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コミュニケーションコストの考え方

コミュニケーションコスト、という
言葉があります。

コミュニケーションを取るには、時間、
お金、移動、場所のセッティング等が
必要なので、それらをコストとみなす、
という考え方です。

で、このコミュニケーションコストの
捉え方は、本当に人それぞれなんですが、
上手いこと成果が出せていないリーダーは、
このコミュニケーションコストをただただ
ケチろうとします。

ただ言うだけ、伝えるだけ。

相手が理解・納得したかどうか、きちんと
確認をせず、一方通行的なコミュニケー
ションをしがち。

それゆえ、上手く自分の考えが伝える
ことが出来ず、欲しいアウトプットを
出せずにいます。

そして、その原因を、チームのメンバーの
せいにしてしまう。

やれ、アイツはいくら言ってもダメな
ヤツだ、とか、なんでこいつは言われた
ことが出来ないんだ、とか言いながら。
こういう人は、コミュニケーション
コストをケチっているせいで、たいした
成果も出せず、長期的に見れば、結果的に、
コミュニケーションコストが膨大に増えて
しまい、結果的に、大きな損失を生んで
しまっています。

逆に、上手く求める成果を出している人は、
伝わったかどうかの結果をしっかり鑑み
ながら、コミュニケーションコストを
かけていきます。

特に、最初の段階は、そんなに?!
というほど、コミュニケーションコストを
かけていきます。

その上で、必要な共通言語や、理念・
ビジョン・想い、目標とゴールなどを
しっかり共有するので、結果的に、
大きな成果を出すことが出来るのです。

つまり、費用対効果の高いコミュニ
ケーションが出来るようになる訳です。

コミュニケーションは、結果を得る
ためのプロセスであり、今出ている
結果を無視して、ただただコストを
ケチる、っていうのは、本末転倒
なんですよね。

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