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部下が発達障害ではないか? と疑いの気持ちが芽生えたときは

今後のセミナーや研修のネタ探しとして、
yahoo知恵袋で、ビジネス上の悩みを
探しているのですが、結構目に付くものの
ひとつに、

■ 部下が発達障害なのではないか?

という悩みがあります。

普通の人だったら出来るようなことが
満足に出来なかったり、普通の人なら
通じるコミュニケーションが成立しない
ということに対して、悩んで頭を抱えて
いる上司が、世の中にはたくさんいる
ようです。

私自身、ADHDという発達障害の持ち主
なので、この手の悩みに対して私なりの
答えがあります。

その答えは何かというと、

「その部下は発達障害である、
として付き合いましょう」

であります。

発達障害、という言葉上、非常にナイーブな
問題であると考えがちでしょうし、他人を
安易に、そんな風に決めつけるのはいけない
ことだと思う気持ちは解ります。

もちろん、相手に対して、面と向かって、

「お前は発達障害だ」

なんてことを言うのはもってのほかですが、
あなたの普通が通用しないならば、相手が
普通の人である、という期待は捨てて、
発達障害であると認識して対策を立てた
方が、ことの問題を解決する為にも、有効
だと、私は考えます。

なので、もしあなたの部下が、発達障害
ではないか? という疑いを感じたなら、
とりあえず、そうだと決めてみた上で、
発達障害の人に対しての対処策を講じて
みましょう。

そのためにも、ぜひ、大人の発達障害に
関する4を、一冊でも良いので、読んで
みて下さい。

そこには、具体的な対処方法が色々と
書かれていると思いますが、基本的に
やることはもう、決まっているんです
よね。

それは何かというと、

・仕事に集中できるような環境整備
・指示・命令をより具体的に行うこと

の2点なんですよね。

この2点にフォーカスして、部下に求める
アウトプットが出てくるまで、試行錯誤を
重ねるわけです。

でも、冷静に考えてみて下さい。

で、これって、別に発達障害の人でなく
ても、ごく普通の健常者の人に対しても、
やるべき事なんですよね。

部下が発達障害であろうとなかろうと、
仕事に週チュ出来る環境整備や、指示・
命令を具体的に行うことは、リーダーの
大切な努めなんですよね。

だから、部下に発達障害の疑いがある
ならば、自分自身のリーダーとしての
仕事のやり方を見直し、をレベルアップ
させるチャンスだと考えて、発達障害だ
と思えるような人でも、結果が出せる
チームを作っていきましょう。

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