今日は、人を育てる立場、指導する立場にある人にとって
非常に大切な心構えについて、2つお伝えしましょう。
まずひとつ目はこちらです。
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人を育てる立場の人へ
まだまだ未熟な状況の人に対して、
「こいつは本当に育つんだろうか?」
「そんなことばかりしているけれど大丈夫だろうか?」
という不信の気持を持って接すると、例えそれを
口にしなかったとしても、あなたの全身の毛穴から、
どす黒いオーラとして、相手に伝わってiru.
だから、いくら言葉を選んだとしても、
「自分は信頼されていない」
と感じ、まともに育ってはくれないだろう。
育てる側に不信感があると、まともに人は育たない。
だから、人を育てる時は、その人がどんな人間であったとしても、
・その人の未来の成長と、まだ見ぬ可能性の開花
を、100%信じ切って接すること。
その気持ちがきちんとセッティング出来れば、相手が
未熟なことをしたとしても、
「こいつは、こんな所で終わるヤツじゃない!」
「こんなことばかりしているけれど、きっと大化けするはずだ!」
という気持に、自然となるもの。
そして、その気持ちで接していたら、あなたの全身の
毛穴からは、暖かく輝くオーラとして相手に伝わる。
だから、結構キツいことを言ったとしても、その人は
信頼されていることを感じながら受け止めてくれ、
その人の成長の糧となる。
私自身も、以前は不信をベースに人を育てていたが、
信頼をベースに人を育てるスタイルに変えたとたん、
受講生の成長スピードや、意識・行動変容率が激変
したのを経験したからね。
なので、ついつい相手に不信感を持って育ててしまう人は、
気持ちを入れ替えてみてね。
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もうひとつ、心配性のリーダーに向けての
メッセージです。
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心配する気持ちが強ければ強いほど、
その心配事は実現していく。
だから、人の心配をするっていうのは、
ホントはものすごくはた迷惑なことなんだよね。
なので、本当にその人が良くなって欲しいと
思っているのであれば、その人のことを
心配するのは即刻やめよう。
そして、その代わりに、その人がどうなって
欲しいのか、その姿をイメージしつつ、
その人の成長と幸せを祈ろう。
心配していたとき以上のエネルギーをかけて、
一所懸命に祈ろう。
そっちの方が、事態は間違いなく好転するから。
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人を育てる立場・指導する立場にある人で、
なかなか思うように育てる事が出来ないと
悩んでいる方は、この考え方をベースにおいて
みて下さい。
今のその状態では、どんなにレベルの高い指導スキルを
学んだとしても、おそらく上手くはいきませんから。
特に、育てる人を選べない、組織のリーダーは、
この考え方を持っていると、育成に対するストレスも
かなり軽減されてきます。
私も、セミナー・研修講師という仕事を始めた
最初の頃は、きちんと育ってくれる人と、そうで
ない人とのギャップに悩みました。
でも、この2つの考えを持って受講生と接するように
なってから、育ってくれる人の比率がグンと上がりましたし、
何より、不必要に焦ったり、イライラしたりすることが
無くなって、非常に精神的に穏やかになりましたから。
ですので、是非お試しあれ。
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● 自己紹介も兼ねて書いた、過去のバックナンバーのご紹介
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社会人になってから、独立するまでの私の足跡を
『私のサラリーマン物語』にまとめました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1264594.html
また、独立し他ものの、最初の事業に失敗し、そこからはい上がったのち、
紆余曲折をしてきた人生を、『私の成長物語』としてまとめてみました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
2012年に起きた、自分の人生にとっての大きな転機となった
2日間の出来事を綴った「独白シリーズ」はこちらです。
人生に行き詰まっている人には、励みになるかも。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1832670.html
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