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夢や理想のある業界

おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
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さて今日は、amazonの書評に書かれていた、ある書き込みについて
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 「最後のパレード」の書評に……
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昨日のメルマガで、ディズニーで起きた感動話として売り出され、
その後盗用が明らかになった「最後のパレード」の一連の騒ぎに
ついて書きました。
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/817881.html
その際に、アマゾンでこの本の書評を色々と読みました。
その書評の中に、ちょっと気になるコメントがありました。
その方は、一連の騒動に対しての私見を述べた上で、
こう語りました。
  出版業にはある事件以来、夢も理想も実は存在しないのだと
  実感しました。
  人間の死、悲劇、喜び・・・総てが飯の種です。
たしかに、出版業界は、そういった側面がありますよね。
特に最近は、感動というキーワードが大きく取り上げられ、
「余命1ヶ月の花嫁」などは、ベストセラーになっていますが、
そのヒットを見て、ある出版会社に会議では、
  「誰か人を感動させられる余命の短いヤツを探し出せ!」
と、編集者にハッパをかけている、と言う、ウソかホントは
分かりませんが、何となくありそうなうわさ話まででています。
こんな話を聞いてしまうと、確かに夢も理想もない業界のように
思ってしまいますね。
では、一体、夢や理想がある業界とは、一体どこにあるんでしょう?
 


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  ● 夢や理想のある業界
─────
私は今まで、転職が多く、その分、いろんな業界を
渡り歩いてきました。
時系列で追いかけてみますと、映像業界から始まり、
IT業界、小売業界、コンサルタント業界、教育業界と、
数えてみると、五つの業界にいたこととなります。
また、コンサルタント業界にいたときには、色々な業界の
クライアントさんとお付き合いさせて頂きました。
それだけ、色々な業界を見聞きしてきて、ひとつだけ
はっきりと言えることがあります。それは、
 ★ 夢や理想のある業界など、ただのひとつも存在しなかった
ということ。
どの業界に行っても、夢を砕き、理想を実現できないような
悲しい現実がある事を、私自身も実感しましたし、他にも
ほとんどの人がそういう経験があると言っていました。
こんなこと言うと、これから社会に出ていく人が聞いたら、
大きな失望を与えてしてしまうかもしれません。
でも、これは本当のことなんですよね。
しかしながら、どの業界にでも、ごくわずかではありますが、
そんな現実をものともせずに、夢や理想を掲げてビジネスに
取り組んでいる人がいます。
私自身、以前は
「こんな夢も理想もないような業界で、よくそれだけ前向きに
 仕事に取り組めるものだなぁ」
と思っていました。
しかし、最近ようやく気が付いたことがあります。それは、
 ★ 夢や理想は、業界にあるのではなく、人にあるものなのだ
ということです。
人が夢や理想を掲げ続ける限り、その業界に夢や理想が無くても、
その人にとっては、夢や理想がある仕事となるのです。
当たり前のことなんですが、不思議と忘れがちになってしまう、
この真実を、忘れないようにしたいですね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
       夢や理想は、業界ではなく、人が持つもの
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このことをさらに進めて考えていくと、
 ★ 夢や理想は、自分が作り抱くべきもの
ということが言えると思います。
だから、業界や他人から、夢や理想を与えてもらいたいと
思うことこそ、大きな勘違いなのかもしれません。
もちろん、夢や理想の最初のとっかかりは、人から与えて
もらうこともあるでしょう。
しかし、夢や理想は、最終的には
 ★ 自らがどんな状態におかれても、捨てずに持ち続けるもの
となって、初めて、本当の意味での「夢や理想」となることが
出来るのです。
そのためにも、人から与えられた、既製品の夢や理想ではなく、
自分自身が心の奥底から湧き出た、絶対にかなえていきたいと
心底思えるような、夢や理想を作り出していくのです。
そういったものが出来上がったとき、その人は、どんな業界に
いたとしても、やり甲斐を持って活き活きと働くことが出来る
ことでしょう。
そして、自分の業界に失望することなく、隣の芝生の青さに
惑わされずに、自分の夢や理想の実現のために、自分の目の前の
仕事に、きちんと取り組んでいけるようになることでしょう。
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   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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今回で、と名前を変えてから、
ちょうど400回目の発行となりました。
2002年から、メルマガを変更したり、タイトルを変えたりして
断続的に発行してからで数えると、549本のメルマガを書いた
事になります。
平日日刊になってからは、348本、完全日刊に切り替えてからは
124本という数字となります。
毎日粛々とやっているだけで、気が付くと結構な本数が
たまっていることに驚きます。
まあ、1000本までは、全部のメルマガを足しても、ようやく
折り返し地点を過ぎたくらいでありますが、でも毎日粛々と
書き続けているうちに、いつの間にか1000本になってしまうん
でしょうね。
今後も、変に力まず、でも一生懸命、毎日頑張って書いていこうと
思っています。
引き続き、よろしくお願いします!
ということで、昨日の我が家のネコブログ。
週末はカルタ。そ、であります。運動して痩せてくれ、啓介。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200905020000/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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