どうもです! 水野です。
本日のfacebookの投稿より。
そこそこ評判が良かったようなので、こちらでも紹介しましょう。
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「○○について悩んでいるけれど、どうしたらいいですか?」
という質問を良く受けるけど、この手の質問をする人の背景には、
常に小手先の対処療法的思考と依存思考がある。
目の前の悩みに対処できる、小手先の手法があると信じ、
それに依存することで、自分の悩みを無くそう、という考え。
なので、当然のことながら、根本的な対処をしないため、
表面的に、たくさんの悩みが、手を変え品を変え、
次々と現れてくる。
そして、そのたびに、
「どうしたらいいですか?」
「どうしたらいいですか?」
「どうしたらいいですか?」
「どうしたらいいですか?」
「どうしたらいいですか?」
「どうしたらいいですか?」
と、聞いて回り続ける。
いつまでそれを続けるつもりか。
もっと、自立思考、根本療法思考をもって、
自分の悩みに対峙しようよ。
「解りました! では、自立思考と根本思考を持って
自分の悩みに対峙するには、どうしたらいいですか?」
とか聞くなよ(笑)
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……というものだったんですが、せっかくですので、メルマガでは、
この続きを考えてみましょう。
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対処療法的思考と依存思考から解き放たれ、
自立志向と根本思考が出来るようになるためには、
どうしたら良いでしょうか?
一番シンプルな方法は、
★ 質問の言葉を変える
というもの。
例えば、私ならば、何かに悩んだとき、必ずする質問が、
「なぜ自分はこうなってしまうのだろうか?」
というもの。
「なぜ」という問いは、表層的対処の方法を知ろうとする
のではなく、その奥にある根本の原因を追及する姿勢を
生み出します。
また、「自分が」という言葉で、他者に依存したり、
他者に原因を求めることなく、全てが自分に原因が
あると受け入れることで、自立思考が出来るように
なります。
そうやって、自立思考と根本思考をして、そこで答えを
得た後で、
★ 「では、自分はこれからどう考え、何をしていけば良いか?」
という、具体的な思考や行動の方法を検討するわけです。
ただし、こういった自立思考に加えて根本思考をする
場合には、極めて重要なポイントがひとつあります。
それは何かというと、
★ 自己肯定感のスイッチがきちんと入っていることが条件
だということです。
実は上に挙げた「なぜ自分はこうなってしまうのだろうか?」
という質問は、コーチングの世界などでは、
■ 自分に投げかける質問としては良くない言葉
として扱われています。
理由は、視線が未来に向いてないことや、具体的な
解決行動が見出しにくいことなどが挙げられています。
でも、一番の問題は、自己肯定感のスイッチがしっかり
入っていない人が、この質問をしてしまうと、
■ 自分を責めてしまい、自己嫌悪や自己否定感を生んでしまうから
なんですよね。
そして、世の中の人の多くが、自己肯定感のスイッチが
入っていないので、こういう質問をしてしまうと、
かえって悩みが深くなってしまい、問題をこじらせて
しまうのです。
でも、自己肯定感のスイッチが入っていれば、この質問は、
自己探求を深める、最高にワクワクするスイッチを入れる
言葉となります。
・いったい、自分の中で、どんなことが起きているんだろうか?
・どうしてそんなことが起きてしまうんだろうか?
・自分は、どんな思い込みや勘違いをしているのだろうか?
といったように、
「どんな自分が見つかるんだろう?!」
という楽しみや好奇心の方が強いため、自己嫌悪や自己否定感を
感じることは、今は、まったくありません。
そして、自分の中にある、思い込みや勘違いを見つけて、
それを修正していくと、自分の意識や行動が変わり、
それにつれて、現実の見え方が変わったり、実際に
現実や周りの人たちとの関係も変わったりするんですよね。
なので、コーチングの世界ではNG扱いをする人が多い
この質問を、私は結構愛用しております。
ま、いずれにせよ、他人に答えばかりを問うていたところで、
たいした成長などする事は出来ません。
深く問うべきは自らの内に。
そして、その時には、必ず、自己肯定感のスイッチを入れること。
それが、本当の意味で、自分が成長できる、一番大切な
質問の仕方と考え方だと思いますよ。
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● 編集後記
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こうやって、大人はみんな、若い頃の自分を棚に上げて、
若い連中をdisるんだよな(恥)。
842 自分:名無しさん@十一周年:
2011/02/28(月) 14:42:17.65 ID:rT3Yelwj0 [2/2]
>>827
湯川秀樹の著書に京都帝国大学時代を振り返った章があるんだが
「僕の学生時代もそう言われてましたけど、
最近の学生は本を読まないらしい」
って文がある
つまり戦前戦後を通してここ百年間ほどずっと学生は本を読んでいない