サイトアイコン よむ注射 ~水野浩志のメルマガバックナンバー~

地震に不安を感じている人へ

どうもです! 水野です。

最近、地震が多いですね。

つい先日の土曜日も、関東を中心に大きな地震があり
都内のエレベーターや、電車が長時間止まるという
ことが起きました。

これら一連の地震に対して、あなたはどう考えるでしょうか。


私は、以前は心配して不安に感じていましたが、
最近は、もう、地震は起きたら起きたでしょうがない、
と考えるようにしました。

水と、多少の非常食とを用意しておき、出来る範囲で
いざという時に備えた後は、後は起きたときに考えよう、
と開き直った気持ちで生きていくことにしたんですよね。

一見おバカで脳天気に見えるかもしれません。

でも、実はこの考え方の方が、いざという時にも
生き延びられる考え方だとしたら……

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

地震に限らず、まだ起きていない未来のことを心配し、
不安に感じて生きている人はたくさんいるようです。

以前の私もそうだったので、その気持ちはよく解りますが、
それってつまり、

 ■ 未来を、自分の感情を害するために使っている

だけなんですよね。

で、人間のエネルギーというのは、感情の持ち方によって、
良くも悪くもなります。

悪しき感情の場合、無駄にエネルギーを浪費してしまい、
活発に生きていく気力をも削いでいきます。

もし仮に、近い将来に本当に地震が起きたらどうなるか。

そうやって、毎日毎日、気力を削ぎ、エネルギーを失って
生きてきた人が、過酷なサバイバル環境に打ち勝つことが
出来るでしょうか。

私は難しいと思います。

多分、こういう人は、目の前のひどい状況を見て、
さらに未来に絶望し、不安と心配に囚われてしまい、
ますます生きるエネルギーを浪費して行ってしまう
ことでしょう。

つまり、未来を思って不安になって生きるというのは、
無意味であるどころか、自分自身の人生を、不幸の
どん底に落とし、ヘタをすると、自分の命を縮めて
しまうことにもなりかねないのです。

「じゃあ、未来のことなんか考えず、脳天気に生きれば良いのか?」

という人も出て来ますが、基本的にはそれでもいいと思います。

しかし、もしそれが嫌ならば、せめて、

 ★ 未来を不安材料にするのではなく、計画材料にする

ことにしましょうよ。

もしこんなことが起きたら、どうするか。
それに今出来る範囲で備えておく。

別に不安に駆られる必要はありません。

地震が起き、激しく家が揺れ、水が止まり、食べ物が
数日手に入らなくなる。

それを不安に思うのではなく、近い未来にそうなったとき
今自分に出来ることはなにが、ということ以外は考えない。

そして、出来ることをいました上で、あとは、起きたときに
その都度対処する。

個々に、不安を入れ込む必要は、本当は無いんですよね。

3.11の時も、メンタルがやられてしまった人たちは皆
心配を一生懸命した人たちばかりです。

心配というのは、役に立つとしたら、将来の不測の出来事に
対処するため、行動を起こすきっかけのモチベーションに
使う程度で充分。

後は未来に意識を向けて不安を感じることにエネルギーを
注がず、今に意識を向けて今を以下に充実させるか、という
ことにエネルギーを注ぎましょう。

そして、今を生き切る力を蓄え、今を生き切る考え方の習慣を、
今のうちから身に付けましょう。

それが出来るようになったら、未来にどんな出来事が起きても、
動じずにそれに対応出来る、芯の太い人になることでしょう。

今あなたは、何か起きてしまった未来になどにはいないんですよ。
今ここにいて、今ここに生きているんですよ。

先が不安になったら、これを自分に言い聞かせてあげましょうね。

モバイルバージョンを終了