前者・後者の話。私は後者。これは、前者・後者両者に向けてのメッセージ。
後者の通常時って、どういう状態かというと、
・自分の内側の世界にこもっている状態
なんだよね。私の感覚で行くと。
だから、外界との接触もとろうとしないし、基本的に周りで何が起きているか分かっていない。
外に出よう! と意識しないと、外の世界の情報が入ってこないのね。
でも、自分の世界に没頭できるので、その世界に入ってくるもの(自分にとって関心や興味があるもの)に対しては、ものすごく高いレベルで集中できる。
では、前者はどうか、というと、察するに、
・自分の外側の世界にいる状態
なんだろうなあ、と。
だから、常に色々な情報が入ってくるし、周りで何が起きているのか、よく解っている。
でも、意識が外に向いてしまっているので、自分の世界に没頭することは、基本状態ではなかなか難しい。
だから、自分の世界に没頭しようとするときには、そうしようという意識を持つことが必要になってくるんだよね。きっと。
なので、以前私は、スイッチ論の中で、オンとオフの話をしたが、もう少し明確に書くとすると、
・スイッチオンの状態 = 自分の外に意識が向いている状態
・スイッチオフの状態 = 自分の内に意識が向いている状態
といえるんじゃないかな。
で、人間というのは集団で生きる社会的な動物であるがゆえに、基本的には、自分の内に意識が向いている状態の人だらけになると、人同士で連携プレーができなくなり、社会的な活動が機能しなくなってしまう。
だから、自分の外に意識が向いている状態で、他人との連係プレーが出来る人が求められるわけだ。
そういう意味で、後者は今の社会が生きにくいと感じてしまうのだろうね。
こう考えてみると、また、前者・後者の理解が進むかな?