おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
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という方たち向けのセミナーを開催します。
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さて今回は、読者の方から頂いたメッセージについて
皆さんと一緒に考えて見たいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 種にも色々あるんじゃないか?
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4月11日のメルマガで、私の講師としてのあり方が変わった
お話をしました。
【未熟な人を育てる人になるために】
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かいつまんで言うと、未熟な人は、足りない人や欠けている人
なのではなく、未だ芽吹いていないけれども、花も実もつける
ものが内包されている種のようなものなので、足りないものを
埋めてやろうと言うことに躍起にならず、まずは必ず開花すると
信じる心のあり方を持とう、というお話でした。
このメルマガは、心の琴線に触れた読者の方も多かった
ようで、いつもより多くのメッセージを頂きました。
あり方を考える上で役に立った、という方がほとんど
でしたが、一部の方は、
その中で、安田さん(仮名)から、こんなメッセージを
頂きました。
育てようとしても個人差は大きいですね。
伸びない人はできない言い訳ばかりして自分から
成長しようとしない。
自分が正しいという考えに凝り固まっているとなお厄介です。
そういう人に対してはほんとうに疲れてしまいます。
どうですか?
確かにおっしゃることはとてもよく分かる、
至極当然なメッセージであります。
きっと、こう思われている方は多いのではないでしょうか。
ということで、今日はこのことについて考えてみたいと思います。
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● やる気がない人に向かうときの心構え
─────
私自身も、振り返ってみれば、まさに安田さんが
指摘されるような、「伸びないタイプ」の人間でした。
何かと出来ない言い訳をしてやりませんでしたし、
偏った「自らの正しさ」にこり固まっていました。
だから、じぶんの都合の良いことばかり、やりたいこと
ばかりには積極的に取り組み、本当に成長するために
必要なことからは、それがいかに無駄なことか、という
ことを論破して、悦に入っていましたからね。
そんな私でも、時間はたいそうかかりましたが、
多少なりともまともな生き方が出来るように
生き方を変えることが出来ました。
で、だれのおかげで変われたのか、思い返して
みたんですけれど、最終的に出てきた答えは、
■ だれも私を変えてはくれなかった
というものでした。
もちろん、お世話になった人もいますし、
育ててくれた人もたくさんいます。
しかし、よくよく考えてみると、その方たちは、すべて、
■ 私に環境を与えてくれただけ
であり、大きく成長できるような生き方に変えたのはすべて、
■ 私自身の決意と努力
だけだったんですよね。
そして今、私は人を育てる側の人間として、日々
多くの方と接しています。
その人たちの中には、素晴らしい成長を遂げた方も
いらっしゃいますが、私の接し方がまずく、成長を
阻害してしまった、という方もいらっしゃいます。
この2つの事例を振り返ってみると、失敗してしまった時は、
ほとんどすべての場合、
■ 相手を否定し、矯正する
ことに、エネルギーを注いでいたんですよね。
でも変わらない。
だから、「厄介なヤツだ」と思ってさらに力を入れて
矯正しようとして、ほとほと疲れ果てていました。
逆に、素晴らしい成長を遂げた方の場合は、その方が
いくらたいしたことの無いレベルの人であっても、
★ 相手を信じ、支援する
ことにエネルギーを注げました。
また、相手を否定する気持ちもなかったので、
★ 相手を変えようなどと全く思っていなかった
んですよね。
だから、結果的にその人が変わったのは、私の努力のたまもの
なんてことは全く無く、本人の決意と努力のおかげなんですよね。
だから、もし育てる人に対して、「厄介だ」と感ていらだったり、
育てることに疲れを感じてしまったとしたら、もう一度
人を育てる原点に立ち返って、
★ 否定と矯正のマインドから、信頼と支援のマインドへ
気持ちに切り替える必要がある、と私は思い至りました。
しかし、単に気持ちを切り替えようと思っても、なかなか
難しい。
だからこそ、昨日と一昨日のメルマガに書いた、
「人は必要なものを全て内包している種なのだ」
「会う前から好きになると決める」
という、2つの信念を、まずは自分自身にたたき込もう
と考えたわけです。
まあ、この考えは、つい最近生まれたものであり、
まだ身についているとは決して言えませんが、
それでも、ずいぶんと生き方が楽になり、成果も
目に見えて変わってきたように思います。
ですので、もしこの考えが、琴線に触れるようであれば、
是非取り入れて下さいね。
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今日のトーク術・まとめ
否定と矯正のマインドから、信頼と支援のマインドへチェンジしよう
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昔の私のような、言い訳しながら行動せず、自分だけの
正しさに凝り固まった人間は、例えて言うなら、卵の
殻に囲われた孵化前の状態なんだと思うんですよね。
この殻が厚ければ厚いほど、それを割って出てくることは、
大変になります。
だからといって、殻の外にいる人間が、その殻を割って
中からひなを捕りだしてはいけませんよね。
中のひなが育ちきらないうちに殻を割ってしまったら、
最悪死んでしまいますし。
実際の飼育の現場でも、孵化する際に、人の手で
殻を割ることに手を貸すことはしないのだそうです。
殻を割れるだけの成長を促すために、ただひたすら温め、
そして、自ら割って這い出す姿を、静かに見守るしか
無いのだそうです。
まあ、本物の卵の場合は、たいていのものは、
温める温度や、孵化するまでの日数というものが
分かります。
ただ、今回のような人間の場合、どうやって温めればいいか、
孵化するまでの日程はどれくらいか、といったことは、
人によってまちまちで、正解は分かりません。
だから、あともう少しで孵化するのかもしれないのに、
「こいつはもう駄目だ」とあきらめて温めることを
放棄してしまい、結局殻を破ることが出来なかったり。
また、殻を破って出てくることが待ちきれなくなって、
つい殻を破ることに手を出してしまい、結局うまく
いかなかったり、といったことになってしまうケースが
実は多いのではないかと思うんですよね。
だから、人を育てる側にいる方たちは、あきらめたり
手を出すことをグッとこらえて、信頼と支援を続けて
いきましょうね。
私も、グッとこらえて信頼と支援を続けていきます!
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
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※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 編集後記
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もう二度と「アウト」と読めなくなってしまった……
2 名前:名無しさん@恐縮です[]
投稿日:2012/04/09(月) 16:18:22.81 ID:Iiq4J3pC0 (PC)
OUT ← ラーメン屋の丸い椅子から転げ落ちてる人に見える
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