おはようございます。水野です。
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構築手法のポイントをお話しした
【オープニング・エンディング構築手法セミナー】
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行動変容率・実践率を向上させるセミナーや研修を創るための
手法をお伝えします。
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という方は、是非いらしてくださいね。
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さて今日は、昨日のメルマガで寄せられた反応につきまして
考えて見たいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 異論・反論の中で……
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昨日、【相手の立場に立って考えるということ】というタイトルの
メールマガジンを発行しました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/870785.html
電車での人身事故の時の自分のリアクションを観察することで、
困ったときほど相手の立場に立って考えるような人を目指しては
どうか、といった話をしました。
今回のメルマガは、いつも以上に反応が大きかったようで、
賛同ももちろん沢山頂きましたが、異論反論も沢山頂きました。
皆さんのご意見はとても興味深く拝見させていただきましたが、
基本的には、このメルマガは絶対真理を説いているわけでは
ないので、異論反論があるのは当たり前なんですよね。
それに、相手の立場に立つことが本当に必要なことなのか、
という事についても、ツッコミどころはあるわけですし。
だから、皆さんそれぞれ、いろんな意見をお持ちになっても
いいと思っています。
ただ、寄せられた意見の中で、ちょっと気になったものが
いくつかありました。
それは、
「相手の立場に立って考えるが、納得できない!」
というご意見が、いくつかあったこと。
これ、私も良くやってしまうことなんですが、
そう考えてしまうということは、相手の立場に
立って考えていないということなんですよね。
どういうことかと言いますと……
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● それは相手の立場に立っていない
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相手の立場に立って考える、と言うことを言葉通りに解釈すると
■ 相手が置かれている立場に自分の身を置いた前提で考える
という事になります。
だから、多くの人は、自分の脳内で、自分自身を相手の立場に
置いてみて、それで色々考えようとするわけです。
しかし、先に挙げたように、本当の意味で相手の立場に立って
考えられない人というのは、相手の立場に自分を置くときに
■ 相手の立場に、自分の価値観や性格も一緒に持って行ってしまう
のです。
しかし、これでは、本当の意味で、相手の立場に立って
考える事は出来ません。
なぜなら、相手と同じ価値観や性格でない場合は、
いくら相手の立場に身を置いても、理解できないこと
だらけになってしまうからです。
そうなってしまうと、相手がどう考えるかを考える前に
「自分はそう受け取らない」
「自分はそう考えない」
「自分はそう行動しない」
といったように、
■ 相手を理解する前に批判してしまう
状況に陥ってしまうわけです。
しかし、この人がやっていることはどういうことかというと、
相手の立場に立って考えているのではなく、
■ もし自分だったらどうするか
という事を考えてるに過ぎないのです。
「相手の立場に立って考える」
ということと、
「もし自分だったらどうするか」
という事は、似ているようで、全く違う考え方なんですよね。
もし相手の立場に立って考えたいのであれば、その時は、
自分の性格や価値観、考え方は、一旦脇に置いて下さいね。
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今日のトーク術・まとめ
相手の立場に立つときには、自分の価値観・性格・考えを脇に置く
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こういうことを言うと、頭のいい人はこんな反論を
持ち出すかもしれません。
自分の価値観・性格・考えを脇に置いたとしても、
相手の価値観・性格・考えがわからない限り、
いくら相手の立場に立っても相手のことなど
理解できないのではないか?
これ、鋭いツッコミだと思うんですよね。
だから、自分のあれこれを脇に置いて、相手の立場に立っても、
正しく相手のことを理解することは、不可能なんですよね。
だからといって、相手の立場に立って考える事が無駄だと思い、
やめてしまう、というのは、ちょっと話が違うと思うんです。
やって見ると判ると思いますが、最初のうちは本当に
わからないんですよね。
でも、この
■ 相手のことがわからない
という事を、自分が知るのって、とっても大切なんですよ。
というのも、人間どうしてもついついわかったつもりになって、
事を進めてしまうと言うことが多く、そしてそういったつもりが
意外と人間関係をこじらせてしまうことが少なくないわけです。
だからこそ、大事なときには、相手の立場に立って考えようとする、
するとわからないことがわかる。
だから、わからないことをきちんと聞いたり、誤解がないように
今まで以上に入念にコミュニケーションを取ろうとしたりといった
ことが出来るようになるんですよね。
だいたいにおいて、コミュニケーションで失敗をしている人達を
見ていると、
相手のことがわかっていないことを自覚しないまま、
■ 自分の中で勝手に創り上げた架空の相手
に向かってコミュニケーションを取っているケースが
かなりあるように見受けられます。
思い当たる人は、ぜひ、自分の全てを脇に置いて、
相手の立場に立ってみて、
★ いかに自分は相手のことがわからないのか
という事を自覚してみてください。
そうすれば、相手のことをきちんと知ろうという気持ちが
おのずと芽生えてくることでしょう。
そして、そうやって、本当の意味で、相手のことを
よく知ろうということを続けていくうちに、自分とは
全く違う価値観・性格・考え方を持った人に対しても、
★ 相手の立場に立った上で、それなりの理解と受容
が出来るようになってくるのではないかと思うのです。
私もまだ修行途中でありますが修行の先にそんなゴールが
ほの見えるような気がしています。お互い頑張りましょう。
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もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 編集後記
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ネットサーファーなら、きっと知っている、
昔懐かしいおもしろ動画。
ペリーの開国要求
→ http://www.youtube.com/watch?v=r6A3YXFU84Q
良く聞いてたなぁ~。
さて、我が家の昨日のネコブログ。
うちの子達のやんちゃぶりをまとめて紹介。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090618.html
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