガでお伝えしたいと思います。
 
 


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  ● 壁の標語を社員に定着させる方法
─────
まずひとつ目にお伝えしたことは
 ★ 標語は、書いて与えるのではなく自分で書かせる
ということ。
まっさらな社員に教えるのなら、こちらから色々と
下記与えて教えることは必要かもしれませんが、
日常的に抱えている課題については、上の人間が
標語を紙に書いて貼らせるのではなく、課題を
抱えている本人に書いてもらった方が良いでしょう。
やれと言われるとやらされ感がありますが、
自分が課題意識を持ったうえで標語を書き、
それを自分の意志で貼れば、押しつけの標語
にならないでしょう。
ですので、標語を押しつける前に、課題意識を
いかにも足せるか、ということに心を砕く
必要があります。
次にお伝えしたのは、
 ★ 電話を取る前と録ったあとに標語を確認する
ということ。
昨日もお話ししたとおり、標語は、貼って安心と
なってしまいがちですが、使わないと意味ありません。
どこで使うのか。それは、日々行われる実際の仕事の中で
一番必要な時の直前と直後なんです。
たとえば、「顧客第一」という標語が貼ってあったら、
お客さんと接触する直前に
「顧客第一の気持ちでお客様に接するぞ」
と確認し、その後、お客様と別れた直後に
「果たして自分は、顧客第一で接することが出来たか」
と、自分の行動を振り返る。
こうやって、壁に貼った標語を適当にチラ見したり、
朝の朝礼で復唱するときだけでなく、一番必要な
時の前後に、標語を確認することを習慣化することが、
重要なんですよね。
で、ここまで話してYさんの話を聞くと、本人は、
課題意識はあるし、標語の確認もこまめにしている
つもりだけれど、それでもなかなか治らないとのこと。
であるなら、最後にもうひとつの方法として、
 ★ 具体的に出来ることを標語に書く
事をお伝えしました。
標語が上手く仕事に落ちていかない、大きな理由のひとつに
 ■ 標語が抽象的すぎる、または無茶なことが書いてある
というものがあります。
例えば、「顧客第一」という標語をよく見かけますが、
これを具体的に実践するにはどうしたらいいですか?
と質問すると、たいていの場合、曖昧な言葉しか返って
来ないケースがままあります。
だとすると、いくらその標語を掲げたとしても、実践する
事は出来ない、ということになってしまいます。
だから、もう少し具体的にかみ砕き、具体的に出来ることを
掲げ、それを日々の仕事の中で実践していくんです。
例えば、顧客第一ならば、電話をかけてきたときに、
出来るだけお待たせしない、ということで実践しようと
いうのならば、
「電話は2コール以内に取る」
という標語にする、といったような感じですね。
こうやって、出来ていないが出来ること標語化して、
それを日々実践し、出来るようになったら、その標語を
剥がして、新たな標語を作り、それをまた実践する。
これが、標語を正しく使うやり方なんですよね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
標語は、出来ることを本人に書かせ、取り組む直前直後に確認して定着させる
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ちなみに、その従業員さんになかなか定着しない事というのは、
「電話口では大きな声で話す」
というものでした。
どうも、難しい案件に対して対応するとき、
考えながら話していると、どうしても声が小さく
なってしまうとのこと。
確かに、難しいことを考えているときに、同時に
「大きな声で話そう」と意識することは、かなり
難しいですよね。
ということで、電話で、
「あらかじめ、声が小さくなる癖があることを
 相手に伝えて、すぐ指摘してもらう様にお願いする」
「一区切り話し終わった後、聞き取れたか相手に確認する」
ということを実践してみてはどうか、とお伝えしました。
これならば、明日からすぐに実践できるでしょうし、
考えることの邪魔にもならないでしょう。
掲げた標語の通りとはならないかもしれませんが、
コミュニケーションを取る事が一番の目的ですので、
まずはそちらを、すぐ出来る具体的なことで改善を
計る方が良いでしょう。
ちなみに、電話では話そびれたのですが、
電話の時だけ大きな声で話す、ということを
習慣化させるのは、かなり難しいと思います。
むしろ、普段から大きな声で話すように習慣づけた方が
根本的な解決となるでしょうね。
そのためには、毎日朝昼晩に、発声練習をすること。
これが問題解決の一番の早道であります。
私自身も、講師業を始めるにあたり、1ヶ月くらい
発声練習をしましたが、普段のしゃべり声もずいぶん
改善されたように思います。
当人が本当に問題意識を持っているならば、
是非、発声練習をその社員の方に提案してみて
くださいませ。
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  ● 編集後記
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昨日から今日に書けて、エアコンのスイッチを
切り替えたのかと思うくらいに涼しくなりましたね。
昨日は街中をスーツで歩き回っていたのですが、
暑がりの私も、上着を着たまま普通に歩き回る
ことができましたし。
でも、急な気候変化が起こると、体をこわしやすく
なるそうですので、お気をつけ下さいませ。
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