以下のメッセージは、2009年7月8日のメールマガジン
「読者の悩みをみんなで考えよう」に寄せられた
読者の方たちからのメッセージです。
上記のメルマガとあわせてお読みください。
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mさんからのメッセージ
「幸と不幸の表裏一体の境目の幸側に、快と不快の
背中あわせの境目の快側に、できるだけ長くいたいと、
当然願います。」
という気持ちは大切にしていいと思う。
んでもって、「不健康なことは不幸なことだ!」
みたいな捉え方をするからややこしくなるのでは?と。
「不健康」はプラスでもマイナスでもなく、
単なる事象、できごと、ゼロ。
で、それに対して、
「それは不幸なことだ!」
というのも、
「だけど、ちゃんと普通の生活ができるから幸せだ」
と思うのも、その人の”自由”で、水野さんは
そのことをお話しているのでは?
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fさんからのメッセージ
自分の思うままにいきるのが、
正解なのではないでしょうか。
自分が選択した道が、
自分の答えであり、
その結果は、どうなっても、
自分を成長させてくれるものだと受け止めることで、
次のアクションにつなげていけばいいのだと思います。
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aさんからのメッセージ
『苦・楽』、『幸福・不幸』は、心の状態が揺れ動く
範囲を示した言葉や表現です。
会社でいやな上司に散々小言を言われ「不幸」だと思っても、
家に帰ってかわいい子供顔を見、愛妻のおいしい手料理を
食べれば、心は「幸福」に移ってしまうのです。
自分自身の悪い心の状態(苦、楽)を基点として、
より良い方向(楽、幸福)へと心を向け(移動)
させるために、どのように努力するかことが、
人としての課題と云うことではないでしょうか。
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sさんからのメッセージ
私は大変な臆病者で、嫌な事は避けて通りたいと
いつも思っています。
ですが、あるときから仕事に関して
「嫌な事、嫌な顧客から対応する」
ように心がけるようにしました・・・時々ですが。
そうすると、次からは少し嫌な気分が減少したように
思えたのです。
ちょっとだけ、成長したような、いい気分になりました。
自己満足ですけど。
今は、嫌な事はやっぱり嫌ですが、ちょっと嫌な事は
あってもいいかなって思います。
すると、嫌な事は減っていき、昨日より嫌な事は今日は
そんなに嫌でも無くなって、楽しくなると思います。
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tさんからのメッセージ
○○を「受け入れる」を○○と「向き合う」と
替えてみたらしっくりきませんか?
「受け入れる」という言葉は2通りの意味で使われて
いるように見受けられます。
(1)○○を良いものだ、と考える
(2)○○が存在することを認める
(1)のように理解すると、対極にある対のどちらかを
「良い」としたらもう一方を「悪い」としなければ
ならなくなります。
(2)のように理解すれば、○○は「悪い」もののまま
「良い」ものを選択しよう、と考えることができます。
イメージ的には昨日のメルマガの内容に近いでしょうか?
「向き合う」と考えれば、「否定」でもなく、
「価値基準の反転」でもなくなりますが、いかがでしょう?
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hさんからのメッセージ
理不尽な決定に従う時もあるし、病気になったり、
イラついたり、今の自分でいいのか不安になる
時もあります。
水野さんのメルマガを読むようになって、
「今の自分では、そう感じるんだ」
って事実を受け入れるようになりました。
時として陰はある。しかし未来の自分が同じように
陰とは限らないですもんね。
人間の体は常に変化していて、一秒たりとも
同じではないそうです。
自分も愛する人も憎たらしい人も一秒後には
別人になっている、、、
というのは極端ですが、いつもやらない行動を
継続すれば、今までとはちがう「結果」が
もたらされる可能性があるんですよね!
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gさんからのメッセージ
「自分を好きになる」
自分のことを自分が一番好きになる。大切に思う。
強い自分も弱い自分も、そんな矛盾だらけの
自分が愛おしい。
自分で応援する。
自分の一番の応援団は、自分。
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hさんからのメッセージ
*********** 引用部分
をする、というのは、恨みや憎しみと
いったマイナスを否定しているのではなく、
横内会長自身がその人を恨んだり憎んだり
した気持を持ったからこそ、その気持ちの
強さを許す力に変えた、ということなんでしょうか。
どうしてそうしたかというと、
「プラスの出来事」
を生み出すため。
どうしてプラスの出来事を生み出そうと
するかというと、マイナスの出来事は嫌だから・・・
つまり排除したいから・・・?!
***************** 引用終り
私はプラスの出来事を生み出すためにとか、マイナスの感情を
排除したいからではないんじゃ無いかと思います。
横内会長は、ただ単に
「見方を変えただけ」
なんじゃないかな。。。と思います。
仕事で何かを検証する場合も、一方向からでなく
あらゆる角度・可能性から検証しますよね。
そういうものの見方ができる方なんじゃないでしょうか?
そして、自分の目の確かさを確信しているから
「罪を憎んで人を憎まず」「反省した人は許す」
と言えるんじゃないかな?
人を見る目に自信がなければ、そんなこといえない
ような気がします。
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sさんからのメッセージ
私は今まで ネガティブな感情は「お荷物」「邪魔」だと
思ってきました。
そう思っている自分に 気づいたのも つい先日ですが・・。
逆に ポジティブには、OKを出していました。
ずっとそうしてきましたが、
先日、なぜかポジティブにも うんざりしてしまったのです。
ポジティブもネガティブも いつもどっちかで、
なんて窮屈なんだろうって思っていました。
そんなある日 車を運転していた時のことです。
私の車はミッション車なんですが、
いつものように、クラッチを踏んで、シフトを入れ替えてたその瞬間
「ニュートラルがある」
ってことに気づいたのです。
「ニュートラル」「ニュートラル」「ニュートラル」と
その言葉が 頭の中を響き渡りました。
「ポジティブ対ネガティブ」に窮屈さを感じていた私とっては、
ものすごい発見でした。
一速でも、四速でもないポジション。
ゆっくり進む、早く進むではないポジション。
バックではないポジション
後ろへさがる、ではないポジション。
ポジティブでもネガティブでもないポジション。
「ニュートラル」
「ニュートラル」 どちらにも行ける場所。
どちらも含まれてて、
どちらでもない場所。
素敵な入り口を見つけた気がしました。
私たちは、日々、いろんな出来事が起こり、
その時々で さまざまな反応をして、
感情が沸いて来ます。
「感じられる」ことは すばらしいことだと思っています。
そして、これはポジティブ、これはネガティブと
判断を下すこともします。
そして、「あそびの空間」「真っ白な空間」も
存在することを知ることで、また広がるような
気がします。
昨日 気づいたことに、シンクロが起こるように
この記事を読んだので、伝えさせていただきました。
人生を味わい尽くされますように。
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tさんからのメッセージ
行動には苦楽が伴います。
その人の立場や姿勢で、どちらかが強調されるのだと
思います。
Iさんは常に一定の視点で物事を捉えているように感じました。
人を許したり、受け入れたりするためには、一歩引いた立場や
相手の立場、全体を見るような立場から、起こった現象を
捉えなおす必要があると思っています。
結果として自分に迷惑がかかった事象も、それを起こした
相手がどんな気持ちで行動したのかなどを思うことにより、
部下であれば教育の機会となったり、友人であれば互いの
価値観の違いを知る機会となるのではないでしょうか。
つまらないと感じた仕事を任されたときも、
「この仕事から何が学べるか、将来の自分のために
どのように役立てることができるか」
などの質問を問いかけることにより、時間の使い方や
効率的なやり方を学ぶ機会としてプラスに考えて取り組む
ことができると思います。
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fさんからのメッセージ
私も、カチンときそうになって、「ああ、イカンイカン」
と思うことがあります。
Iさんのおっしゃるとおりこれは間違いなく
「否定」の気持ちです。
ですが、私はこれを「受け入れる」と言い換えることも
できると思います。
「受け入れる」とは、
「より良い未来を想い描ける」
ことだと思います。
「より良い未来を想い描ける」とは、例えば
「ああ、イカンイカン、ここで怒ったら相手を
悪い気分にさせてしまう。
それに、もしかしたら相手の発言は理に適って
いるかもしれない。
もう少し時間を置いて考え直そう。
納得できるかもしれない。
そうしたらより良い関係が築けるかも…」
と考えることです。
「より良い未来が思い描ければ、今の「不快」なんて
たいしたことない」
これができたら、なんとなく「受け入れた」っていう
気持ちになるのではないでしょうか?
結局、人間の求めるものは
「幸・健康・楽・生・ポジティブ・プラス」
で合っていると思います。
「不幸・病・苦・死・ネガティブ・マイナス」
を受け入れる人は、その先により良い「快」を
想い描いているのではないでしょうか。
以上
「どんなにつらく悲しいことでも、自分にとって
マイナスなことはなにひとつない」
という言葉がありますが、
このことを端的に表しているのかもしれないな、と
今ふと思いました。
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yさんからのメッセージ
苦と楽、病と健康、生と死など、一見対になっていますが、
私は、それらを表裏、あるいは2つの対立した概念としてではなく、
連続体と捉えています。
白と黒の間に無限の灰色があるように。
生と死は状態の違いだけであって、その間には連続的な変化があると、
何かの本で読んだことがあります。
まさに人の死をどう定義するか、臓器移植に関連して国会でも
話し合われています。
色で考えるとわかりやすいと思いますので、白と黒の話にもどりますが、
どこからどこまでを白と言い、どこからどこまでを黒と言い、あるいは
どこが灰色かは、人によって多少異なるのではないでしょうか。
つまり、どこからどこまでが苦で、楽で、また普通の状態はどの範囲か、
どこに境目があるかを決めているのは、人それぞれ自分の価値観ですね。
客観的な出来事には、苦楽も、失敗も成功も、難易もないのです。
ある出来事に対して、プラスの面とマイナスの面を感じるとしたら、
その出来事が本来的にプラスのマイナスのセットによって成り立って
いると考えるのではなく、自分が好ましいと思うことといやだと思う
ことが含まれているという考え方ですね。
もう1つ違う視点を提示させてください。
私は、四国88箇所を歩きました。
いわゆるお遍路です。
歩き始めた最初の時期に、自分が始めたことではありましたが、
「なぜ私は歩いているんだろう? 無駄なことに時間を使わず、
忙しいんだから仕事をしていた方がよかったのではないか」
との思いに捉われたことがありました。
結局、私は、歩くと決めたのだから、歩くことを楽しもうと
思ったのです。
88箇所を歩き通す間に多くの学びも楽しみもありましたが、
それは本題からはずれるので省略します。
なぜ歩くのだろうという問いは、なぜ生きているのだろう、
なぜ仕事をするのだろう、という問いにも通じていると思います。
私は、どうせ1度しかない人生なので、楽しもう、充実させよう、
味わおうと思っています。
苦しいと思うより、楽しいと思いたい。それが私の価値観です。
苦しいことを避けるというよりは、その出来事をどう受け止めるか
ということではないでしょうか。
私の身に起こる出来事を、苦から楽までの10段階評価するとしたら
(100点評価でもいいのですが)、できるだけ多くのことを楽しいと
感じたいと思っています。
また、経験によって、若いころに苦しいと思ったことも、今ではなんでも
ない当たり前のことと感じられることもかなり増えています。
僧侶は、修行によって心身を徹底的に苛め抜くことで、自分の常識
(価値基準)を一旦壊してしまうのだと聞いたことがあります。
>「不幸・病・苦・死・ネガティブ・マイナス」
>といったものを受け入れていることになるのでしょうか?
というIさんの問いに対して、繰り返しになりますが、できごと自体は、
「幸・健康・楽・生・ポジティブ・プラス」
でも
「不幸・病・苦・死・ネガティブ・マイナス」
でもなく、自分がそれをどう評価しているかということだけだと
思います。
Iさんは、マイナスの出来事を避けたい自分に疑問を感じて
いらっしゃるのかもしれません。
いやだと思うことを無理に受け入れたり、逆にそれを避けたり
するのではなく、それをマイナスに評価することを止めてみては
いかがでしょうか。
色即是空 空即是色 です。
☆
ここからは、補足というか、おまけです。
「『自分の過ちに気づいた人を許す』という『プラスの発想』」
という文章は、少々恐ろしく感じます。
「過ち」とは? 「許す」とは?
法的な許容範囲の中で、日常生活の中で「過ち」を決めているのは、
個人の価値観だとすれば、何が過ちで何が正しいのか?
自分にとって正しいことも人にとっては過ちかも。
自分が誤りだと思って断罪しようとした相手は、正しいことだと
信じて行動しているのかも。
「許す」という言葉も、その出来事やその人を
「受容する」「許容する」
という意味であれば納得できますが、
「あんたは間違ってると思うけど、まあ許してやるよ」
的な「許し」は、違和感があります。
このあたりの感覚は、水野さんには共感していただけるのでは
ないかと思います。
※水野注:私も許すとは受容することと考えています。
>「『ああ、イカンイカン』と思って反省する」
>というのも、イラッときたりカチンときたり腹を立てたり
>排除しようとする気持ちなり発想を、そんな気持ちに
>なったり発想をしてはいけない、と否定しているのでは?
ということについて。
私も年齢を重ね、イラッときたりカチンときたり腹を立てたり
ということは、かなり減りましたが、それでもそのような感情が
わきあがることもあります。
自分がそう思うことはそのまま受け入れつつ、なぜ自分が
腹を立てているのか、また相手はなぜそのような言動を
したのかを考えます。
自分も相手も否定することなく、客観的な説明を自分に
求めるという感じでしょうか。
その結果怒りが収まることもあれば、収まらないこともあり、
それはそれ、ということですね。仲良くできる人は多いほうが
いいと思いますが、価値観や生きている世界があまりにも違う
人と無理に仲良くする必要も感じません。
結局、人の多様性を認めたり、自分の思ったとおりにならない
出来事を受容できることで、人生楽しくなると思っています。
何が楽しくて何が苦しいかを決めているのは自分だと思うので。
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kさんからのメッセージ
私は、このようなことにすぐはまってしまいすので、
絶えず右往左往しています。
方向性を決めるために出来るだけ本(自己啓発)を読んでみたり。
思考の面では、マイナスを考えはじめまずいと思い
無理やりプラスのベクトル(と思っている)を使ってみたり。
(無理やりのプラス思考はあまり良くないとの本もありましたが……)
そこでなぜ、自己啓発をしようと思っているのか?
……考えてみました……すると……プラス、マイナスで考えると、
絶えずマイナス側に自分を置いているんですね。不思議なことに……
ですから、どうすれば成功するか、どうすれば自分は楽しくいられるか、
どうすればパートナーやお客様が喜び、楽しんでくれて、それをみて
自分が楽しく、嬉しくなれるか。
アレ???。全部自分の為?(笑)。
良い方向に考えれば自分を絶えずプラスのベクトルに向けている
ということ。
てことは、やっぱり自分の位置は今マイナスの位置にいる
ということですね……
自分にプラスになるように考え行動すると周辺の考えの違う人と
対立やモメゴトがおきてマイナスになる事態もおきます。
(経験上、焦点をどこに合わせるかで違ってきます)
もしかしたら、『動き回っている人達』で、自己中心といわれる
人達は、判っている人たちで、対立やモメゴトの部分のマイナス
部分は削除しているのでは?と思うことがあります。
(本人達は幸せそうです)
それとは別に、なるべく社会や人間関係に触れないように生きてる
ように見える『動かない人達』。マイナスは極力少ないのでは
ないでしょうか?
(本人達は幸せそうです)
横内会長は、とにかく社会で動いている方だと思いますので、
マイナス思考で動くとそれについてくる方々をマイナスに
引っ張ることになってしまう。
そこで、節々のΣで思い返した時自分の結果が『悔い無し』に
なるように今の行動を考え自分が思うプラス思考で行動しよう!!
と理解します。
……と、かなり大枠に私は考えました。
自分の意思とは関係なく起こることが、マイナスなことが
多いですから……
とくに『不幸・病・苦・死・ネガティブ・マイナス』は。
そこで、このマイナスがあること(あったこと)を受け入れて
自分の意思で自分にあった、
『幸・健康・楽・生・ポジティブ・プラス』
に変えていくって事でしょうか?。
表裏ではなく向かう方向ってことでしょうか……
小学生が掛け算九九をマイナス思考で苦しんで覚えて大人になって
便利に使えてプラスみたいな……
私は、自営業で瀕死の状態ですが(不思議とサラリーマンに戻らず)、
今できることをプラスに思い行動しています。
(新しい発見が出てくるので本人は意外と幸せです)
来年も生きていられるように(笑)
ここまでくると生きていることが最大のプラスですな~(笑)
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以上、皆様たくさんのメッセージ、ありがとうございました。