人は他人と自分を比べて落ち込んだり、
羨んだりすることがあります。
まあ、これは仕方が無いことでしょう。
私も、しょっちゅう、他人と自分を
比べては、ネガティブな気持ちが
よぎったりしています。
でも、このネガティブな気持ちに、
常に支配されてしまうのは、時間も
エネルギーももったいないですよね。
だから、他人と自分とは比べないように
しよう、と、見識の高い、多くの人が、
説いています。
私も全くその通りだと思います。
しかし、それが解っていても、それでも
なお、他人と自分を比べ、ネガティブな
気持ちに支配されてしまう人は少なく
ありません。
そういう状態のとき、その人は、
何を見ているのか、というと、
■ 他人の中にある、自分に無いもの
なんですよね。で、それを見て、
「何であれが自分に無いんだ」
といって悲しがる。
でも、それなりの結果を出すためには、
自分に無いもの、出来ないものに意識を
フォーカスするのではなく、
★ 求められている、または出したい成果
をにらみ据えながら、
★ 自分にあるもの、出来るもの
にフォーカスし、それを上手く活用して
行くことが求められます。
要するに、他人に意識を向けている場合
じゃないんですよね。
なのにそれをせず、他人と自分を比べて
ばかりいるから、望む成果を出すことが
出来ないんですよね。
なので、他人と自分を比べてネガティブな
気持ちになったら、それにいち早く気づき、
意識のフォーカスを、自分より優秀な他人
から、望む成果と、自分にあるもの、出来る
ものに意識を向けましょう。
そして、その、自分にあるもの、出来るもの
を総動員して、望む成果を出していくよう、
取り組んで行けば、少なくとも、他人と自分
を比べて、ネガティブな気持になり、その
ネガティブな気持ちに振り回される時間は、
極端に少なくなるはず。
こういう生き方の方が、心身共に健康で、
時間とエネルギーを有効に使えると、
私は思うのであります。