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これからの時代を生きるための必読書!【13歳からのアート思考】

今回は、本の紹介をします。

久しぶりに、これはごり押ししてでも
読んで欲しい! という本に出会いました。

「自分だけの答え」が見つかる
 13歳からのアート思考

この本を、一言で言うならば、

 ★ 自分を見つめ、自分の殻を破るための
   考え方がギュッと詰まった本

であると、私は捉えました。

少々、ビジネスの歴史を振り返ってみます。

ビジネスの世界では、以前は、

 ■ ロジカル思考

というものの重要性が主流となって
いました。

確かに、この考え方は今でもなお重要であり、
ここを無視してしまうと、仕事が立ち行かなく
なることも多々あります。

しかし、ビジネスは、人間を相手にして行く
ものであり、人間は、理屈だけで物事を判断
しているわけではありません。

また、以前と比べ、価値観も多様化しており、
皆が一律の理屈で行動するという事も
人が持つ感情面も含めて考えながら、
ビジネスを作り上げていく必要が出てきました。

そこで登場したのが、

 ■ デザイン思考

というものです。

お客様を観察し、共感しながら、その人に
良いサービスが届けられるようにするために、
どのような商品を作り、どのようなプロセス、
アプローチをすれば良いか、ということを
考える必要が出て来ました。

その考えが、デザイン思考と呼ばれるものです。

しかし、時代はさらに進み、複雑、かつ
不透明になって来ました。

時代の流れだけでなく、災害の発生や、
社会情勢の変化によって、自分たちが
住んでいる環境も、大きく変わっています。

昨今のコロナ禍などはその典型例で、今までの
生き方が、ことごとく通用しなくなってきています。

そんな、今までの常識や基準が通用しなくなって
きた時代に、その、【今までの常識や基準】を
身にまとい、それが脱げずに苦しんでいる人たちが
沢山出て来ています。

そういった人たちの呪縛を解き、次のステージへと
自分を薦めていくための思考。

それが、アート思考、といわれているものです。

つまり、アート思考というのは、ベタな言い方を
してしまえば、

 ■ 常識の殻を打ち破るための思考

といえます。

しかし、この表現は薄っぺらい。

なぜなら、常識の殻を打ち破るためには、
園からの正体を、自分自身で見つけ出す
必要があり、それをするためには、

 ★ 徹底的に自分と向かい合い、
   自己を見つめる、という行為

をしなければいけないからです。

そして、今まで、他人の物差しで、無意識の
うちに生きてきた人たちにとって、この、
【自分を見つめる】という行為は、おそらく
どうやれば良いのかが、全くわからないでしょう。

そこでお勧めしたいのが、この本、

「13歳からのアート思考」

なんですよね。

この本では、20世紀に作られ、それによって
アートの世界を大きく変えた、といわれている
6つの作品を取り上げています。

そして、その作品を鑑賞していきながら、
自分の見つめ方を、具体的に教えてくれます。

そして、その上で、打ち破る殻べき殻の正体を
どう見抜くか、ということも、教えてくれます。

加えて、観察することの大切さと、その方法も
アート作品を足がかりに、教えてくれるんですよね。

私自身、セミナー、研修、マンツーマンの
セッション等で、自分を見つめ、殻を破る、
ということのサポートをしています。

そんな私にとって、この本は、嫉妬をしたく
なるくらい、丁寧なステップで、自己洞察と
自己解放の考え方を教えてくれています。

タイトルには「13歳からの」と書いていますが、
40代以降の大人こそ、この本を読んで、これからの
時代を生きていくしなやかな思考力を身に付ける
べきだと思います。

ということで、このメルマガをお読みになる
あなたは、絶対必読の本であること、そして、
読んだら絶対に後悔しないことを保証する本で
あることをお約束しますので、是非読んで下さい。

「自分だけの答え」が見つかる
 13歳からのアート思考
 著者:末永 幸歩

本の詳細はこちら
https://amzn.to/2AkyKZ0

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