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人生の壁にぶつかったときは

人間生きていると、必ず壁にぶち当たる
ことが、何度か出て来ます。

で、悩みながら、いろんな人の話を
聞いていくと

「壁は、乗り越えるべき」

という人もいれば、

「壁は、乗り越えなくてもいいんだよ」

という人もいたりします。

でけっこうな人たちが、このふたつの
真逆の意見に振り回されてしまい、

「どちらが正しいのか?」

と悩んでしまったり、その時々の感情で
間違った選択をしてしまったりします。

壁があR割れたとき、それを乗り越える
べきか? それとも乗り越えないべきか?

それは、この二択からだけで答えが出る
ものではありません。

どちらも正解であり、不正解だからです。

その正解かどうかが決まるのは、

★ 壁の向こう側に、本当に自分の
求めているものがあるかどうか

によって、決まってきます。

その壁の向こう側に、本当に自分の
求めているものがあるならば、
その壁は、乗り越えるべきもの。

その壁から逃げていては、いつまで
経っても、望むものが手に入りません。

でも、壁の向こう側に望むものが
無いのならば、その壁は、別に
乗り越える必要などありません。

ていうか、そもそも、その壁に
ぶち当たることそのものが、
間違った方向に行っている、
ということですから、逆に
乗り越えるべきではありません。

進む方向を変えなければいけない、
というサインでしょう。

でも、世の中には、越えるべき壁を
越えずに回避する人や、超えちゃ
いけない壁を乗り越えようと頑張って
しまい、道に迷う人がたくさんいます。

改めて、壁にぶち当たったときに、
真っ先に考えるのは、その壁をどう
乗り越えるか、でもなければ、どう
回避するか、でもなく、

【自分が本当に求めてること何か?】

を、再確認すること、なんですよね。

人生の目的を明確にしないまま、
人生の行動を選択しないこと。

何をしたいのか、どこに向かいたいのか。
そのために、自分をどう活かしていくのか。

それをしっかりと考えた上で、
壁と向かい合いましょう。

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