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居酒屋高級地酒理論に異論あり?!

こんにちは! 水野です。
昨日のメルマガで、情けは人のためならず、という
言葉の本当の意味と、実践の方法についてお話ししました。


【まっとうに利益を獲得するためには、
     居酒屋高級地酒理論をマスターすべし】

まっとうに利益を獲得するためには、居酒屋高級地酒理論をマスターすべし


この中で私は、「居酒屋高級地酒理論」なるものを
お話しましたが、このお話し、結構評判が良かった
ようで、メッセージをたくさん頂きました。
その中で、何人かの方から、
「この理論は知りませんでした!」
というコメントを寄せて頂きましたが、それはもう当たり前で、
これは私が、昨日メルマガを書いているときに、思いつきで
でっち上げたものであります。
だから、知らないのは当たり前でありますゆえ、ご安心あれ。
という事で、それなりに面白がってもらい、評判も良かった
のですが、やはり、納得がなかなかいかない、という方も
いらっしゃるようで、読者のSさんから、こんなご質問を
頂きました。
 「居酒屋高級地酒理論」で、疑問があります。
 なぜ自分が升なのか?? なぜ自分がグラスではダメなのか?
 【情けは人のためならず】は分かるが、まず自分が満たされて、
 次に、本当の意味で心の底から客に(他者に)気持ちを向け
 られるのでは?
 仮に、自分が升であったとして、もしも利益が0か、または
 マイナスになると分かっていても、それでも客の(他者の)
 利益を考えていられるのか?
 「居酒屋の高級地酒であれば~」という、最初から、升にも
 注がれることを分かっている条件つきならいざ知らず。
 結局、升に(自分に)酒がこぼれてくる事を知っている
 (考えて)相手に尽くしていることになるのではないのか??
確かに、こう考えてしまう方たちも少なくないと思います。
もちろん、この考え方は否定しませんし、普通だったら、
こう考えることの方が、むしろ自然であるとも思います。
ですから、そう考える人には、この考えを無理強いする
つもりは全くありませんです。
ただ、もしこのSさんが、今のご自身の考え方で生きていて
充分に満足して生きて行けているのであれば、このままの
考えのままで生きていけば良いと思いますが、もし、納得の
行く利益を得られていない、というのであれば、その考え方を
変えない限り、納得のいかない人生が続いていくことでしょう。
確かに自分をグラスに置いて考えたいし、人よりもまず自分が
満たされたいと思うのが、人の気持ちとしては正しいでしょう。
しかし、ことビジネスにおいては、利益は他人から与えられる
ものであり、その他人があなたに利益を提供するためには、
その人を先に満足させなければ、決してあなたになど利益を
提供してはくれないのです。
つまり、相手の立場に立って考えれば、その人もまた、
自分が先に満たされたいと思うわけで、それを満たして
やらないかぎり、あなたもまたその人から満たされるだけの
恩恵を受け取ることなど出来ないのです。
もちろん、他人を満たすことで、その人が必ず自分を満たして
くれるような恩恵を提供してくれるかどうかと言うと、それも
定かではありません。
しかし、だからといって
「先に相手を満たしても、見返りがないから損だ」
という、短絡的な結論を出してしまうと、きっとその人は、
人を満たすことをあきらめてしまい、結果として、一生
満たされない生き方をしてしまうでしょうね。
……と、こういう考え方になってしまうのは、
 ■ 目の前の人を満たすことで、その人から満たされようとする
という気持がベースにあるからなんでしょうね。
まあ確かに、昨日お話した、居酒屋高級地酒理論では、
 ■ グラスを相手、升を自分と考えよ、
とお話ししましたが、本当のことを言うと、
 ★ グラスを社会、升を自分と考える
とした方が、「情けは人のためならず」ということわざの
本当の意味が表現出来るんですよね。
ただ、「社会」といってしまうと、抽象度が高すぎるために、
会えて昨日は、「お客様」という、具体的な人をイメージ
出来るように表現したのです。
実際に、ビジネスの世界でも、一人ひとりのお客様との
お付き合いで考えると、いくら相手のグラスを満たしても、
いっこうに自分の升にお酒がこぼれてこない、という
ケースもたくさんあります。
でも、トータルできちんと利益が出る仕組みが出来て
いるのならば、いちいちそのような事例に目くじらを
立てるより、情けは人のためならず、と思いながら、
とにもかくにも、目の前の人のグラスを満たそうとして
いった方が、結果的にブレやムラのない、良い仕事が
出来るんですよね。
……と、ここまで話を進めていくと、居酒屋高級地酒理論には
もうひとつ、重要な意味が含まれていることに気付いた人も
いらっしゃることでしょう。
それは何かというと、
 ★ 升にコップがきちんと入っていないとダメだ
ということです。
いくら良い仕事をして、相手のグラスにお酒を満たしていった
としても、そのグラスが升に入っていなければ、溢れたお酒は
テーブルの上にびしゃびしゃとこぼれていくだけで、あなたの
升には、一滴のお酒も入りません。
つまり、ビジネスにおいては、相手に尽くすことも大事ですが、
それ以上に、升の中にグラスを入れ、そのグラスにお酒を注げば、
最後には升にお酒が流れ込んでくる、という形を作ることの方が
重要なのです。
これを、ビジネスの世界では、
 ★ きちんと利益を出すビジネスモデルを作ろうる
と言っている訳ですね。
経営者や自営業者で、それなりにきちんと稼げている人というのは、
こういったビジネスモデルをしっかり作った上で、後は相手に尽くす
事に100%取り組んでいます。
しかし、こういった考えを持たない自営業者や、収益を生む
ビジネスモデルを自分で作ろうという考えを持ったことのない、
受け身の雇われサラリーマンは、グラスと升の関係性が作れ
なかったり、理解することができず、自分なりに頑張っては
いても、納得のいく実りが得られる事はないのです。
そして、そのうちに、自分自身も満たされなくなり、他人を
満足させることにむなしさを感じたり、
「儲からなくてもいい!」
と言って、自己満足的な仕事に逃げてしまったりするのです。
と、ここまで考えると、Sさんの質問に対する答えが
見えてくるかと思います。
要するに、居酒屋高級地酒理論とは、
 自分の升にコップを入れる、というビジネスモデルを作った上で、
 徹底的に相手に尽くす事にだけ集中してコップに酒を満たし、
 あふれ出たお酒を、ありがたく頂こう
という事なんですよね。
居酒屋高級地酒理論、なかなか奥が深いですね。
私も、単なる苦し紛れの思いつきで書いたことが、まさかここまで
深い意味を持っていたとは、と、めちゃめちゃ驚いています(笑)。
この深さに気付かせて下さったSさん、ありがとうございます!
 
 
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● 今週の【やる気を生み出す言葉の定義を考えよう!】
今週のテーマは「営業」であります。
こちらの記事に、テーマの趣旨が書いてありますので、そちらを
お読み頂いた上で、この記事にコメントを投稿する形でお願いします。

やる気が出てくる言葉の定義 ~営業とは何か?~


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  ● 編集後記
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一応、グロ注意(笑)
409 :大人の名無しさん :2006/06/14(水) 12:43:17
 「おおかみと七匹のこやぎ」の絵本を5才の息子に
 読み聞かせしていた。
 狼のお腹の中から、食べられたこやぎ達が助け出される
 クライマックスのところで息子がつぶやいた。
 「良く噛まずに飲み込んじゃったんだね…」 
 

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